DJをテーマにしたメディアミックスプロジェクト『D4DJ』。そのTVアニメシリーズ第2期にあたる『D4DJ All Mix』(以下、『All Mix』)が、1月13日からいよいよ放送される。
そこでリスアニ!では、同作の総監督・水島精二へのインタビューを敢行。『All Mix』の制作へのこだわりはもちろん、『D4DJ』との今の関わり方やプロジェクト全体から感じることなど、多岐に渡る話題を丁寧に、かつ熱く語ってくれた。

INTERVIEW & TEXT BY 須永兼次


総監督として、そしてスーパーバイザーとして見る今の『D4DJ』
――『D4DJ』がお披露目になってから、約3年半が経ちました。その間のプロジェクトの広がりや出演者の皆さんの成長は、水島監督にはどのように映っていますか?

水島精二 スタートしたときには木谷(高明・株式会社ブシロード社長)さんから「アニメとゲームとライブを同時進行に、加速度的にコンテンツに勢いをつけていく」というお話をいただいたのですが、コロナ禍もあってそのグランドデザイン通りにはいかなくなってしまいました。でもそのなかで、それぞれの人がそれぞれのポジションで、やるべきことをしっかりやってきた印象があります。特に演者たちは、本来ライブなどで発揮するべきパワーを配信に傾けたことで、露出も当初の想定より増えたはずなんですよ。

――確かに。毎週金曜日に生配信をしていましたからね(※現在はイベントのアーカイブを配信)。

水島 個々のキャラクターへの思い入れや自分自身と重ね合わせるような部分も含めて、色々な工夫をしてくれていましたよね。だから僕らは、それをアニメの部分でどう活かせるかを考えながら、コンテンツに対して前向きに取り組んできました。ただ、逆にアプリゲーム(「D4DJ Groovy Mix」)のほうはコロナ禍の影響をそれほど受けることなく進んでいくので、そこに向けた楽曲制作などは元々の予定通りだった。だから実際に物事を動かさなければならないセクションの方々は、すごく大変な時期を経て今に至っていると思いますね。


――その後、アニメには新キャラ・新ユニットが登場するなど、『D4DJ』の世界はさらに広がり続けています。

水島 本当に色々な変化をしてきていますよね。自分もプロジェクトの立ち上げの頃はコアメンバーとしてご一緒させていただきましたが、結局現場を動かしているのは担当の若い方たちなので、今はもう少し引いた目線で全体を見ています。2022年に入ってからは『D4DJ』全体のスーパーバイザーというお仕事を正式にいただきまして、若いスタッフの方たちのアドバイザー的なことをしているんですよ。

――アドバイザー的な、というと?

水島 相談してくれればアイデアを考えて「こんなんどう?」と提案する、「クリエイティブの分野で相談に乗る人」という感じです。若い方たちにとって“老害”にはならないように(笑)、「誰の意見も、頭ごなしに潰さない」ということは強く意識していまして。担当の方たちがアイデアを出してくれたら、「そのアイデアなら、例えばこういうアプローチもできるんじゃない?」みたいにアドバイスをする……というような協力をしています。

中山雅弘統括プロデューサー 水島監督にはこれまでにもアニメやゲームはもちろん、ライブの音楽作りや画作り、構成に至るまで、クリエイティブ全般にアドバイスをいただいていたんですよ。元々アニメ監督の枠を超えて活動されている方なので、そういった意味で木谷が水島監督にお仕事をお願いしてから3年以上経った今、こういう形でタッグを組めていることはとても嬉しいですね。

水島 だから、その意味では自分自身はちょっと肩の力が抜けた印象があって。『D4DJ』が今後どんな方向に進んでいくのかを楽しみに見ている側面もあるんですよ。もし危なっかしいことになりそうだったら「ちょいちょいちょーい!」って言ってあげられる場所にいられたらと思っていて(笑)。
今まで通り自分がやるべきことはしっかりやりつつ、今後は見守る役割も意識していきたいなと考えています。

