届けたい音楽を自分たちで奏でたい!強い絆で結ばれたバンドアイドルのJAXX/JAXX。元アイドルグループ・Popping Zooのメンバーが、はる賀としてSNSを中心に活動していた15歳のアーティスト・春賀楽翔をボーカリストに迎えて結成したバンドだ。
INTERVIEW & TEXT BY えびさわなち
JAXX/JAXXの5人が挑む、初めての「声優」というフィールド
――皆さんは役者、シンガーソングライターというお仕事をメインにされていたかと思いますが、今回『UniteUp!』で声のお仕事と向き合うこととなりました。声のお芝居、そしてキャラクターとして歌うということに対して、どのような意識で取り組んでいるかを教えてください。
坪倉康晴 僕の演じる(若桜)潤は省エネ男子で、「〇〇だよね?」と問われて「うん、そう」と一言だけ答えるような場面が多くて。AIのように一定の温度感になってしまうと思ったので、人間味を強めるためにセリフを何かしらの物に当てる意識を持つようにしています。あまり感情に振り幅がないキャラクターなので、好きなことは好き、嫌いなことには興味を示さない、と感情を分けるようにして表現をしました。ただ音楽のことや飼っているはりねずみのハリーのことは大好きなので、(好きなことについて語るときには)結構パーン!と弾けてもいいのかな、と思っていて。歌についても普段のアニメで見せている潤と歌うときの潤の差が出ていると面白いかなと思って、その音域を潤の強みにしながら僕の個性でもある高音部分として出したいなと思っています。
高本 学 声だけでお芝居をするのは初めてのことなので最初はたくさん苦慮した部分があったのですが、一番大切なのは楽しむことかなと思いまして。舞台やアニメという、フィールドが違うことによってそこで生じる困難はたくさんあると思うのですが、やっぱり根本は“お芝居”なので、お芝居をすることを大切にしようとアフレコに臨んでいました。
masa 僕は声のお芝居どころか演技自体が初めてなので、お芝居についてどうこうというよりも、役者の先輩であるJAXX/JAXXのメンバーたちに色々と教えてもらっています。アフレコ前にJAXX/JAXXはZoomで読み合わせをするのですが、(高本)学さんに「もう少しこうしたほうがいいんじゃない?」とかアドバイスをいただいたり、引き出しを見つけてもらいながら(春賀)楽翔を完成させていきました。ただ、“お芝居”を考えすぎると固くなりすぎてしまうなという部分もあって……でも作品自体が僕らにキャラクターを寄せてもらっているところもあると思うので、考えすぎずに、masaが思ったら楽翔くんも同じことを思っているだろうと信じて、固くならずにスッと出したものでOKをもらったことが多かったです。歌の部分については、元々僕はシンガーソングライターなので、楽翔くんの“はる賀”としての楽曲も作詞作曲をさせてもらいましたし、JAXX/JAXXの「ライアー」と「SuperStar」も作詞作曲をさせてもらっていました。歌詞は「楽翔くんはどんな恋愛をしてきたんだろう」と考えたりもしつつ、歌は22歳のmasaと15歳のキャラクターなので、「その歌い方は15歳じゃないかな」とディレクションを受けながらのレコーディングになりました。ただ、気持ち的なものは僕自身と変わらずで、声は15歳だからこその少し高めな声で若さを意識して歌っています。
下前祐貴 僕はアニメが大好きで、発声や滑舌ももちろん難しいのですが、何より一番大事だなと個人的に思ったのは台本の読解度でした。
――学びがあったんですね。キャラクターとして歌うことについてはいかがでしたか?
下前 「キャラクターを意識しないでください」と言われました。「そのままでいいよ」と。そうなのか、と思って……それが逆にこの『UniteUp!』というプロジェクトの狙いでもあるのかなとも思ったんです。僕らの曲も、ほかのグループの曲も、アニメを離れて楽曲だけが一人歩きしたとしてもちゃんと聴いてもらえるようなクオリティを目指すのであれば、ナチュラルに歌ったほうが色んな人を引き付けるだろうなと思ったので、桂 ほまれというよりも下前祐貴として歌いました。
masa ほまれさんはお母さんのような温かいポジションなんですが、彼(下前)はかなり熱い人なんです。レコーディングで下前さんの熱いところが出すぎちゃって、「ほまれさんじゃないよね」ってなったことがありました(笑)。良い意味でほまれさんと下前さんの真ん中なんですよね。ほまれさんの柔らかな部分も出つつ、下前さんの温かいところも出ている感じで。
下前 すごく良いこと言ってくれる……!では、次は馬越さんです。
馬越琢己 僕は舞台や映像のお芝居をずっとやってきたんですけど、声優としてアフレコをしたときに、これまでは表情や動きに頼っていたんだな、ということを1つの壁として実感しました。
ボーカリスト・春賀楽翔が魅せるはる賀、そしてJAXX/JAXXの歌
――『UniteUp!』ではアニメに先駆けて公開されていた楽曲がたくさんありましたが、やはりJAXX/JAXXに影響を与えていたのははる賀こと春賀楽翔くんの楽曲ではないかと思います。彼の楽曲を制作する際にmasaさんが意識していたのはどんなことだったのでしょうか。
masa 楽翔もはる賀としてシンガーソングライターをしていて、そして愛媛県出身で、地方から都会に出てきた、というところでも僕と境遇が一緒なんです。自分が抱いている夢を掴みにきた。夢である音楽をやっている。そこはすごくわかりやすくて。僕も同じ気持ちだなと思いながら「SuperStar」は夢を持っている人の野望を考えながら、masaはこう思っているから、きっと楽翔もこう思っているはずだ、と歌詞を書き進めてきました。
――15歳の男の子が書く楽曲であることは意識されていましたか?
masa そこは意識していなかったです。歌詞については、幼さが出るようにストレートに書こうという意識はあったのですが、軸の部分は大人と同じで、でも子供のときのほうがわかりやすく考えているんじゃないかなって。「この夢を叶えるんだ」という軸。大人になると色々な分岐があって変化していくけれど、若ければ若いほど大きな夢の核があると思ったので、あまり年齢のことは考えずに書いた記憶があります。
――では、そんなmasaさんが作るJAXX/JAXXの楽曲の印象を皆さんから伺いたいです。
馬越 masaの楽曲を聴いて、素直に、この歌を支えていけることがJAXX/JAXXの1人として嬉しいなと思って。masaの声を日本中、世界中に届けることができたら、僕らも幸せだなって思いました。アニメは世界でも人気ですし、世界へと届くのに最も近い道にいるんじゃないかなと。
下前 はる賀のときとJAXX/JAXXのときでは、楽翔がボーカルを変えているんじゃないかなと感じていて。それは、はる賀は1人だけれど、JAXX/JAXXではグループになったことで、より楽しくなったんじゃないかなって思うんです。1人での歌には寂しい雰囲気があって、バンドでは元気に突き抜けるような声だなって。
masa でもそれはあえて意識したというより、いつのまにか変わった気がする。
下前 グループになったらめちゃめちゃ楽しそうに歌っているもんね。そういう印象があります。
masa たしかに、バンドサウンドになることで楽器の音も大きくなりますし、それに負けないように楽翔くんの歌声も軸の強さが出ていると思うので、その印象に繋がったと思います。ありがとうね。
高本 はる賀の曲を初めて聴かせてもらったときには、すごく良い曲だな、好きだなって思いました。JAXX/JAXXみんなで楽翔の楽曲を支えられたらいいなって思いますし、人数が多い分、僕らは仲良く、家族感を大切にしているので、masaの歌声とか、歌い方、楽曲にも愛があって、僕らに対してもメッセージを投げかけてくれているなと感じました。すごく多彩だなと感じています。
坪倉 僕もmasaの歌声がめちゃくちゃ好きなんです。はる賀の曲はかなりエモーショナルなのですが、それもはる賀としての良いところが全面に出ていますし、JAXX/JAXXとして、バンドのボーカリストとして歌う楽翔もまたハマっている。どんな場面にもハマるような歌声、歌い方をバリエーションとして持っているので、このギャップもまた僕はすごく好きです。
――そんな皆さんのお話を聞いて、どんなことを感じましたか?