――そのように多岐に渡ってプロジェクトに関わられるなかで、声優陣のキャラクターの理解度の高さや、思い入れの深さを感じられることもあったのでしょうか。

水島 ありました。自分が音楽プロデュースをしているPhoton Maiden以外の方と会う機会は少なくて、ゲームのアフレコでも、僕は最初の「このキャラはこんな方向性だね」みたいな確認作業に同席するくらいで、それ以降の収録はゲームチームの方を中心にやっているんですよ。だから『All Mix』のアフレコの場で久々に再会したキャストの皆さんとの、アニメの方で描いているキャラクターとゲームで培ってきたキャラクターをすり合わせるディスカッションの中では、成長もうかがえました。

――ゲーム版の物語の時間軸とのすり合わせをしてから、収録に臨まれていったんですね。

水島 そうですね。元々アニメ自体のシナリオも「ゲームのここからここまでの間の時間軸を意識して作る」みたいなハメ込み方をしているのですが、そもそもゲームとアニメは作り手が違うので、テイストを完全に合わせることはできないんですよ。だから、その差をどう矛盾に感じない程度に落とし込んで、キャラクターを定着させていくか?みたいなことは結構気を使っています。

Lyrical Lilyを軸に、6ユニットを掘り下げていく物語に
――そんな『All Mix』では、『D4DJ』という作品のどんな部分に、特にフォーカスを当てられているのでしょうか?

水島 今回の一番のテーマは、「6ユニットを漏らさず描く」ということです。物語の発端や作中全体を貫くイベントの中心にはLyrical Lilyがいますが、それをベースにして各ユニットの魅力をさらに感じてもらえるような、掘り下げるエピソードを作っていきたくて。(TVアニメ第1期の)『D4DJ First Mix』(以下、『First Mix』)のときは「音楽にかける初期衝動」や「そもそもDJとは?」みたいなところも含めた入口を作ったのですが、今回はそれらがベースとしてすでに存在しているので、新曲を作るにしても、その過程を細かく描くのではなく、さらにキャラクターに寄った、それぞれの魅力を見せられるようなアニメを目指しています。


――Lyrical Lilyを中心としながら6ユニットが関わってくるところから、『D4DJ』のプロジェクトがテーマにしている“繋がる”という要素も感じます。

水島 はい。僕もまさにそう思っているので、『All Mix』ではユニット同士の交流も描きつつ、各ユニットのメイン回を設けて、そこで新曲が披露されていく形にしました。『First Mix』はあくまでHappy Around!がメインでしたが、今回は6ユニットそれぞれのメイン回があります。

――それは『First Mix』でベースを作られた後だからこそ、できたことなのかもしれませんね。

水島 そうですね。だからこそ、6ユニット全員を描くのであれば、各キャラクターについても「この子にはこういうエピソードがあるよ」という深掘りをしたくて。物語やキャラクターの根幹に紐づくところまでしっかり作ったうえで、ユニットごとの交流にまで踏み込めるよう臨んでいます。ただ、その交流の根っこになる部分を、ゲーム版のLyrical Lilyのストーリーから持ち込めたのは、様々なメディアを横断するコンテンツだからこそですよね。あとは演じている役者さんのキャラクターとリンクしている部分をめざとく見つけて、皆さんに愛着を持ってもらえるように、フィルムの中でさり気なく表現したりもしています。

――そのLyrical Lilyはもちろん、どのユニットにもゲームで描かれた話題がサラッと出てきますが、でも説明過多じゃない……という感じなので、ディグラー(『D4DJ』ファンの総称)さんからゲーム未プレイの方まで非常に馴染みやすい印象がありました。

水島 そうですね。
ゲームとアニメの両方を楽しんでもらうには、「どちらが入り口でも大丈夫」というバランスが一番いいと思うので。それに『D4DJ』はあくまでも「ゲームのこのエピソードをアニメ化します」というやり方ではなくて、双方で自分たちの得意なアプローチをぶつけ合うような形なんですよ。アニメの脚本や構成の打ち合わせには(ゲーム「D4DJ Groovy Mix」の開発会社である)DONUTS のシナリオディレクターの方にも入ってもらっていて。お互いにアイデアのキャッチボールをしたうえで、実際のやる/やらないは各々の判断ですが、今後の何かに繋げられるような布石を打っておく……みたいなことは、話をしながらまとめていました。