masa たしかにはる賀のときとJAXX/JAXXの楽翔としての歌い方って違っているんですよね。
JAXX/JAXXが見た「sMiLeaプロダクション」の仲間たち
――そんな『UniteUp!』で一緒の活動をするPROTOSTAR、そしてLEGITの印象を教えてください。
masa PROTOSTARは声優さんが多いチームなので、アフレコでご一緒したときには声優さんとしてのアフレコへの取り組み方を見せてもらい、声優さんとは、という空気を学ばせてもらいました。特に清瀬明良役の戸谷(菊之介)さんとお話をさせていただくことが多いんですが、戸谷さんは作り込むというよりも内側から出るものを大事にお芝居をされている方だなと思いました。直江万里役の山口(諒太郎)さんは会話を回すのがすごく上手くて、振り返り上映会などではとても頼りにしています。五十鈴川千紘役の(平井)亜門さんはクセがすごい(笑)!PROTOSTARというグループ自体はアイドルの未経験者という設定ですが、実際は経験値の高い人たちの集まりなので、勉強になっていますし、刺激をもらっています。
下前 でも雰囲気としてはキラキラというよりふわふわしているよね。
masa たしかに!JAXX/JAXXがわちゃわちゃなら、PROTOSTARはふわふわしてる。
――ではLEGITはどうですか?
坪倉 僕はLEGITが好きなんです。ゴリゴリのダンスサウンドで、オラオラ感があるんですよね。masaの歌声もすごく好きなんですが、LEGITの強さのあるオラオラした歌も本当にかっこいいなと思っています。特に(東郷楓雅役の)坂田隆一郎くんの歌声。めちゃめちゃ優しい声なんですけど、オラオラになるとすごくセクシーに響くんですよね。あの二面性が良いです。それとLEGITは3人ともが軸のブレないキャラクターでもあって。そこもかっこいいなぁと思っています。JAXX/JAXXにもPROTOSTARにもないカラーだなって思います。
――ではAnelaはいかがですか?
高本 斉藤壮馬さんと中島ヨシキさんがAnelaの2人を演じているのですが、声優の大先輩であるお二人と共演できることはすごく光栄です。完成されている関係性は見ていて心地良いですし、歌声も壮馬さんとヨシキさんのハーモニーが素敵だなと感じていて。以前、舞台でご挨拶させていただいたことがあったのですが、まさに凛と真音らしさを素の部分からも感じられるようなお二人ですごく優しいですし、勉強させてもらっています。僕らもキャラクターを背負っている責任感を持ちながら、様々なことを学ばせてもらえています。
馬越 Anelaのお二人の歌声に驚かされました。本当に素晴らしくて、すべて完璧なんですよね。アフレコ現場を見学させていただく機会もあったのですが、そこでお二人の技術を学び、芝居の仕方も全部盗みたい!と思いましたし、そこで吸収したものを自分の表現手法としながら、同じ目線で戦えるくらい成長したい、と思いました。
楽曲を聴けば、アニメをまた見たくなる。何度もJAXX/JAXXとの時間を楽しんで!
――では最後に『SuperStar EP』をレコメンドしてください。
馬越 アニメと曲がリンクしていますし、アニメの第9話の中のセリフが、「STORM’s EYE」に歌詞として入っているので、アニメの情景が思い浮かぶと思います。そしてまたアニメが観たくなると思います。そうやってアニメとEP収録の楽曲とを相互に楽しんでもらいたいです。
下前 「A.P.P.L.E.」と「STORM’s EYE」の作詞作曲がBURNOUT SYNDROMESの熊谷和海さんなんですね。僕自身、BURNOUT SYNDROMESの曲をずっと聴いてきたからこそ思い入れもあって、すごくパワフルかつ僕らの特性をフルに活かしてくれている曲でもあるんです。そして「SuperStar」「ライアー」については、masaの繊細で、熊谷さんとはまた違った方向でのJAXX/JAXXが出ているので、そこを楽しんでいただけたらいいなと思っています。
高本 たくさんの曲が入っていますが、1曲1曲がアニメとリンクしていますし、歌詞の中に描かれていることは物語とも繋がっているので、音楽を聴いて、アニメのことを思い出しながら2倍楽しめると思います。たくさん聴いてもらって、アニメもたくさん観てください。
坪倉 「STORM’s EYE」はすごく前向きな曲で。最初に聴いたときから歌詞を意識しましたし、熱い曲。JAXX/JAXXのメンバーの前向きな想いも宿っているので、ぜひ楽しんでもらいたいです。
masa この4曲を聴けば「JAXX/JAXXとは」がわかる1枚です。アーティストとして完成度の高い楽曲ですし、楽翔くんの声も楽曲にぴったりなんです。音楽としても楽しんでもらいたいですし、このEPを手に入れてもらって損はないですし、何度でもアニメに立ち返りたくなるはずなので、たくさん聴いてください!
――では最後に今後のプロジェクトの展開に対しての意気込みや読者へのメッセージをお願いします。
馬越 『UniteUp!』というプロジェクトは、アニメと僕たちキャストがリンクしているので、元々知ってくださっている方もアニメで知って下さった方も両方が楽しめるようなコンテンツになっています。声優やお芝居が初めてのメンバーの成長もアニメと一緒に温かく見守っていただきながら、見届けていただけたらなと思います。
下前 今後の展開としては、僕らJAXX/JAXXはバンドなので、皆さんの前で演奏する日がくるのを楽しみにしていますし、『UniteUp!』全体で(コンテンツを)お届けできる日がきたら嬉しいです。このアニメはキャストとキャラクターがリンクしているところがかなり大きくて、特にJAXX/JAXXに関しては年齢こそキャラクターとは違えど、キャラクター性については自分たちの等身大のように描いてくださっていて、お互いの関係性もより伝わってくれたらいいなと思うので、そこも楽しんでいただきたいです。
masa 二次元を越えて、三次元の僕たちも皆さんに見ていただきたいなと思いつつも、『UniteUp!』全体を通して音楽がすごく素敵ですし、良い曲揃いなことが武器だなと思っています。PROTOSTAR、LEGIT、JAXX/JAXX、みんなタイプが違いますし、『UniteUp!』は二次元と三次元の垣根を越えているので、三次元のJAXX/JAXXに何ができるのか。ライブはもちろん、フェスに出演なども夢として抱いていけたらいいなと思っています。アニメにもJAXX/JAXXはどんどん出てくると思うので、そちらも楽しみにしていただけたらなと思います。
高本 みんなが言ってくれた通り、三次元の僕らが二次元にリンクする部分がたくさんあるし、キャラクターの成長と共に僕らも声優として、1人の役者として成長する部分もリンクしていくなと常日頃から思っています。『UniteUp!』自体の話も一話一話、最後のED曲が変わっていたりと本当に作り込まれていて、熱く楽しい物語になっていますので、見ていて絶対に満足していただける作品だと思います。YouTubeと連動もしていますので、現実に動画で観ていた曲がアニメで流れるかも、という楽しみもあるんです!三次元で皆さんが生活しているなかで『UniteUp!』の輪がどんどん広がっていったらいいなと思っています。
坪倉 もちろん物語は本当に面白く作っていただいていますし、アニメーションでのカメラワークがすごく豪華なんです。鳥肌が立つくらいすごいものでしたし、アニメのライブシーンもどんどん新しい曲がプラスされていくので、JAXX/JAXX、PROTOSTAR、そしてLEGIT、それにAnelaという色の違う各チームがいるので、お客さん自身には推しのグループを作ってもらって楽しんでもらいつつ、「UniteUp!」の輪を広げていただけたらなと思います。
●作品情報
TVアニメ『UniteUp!』
好評放送中!