――確かに『First Mix』が放送されてから今までの間に、ゲームのほうで変化が描かれたり新しく明らかになった要素もありますからね。

水島 ただ「原作あり」というほどのガチガチさではないですし、ゲームのシナリオも全部読ませていただきましたが、例えば「メンバーチェンジがありました」のような、後々のドラマの描き方にものすごく大きな影響を及ぼすような出来事は、実はそんなにないんですよ。仮にそういう展開があっても、そのストーリー内でちゃんと元に戻ってくるんです。

――一件落着はしますよね。

水島 そう。だから「こういう出来事があった」という事実は物語の根底として敷くべきだけれども、アニメのストーリーを作るうえで大きく左右されるようなことはありませんでした。ただ、アニメでストーリーを描く場合、どうしてもリアリティが必要になってくるので、そこのバランスだけはしっかりと考えて。「なぜ、そうなるのか?」という部分をドラマとして組み込んで、キャラクターの深掘りをするようにしています。
あとは、いま表に出ているゲームの情報を元にアニメ側で咀嚼や解釈をして、ゲームで描かれていない部分を提示したり……その意味で、こちらから提案をすることは多かったです。



――そのなかで今回の『All Mix』では、先ほどお話いただいたようにLyrical Lilyが物語の軸になってきます。

水島 Lyrical Lilyはアニメだと『All Mix』で初めてキチンと登場するんですよね。ただ、ここで「Lyrical Lilyを中心としたストーリー」をやると、『First Mix』のHappy Around!のポジションがLyrical Lilyに代わるだけで、同じことの繰り返しになってしまう。それと今回は、ゲーム版の時間軸で例えると“D4 FES.”という大規模フェスに一度みんなが集った後の物語なので、すでにみんな面識があって繋がっているところから始めようと思いました。

――ちなみに水島監督は、Lyrical Lilyの魅力はどんな部分だと感じられていますか?

水島 ベースには「お嬢様」というところがありつつも、ある意味Happy Around!と同じように「等身大の女子高生」というところですね。ただ、Happy Around!が割と自由奔放だったのに対して、Lyrical Lilyはお嬢様学校というある程度の規律に縛られた場所にいる子たち。でも、そのなかでDJ活動を始めている……という治外法権的な部分も持った感じは、面白いなと思いましたね。

――楽曲面については、どんな印象ですか?

水島 由緒正しきアイドルソングの雰囲気だけど、有名な小説からテーマやタイトルを持ってくるという、中村 航先生のアプローチが面白いですよね。なので「これをアニメに落とし込むとき、どうすればもっと楽しくできるかな?」ということは考えました。基本的には(白鳥)胡桃と(竹下)みいこが動かしやすいキャラクターだと最初から感じていたので、彼女たちを上手く使えば、物語の中心に置いたときに効果は出せそうだな……と。

――あの2人は、まさに“動いてくれる子たち”ですよね。


水島 ゲームの物語だと、トラブルメーカー的な役割も強く与えられていますからね。ただ、アニメで動かすためにキャラクターの定義的な部分が一番変わったのは、みいこだと思います。表面上は変わっていないのですが、セリフを言うときの根っこの部分を少し味付けさせてもらったことで、動かしやすくもなったし、ゲームとは違う部分もお見せできると思っています。

ディグラーにも初見にも親しみやすい「みんなで作る」作品
――加えてアニメならではの楽しみといえば、ライブシーンもございます。

水島 ライブシーンに関しては『First Mix』と同様に(アニメーション制作会社の)サンジゲンのディレクターたちが頑張ってくれていて、これまでの経験を溜めて、さらにかっこよくなっています。ただ、物語の中におけるライブのあり方は『First Mix』とは少し違っていて。「曲を作ってそのお披露目」という感じが物語の中にストレートに入り込んでいるというか……。

――全話の脚本を読ませていただいきましたが、先ほどおっしゃられたように楽曲制作の過程が描かれないことも多いですよね。

水島 そう。Lyrical Lilyだけは曲作りに悩む姿も含めて制作の過程を描いていますが、その他のユニットについてはどちらかというと、個々のキャラクターの心理を描いた流れから、ライブに突入する場合が多くなると思います。だから『First Mix』よりも驚くような仕掛けもたくさんあるはずです。

――驚きもですし、放送後にいい意味でざわざわしそうな回もあるように思いまして……(笑)。

水島 あぁ……あの回ですか(笑)。詳しくはまだ明かせませんが、あれは実は木谷さんが、一緒に食事をしているときにいきなり「監督、こういうのはどうかな?」と切り出してきたアイデアが元なんですよ。正直、最初は「何を言い出したの、この人?」と面食らいましたが(笑)、アイデアの根幹を聞いてなるほど、と。「その条件を満たしたお話を作るのって、面白いじゃん!」と思えてきて。そういうふうに、アイデアの源やディスカッションの範囲が広かったことが、『D4DJ』に携わるなかで面白さを感じるところでもありますね。

――それは、普段の制作よりも広いものなんですか?

水島 はい。アニメの制作の場合、普段はどうしても制作会社のプロデューサーたちとのディスカッションに留まってしまいがちなんです。でも、『D4DJ』の現場では、僕はスーパーバイザーに就任する前から全てのスタッフに対して「自分が“面白い”と思うアイデアを提案してくれたら、それを積極的に取り入れてフィルムに消化するよ」ということを言っていまして。それもあってか、今は色んな人や意外なところからアイデアが出てきたりするんです。それを“繋げる”“繋がる”じゃないですけど、「みんなで作ろう」というところはいつも以上に意識して制作しています。

――ほかにも本編に採用されたアイデアってあるんですか?

水島 あります。例えばPhoton Maidenでも、佐藤日向さん(福島ノア役)が「Photon Maidenでこういう歌をうたってみたい」と話してくれたことがきっかけで生まれたエピソードがありまして。単にその「歌ってみたい」ジャンルの曲を歌うだけだと、突然すぎる感じだったのですが、アニメを軸にしてその曲を作ればエピソード化できることに気づいて。そのなかでキャラクターの成長も描くことができそうだと感じたので、「面白いテーマかもしれない」と思って、やることに決めました。

――そのPhoton Maidenも含め、今回はユニットごとの新曲も数々生まれていくとのことですが。

水島 はい。基本的には6ユニットそれぞれに新曲が用意されています。それに『First Mix』のときは基本僕が主導して楽曲制作を進めましたが、今回は僕から「各ユニットの新曲は、それぞれの音楽プロデューサーと相談しながら作りたい」と希望を出したんですよ。皆さんにある程度の自由度は渡しつつ、アニメのエピソードに合うものを目指して、普段のアニメ監督として作品の音楽プロデューサーと密に打合せするような内容を、個々の“音P(『D4DJ』の各ユニットに就いている音楽プロデューサーの通称)”の方としっかり打ち合わせしながら楽曲を作っていきました。

――となると、各ユニットの音Pからのアイデアも、基本的には積極的に取り入れられたのでしょうか?

水島 いや~、これが結構難しくて……。エピソードとの結びつき方に応じて、ユニットごとに任せたいところと意見を汲んでもらいたいところのバランスが異なるんですよ。そこのバランスを取るため、細かいアレンジについて、やりとりが多くなるパターンもありましたね。

――音楽モノでは、そういうことはありますよね。

水島 そうですね。逆に、こちらの想定を超えてすんなりいったユニットもあって。そういうディスカッションができたことは今回の制作の面白い部分でしたね。特にPeaky P-keyの新曲に関しては、音Pの上松範康(Elements Garden)さんと飲んだときにアニメについてのPeaky P-keyの描き方の話になって、そのときに話したジャンル感やその内容がちゃんとアレンジとして入っていて。上松さんは元々「発注されたものをどう打ち返すか?」ということをずっとやってきているから、そのなかでオリジナリティを出しながら、そのときお話ししたことも消化してアニメの内容にも沿った曲を作ってくれたので、すごくありがたかったですね。