<あらすじ>
「俺が、アイドル…?」
歌が大好きな高校生・清瀬明良。
彼の歌は歌い手“KIKUNOYU”として動画配信サイトに公開されていた。
ある日、その歌声を聴いた芸能事務所“sMiLeaプロダクション”にスカウトされる。
そこは、突如引退した伝説のアイドル“Anela”がアイドル育成のために立ち上げた事務所だった。
同じくスカウトされた直江万里、五十鈴川千紘とともにグループを結成することになった明良。
歌い手出身の3人は、同じ事務所の所属アイドル“LEGIT”、“JAXX/JAXX”に刺激を受けながら、それぞれの想いを胸にアイドルデビューを目指す──。
【スタッフ】
監督:牛嶋新一郎
シリーズ構成:山崎莉乃
キャラクターデザイン:まじろ
サブキャラクターデザイン:瀬川健寿
総作画監督:まじろ・浜友里恵・野々下いおり・瀬川健寿 ・PSD Delivery
アクションディレクター:石上ひろ美
デザインワークス:浜 友里恵・髙木恵湖・野々下いおり・久原陽子・水谷汐里・石上ひろ美
美術設定:佐南友理
美術監督:三宅昌和
色彩設計:中島和子
撮影監督:長瀬由起子
3DCG:株式会社5
3Dディレクター:本多真
編集:三嶋章紀
音楽:林ゆうき
制作:CloverWorks
【キャスト】
PROTOSTAR
清瀬明良:戸谷菊之介
直江万里:山口諒太郎
五十鈴川千紘:平井亜門
LEGIT
高尾大毅:助川真蔵
二条瑛士郎:森蔭晨之介
東郷楓雅:坂田隆一郎
JAXX/JAXX
春賀楽翔:masa
桂 ほまれ:下前祐貴
香椎一澄:馬越琢己
若桜 潤:坪倉康晴
森ノ宮奏太:高本 学
Anela
大月 凛:斉藤壮馬
辻堂真音:中島ヨシキ
©Project UniteUp!
●リリース情報
JAXX/JAXX
『SuperStar EP』
発売中
[CD]
M1.「SuperStar」
作詞作曲:春賀楽翔
M2.「ライアー」
作詞作曲:春賀楽翔
M3.「A.P.P.L.E.」
作詞作曲:熊谷和海(BURNOUT SYNDROMES)
M4.「STORM’s EYE」
作詞作曲:熊谷和海(BURNOUT SYNDROMES)
[DVD]
1.ライアー(Music Video)
2.A.P.P.L.E. (Music Video)
関連リンク
『UniteUp!』
公式サイト
https://www.uniteup.info/
公式Twitter
https://twitter.com/project_uniteup
公式Official YouTube Channel
https://www.youtube.com/c/UniteUpOfficialYouTubeChannel
公式Instagram
https://www.instagram.com/project_uniteup/
その楽曲は感情を揺さぶる熱が宿り、TVアニメ『UniteUp!』の中でもライブツアーで常に全国を駆け回っている。楽翔を演じるmasaは楽翔と同じくシンガーソングライターであり、はる賀の楽曲、さらにJAXX/JAXXの楽曲も作詞作曲を担い、ほかにも楽曲制作にはBURNOUT SYNDROMESの熊谷和海が関わっているJAXX/JAXX。メンバーを演じる5人に話を聞いた。
INTERVIEW & TEXT BY えびさわなち
JAXX/JAXXの5人が挑む、初めての「声優」というフィールド
――皆さんは役者、シンガーソングライターというお仕事をメインにされていたかと思いますが、今回『UniteUp!』で声のお仕事と向き合うこととなりました。声のお芝居、そしてキャラクターとして歌うということに対して、どのような意識で取り組んでいるかを教えてください。
坪倉康晴 僕の演じる(若桜)潤は省エネ男子で、「〇〇だよね?」と問われて「うん、そう」と一言だけ答えるような場面が多くて。AIのように一定の温度感になってしまうと思ったので、人間味を強めるためにセリフを何かしらの物に当てる意識を持つようにしています。あまり感情に振り幅がないキャラクターなので、好きなことは好き、嫌いなことには興味を示さない、と感情を分けるようにして表現をしました。ただ音楽のことや飼っているはりねずみのハリーのことは大好きなので、(好きなことについて語るときには)結構パーン!と弾けてもいいのかな、と思っていて。歌についても普段のアニメで見せている潤と歌うときの潤の差が出ていると面白いかなと思って、その音域を潤の強みにしながら僕の個性でもある高音部分として出したいなと思っています。
高本 学 声だけでお芝居をするのは初めてのことなので最初はたくさん苦慮した部分があったのですが、一番大切なのは楽しむことかなと思いまして。舞台やアニメという、フィールドが違うことによってそこで生じる困難はたくさんあると思うのですが、やっぱり根本は“お芝居”なので、お芝居をすることを大切にしようとアフレコに臨んでいました。
あとはアニメの場合、キャラクターの動きが決まっているんですね。例えば、起き上がりながらしゃべっている、という動作が決まっているときには、家でまったく同じ動作で芝居をしてみて、そこから自分の体の状態を理解したうえでアフレコに臨むようにしています。そのときの感覚を掴みながら声優をさせてもらっているので、そうすることによって感情表現もわかりやすくなってきましたし、「こういうことか」と理解できたので、今回のアフレコで勉強させていただいたことは多かったです。ほかにも、疑問符を使う場合、語尾を上げたほうが疑問を持っているように聴こえるんだな、とか。今まで自然にやってきたことを分解して考えるようになりましたね。
masa 僕は声のお芝居どころか演技自体が初めてなので、お芝居についてどうこうというよりも、役者の先輩であるJAXX/JAXXのメンバーたちに色々と教えてもらっています。アフレコ前にJAXX/JAXXはZoomで読み合わせをするのですが、(高本)学さんに「もう少しこうしたほうがいいんじゃない?」とかアドバイスをいただいたり、引き出しを見つけてもらいながら(春賀)楽翔を完成させていきました。ただ、“お芝居”を考えすぎると固くなりすぎてしまうなという部分もあって……でも作品自体が僕らにキャラクターを寄せてもらっているところもあると思うので、考えすぎずに、masaが思ったら楽翔くんも同じことを思っているだろうと信じて、固くならずにスッと出したものでOKをもらったことが多かったです。歌の部分については、元々僕はシンガーソングライターなので、楽翔くんの“はる賀”としての楽曲も作詞作曲をさせてもらいましたし、JAXX/JAXXの「ライアー」と「SuperStar」も作詞作曲をさせてもらっていました。歌詞は「楽翔くんはどんな恋愛をしてきたんだろう」と考えたりもしつつ、歌は22歳のmasaと15歳のキャラクターなので、「その歌い方は15歳じゃないかな」とディレクションを受けながらのレコーディングになりました。ただ、気持ち的なものは僕自身と変わらずで、声は15歳だからこその少し高めな声で若さを意識して歌っています。
下前祐貴 僕はアニメが大好きで、発声や滑舌ももちろん難しいのですが、何より一番大事だなと個人的に思ったのは台本の読解度でした。
すべての言葉にちゃんと意味があるんだと思って。
――学びがあったんですね。キャラクターとして歌うことについてはいかがでしたか?
下前 「キャラクターを意識しないでください」と言われました。「そのままでいいよ」と。そうなのか、と思って……それが逆にこの『UniteUp!』というプロジェクトの狙いでもあるのかなとも思ったんです。僕らの曲も、ほかのグループの曲も、アニメを離れて楽曲だけが一人歩きしたとしてもちゃんと聴いてもらえるようなクオリティを目指すのであれば、ナチュラルに歌ったほうが色んな人を引き付けるだろうなと思ったので、桂 ほまれというよりも下前祐貴として歌いました。
masa ほまれさんはお母さんのような温かいポジションなんですが、彼(下前)はかなり熱い人なんです。レコーディングで下前さんの熱いところが出すぎちゃって、「ほまれさんじゃないよね」ってなったことがありました(笑)。良い意味でほまれさんと下前さんの真ん中なんですよね。ほまれさんの柔らかな部分も出つつ、下前さんの温かいところも出ている感じで。
下前 すごく良いこと言ってくれる……!では、次は馬越さんです。
馬越琢己 僕は舞台や映像のお芝居をずっとやってきたんですけど、声優としてアフレコをしたときに、これまでは表情や動きに頼っていたんだな、ということを1つの壁として実感しました。