――では最後に改めて、『All Mix』の注目してほしいポイントをお話いただけますでしょうか。

水島 ディグラーの皆さんは「ゲームで触れているキャラクターが、ようやくアニメに登場する!」と楽しみにしていただけていると思いますが、今作で初めて『D4DJ』に触れる人の入り口としても十分理解できるようなストーリーを描いているので、ここから観始めても面白いものになっています。それをきっかけに『First Mix』まで遡ってもらっても楽しいでしょうし、そのほかにもマンガなど色々な展開をしていて、それぞれの面白さを持ったコンテンツになっているので、ぜひ『All Mix』を観て、キャラクターを好きになってもらえたら最高に嬉しいですね。

――ストーリーはもちろん、『All Mix』を入り口に各ユニットのサウンドにハマる方も、たくさん出そうですね。

水島 そうですね。すでに発表された楽曲も山ほどあるので、そちらに触れていただいてもいいと思いますし。しかもアプリゲームの「D4DJ Groovy Mix」には、カバーを含めてさらにものすごい数の楽曲が実装されています。そういった色んな形で『D4DJ』として発信されているものに触れていただけたら、こんなに嬉しいことはありません。

●作品情報
『D4DJ All Mix』

TOKYO MX:1月13日(金) 23:00~23:30
BS日テレ:1月13日(金) 23:00~23:30
KBS京都:1月13日(金) 25:00~25:30
サンテレビ:1月14日(土) 22:30~23:00
AT-X:1月13日(金) 23:00~23:30

配信情報
DMMTV:1月8日(日)~ 毎週日曜 23:00
Hulu:1月13日(金)~ 毎週金曜 23:00
Amazon Prime Video:1月13日(金)~ 毎週金曜 23:00
U-NEXT:1月13日(金)~ 毎週金曜 23:00
dアニメストア:1月13日(金)~ 毎週金曜 23:00
ひかりTV:1月13日(金)~ 毎週金曜 23:00
アニメタイムズ:1月13日(金)~ 毎週金曜 23:00
GooglePlay:1月13日(金)~ 毎週金曜 23:00
バンダイチャンネル:1月13日(金)~ 毎週金曜 23:00

HAPPY!動画:1月14日(土)~ 毎週土曜 12:00
ビデックス:1月14日(土)~ 毎週土曜 12:00

TELASA:1月16日(月)~ 毎週月曜 24:00
J:COMオンデマンド: 1月16日(月)~ 毎週月曜 24:00
milplus(みるプラス): 1月16日(月)~ 毎週月曜 24:00
auスマートパスプレミアム: 1月16日(月)~ 毎週月曜 24:00

※放送日時・内容は予告なく変更される場合があります。予めご了承ください。

【あらすじ】
奉仕の心を理念とする伝統ある有栖川学院に通う、桜田美優、春日春奈、竹下みいこ、白鳥胡桃は、みんなを笑顔にする奉仕の一つとしてDJユニット「LyricalLily」としての活動を認められていた。
ある日、春奈が商工会に呼ばれ、新年から一年を通して地域活性化イベントの依頼を受けることになる。自分たちだけで実現出来るか不安になるが、思い浮かんだのは初めてのライブを一緒に成功させた面々、そして来場者の笑顔だった。
奉仕の心、LyricalLilyの想いは、DJの祭典《D4 FES.》で共に称えあった各ユニットに次々と繋がり、ついに新年に相応しい新しいステージが幕を開ける―――

【STAFF】
原作:ブシロード
ストーリー原案:中村 航
キャラクター原案:やちぇ
総監督:水島精二
監督:鈴木大介
シリーズ構成:雑破業
アニメーションキャラクターデザイン:茶之原拓也、八森優香
モデリングディレクター :原岡大輔、髙岡真也、横山貴央
リギングディレクター:矢代 奈津子
色彩設計:松山 愛子 (颱風グラフィックス)
撮影監督:小林俊介
美術監督:池田裕輔
美術設定:綱頭瑛子
編集:榎田美咲
音響監督:長崎行男
音楽:佐高陵平、グシミヤギ ヒデユキ
アニメーション制作統括:松浦裕暁
アニメーション制作:サンジゲン

関連リンク
TVアニメ「D4DJ All Mix」公式サイト
https://anime.d4dj-pj.com/all-mix/

D4DJ公式サイト
https://d4dj-pj.com/
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