声だけでお芝居をすることは本当に繊細なお仕事なんだな、と。呼吸が大事だなと思って、声で想像をさせるお芝居を意識しましたが、コツを掴むことにとても苦労しました。楽曲に関しては、元々音楽活動もしていたので歌に自信はあったんですが、キャラクターとして歌うことは初めてだったので、自分のクセや技術も一旦リセットしてキャラに合わせていくことに苦心しました。キャラの性格を考慮してビブラートを抑えるなど、細かな部分を表現するのは大変でしたね。でも、今までやってきたことの延長線でもあったので、乗り越えることができたと思います。
ボーカリスト・春賀楽翔が魅せるはる賀、そしてJAXX/JAXXの歌
――『UniteUp!』ではアニメに先駆けて公開されていた楽曲がたくさんありましたが、やはりJAXX/JAXXに影響を与えていたのははる賀こと春賀楽翔くんの楽曲ではないかと思います。彼の楽曲を制作する際にmasaさんが意識していたのはどんなことだったのでしょうか。
masa 楽翔もはる賀としてシンガーソングライターをしていて、そして愛媛県出身で、地方から都会に出てきた、というところでも僕と境遇が一緒なんです。自分が抱いている夢を掴みにきた。夢である音楽をやっている。そこはすごくわかりやすくて。僕も同じ気持ちだなと思いながら「SuperStar」は夢を持っている人の野望を考えながら、masaはこう思っているから、きっと楽翔もこう思っているはずだ、と歌詞を書き進めてきました。
――15歳の男の子が書く楽曲であることは意識されていましたか?
masa そこは意識していなかったです。歌詞については、幼さが出るようにストレートに書こうという意識はあったのですが、軸の部分は大人と同じで、でも子供のときのほうがわかりやすく考えているんじゃないかなって。「この夢を叶えるんだ」という軸。大人になると色々な分岐があって変化していくけれど、若ければ若いほど大きな夢の核があると思ったので、あまり年齢のことは考えずに書いた記憶があります。
――では、そんなmasaさんが作るJAXX/JAXXの楽曲の印象を皆さんから伺いたいです。
馬越 masaの楽曲を聴いて、素直に、この歌を支えていけることがJAXX/JAXXの1人として嬉しいなと思って。masaの声を日本中、世界中に届けることができたら、僕らも幸せだなって思いました。アニメは世界でも人気ですし、世界へと届くのに最も近い道にいるんじゃないかなと。
下前 はる賀のときとJAXX/JAXXのときでは、楽翔がボーカルを変えているんじゃないかなと感じていて。それは、はる賀は1人だけれど、JAXX/JAXXではグループになったことで、より楽しくなったんじゃないかなって思うんです。1人での歌には寂しい雰囲気があって、バンドでは元気に突き抜けるような声だなって。
masa でもそれはあえて意識したというより、いつのまにか変わった気がする。
意識してはいないけれど、自然とJAXX/JAXXの歌のときには変わっていたと思う。
下前 グループになったらめちゃめちゃ楽しそうに歌っているもんね。そういう印象があります。
masa たしかに、バンドサウンドになることで楽器の音も大きくなりますし、それに負けないように楽翔くんの歌声も軸の強さが出ていると思うので、その印象に繋がったと思います。ありがとうね。
高本 はる賀の曲を初めて聴かせてもらったときには、すごく良い曲だな、好きだなって思いました。JAXX/JAXXみんなで楽翔の楽曲を支えられたらいいなって思いますし、人数が多い分、僕らは仲良く、家族感を大切にしているので、masaの歌声とか、歌い方、楽曲にも愛があって、僕らに対してもメッセージを投げかけてくれているなと感じました。すごく多彩だなと感じています。
坪倉 僕もmasaの歌声がめちゃくちゃ好きなんです。はる賀の曲はかなりエモーショナルなのですが、それもはる賀としての良いところが全面に出ていますし、JAXX/JAXXとして、バンドのボーカリストとして歌う楽翔もまたハマっている。どんな場面にもハマるような歌声、歌い方をバリエーションとして持っているので、このギャップもまた僕はすごく好きです。
――そんな皆さんのお話を聞いて、どんなことを感じましたか?
masa たしかにはる賀のときとJAXX/JAXXの楽翔としての歌い方って違っているんですよね。
僕のスキル的に、違うように歌い分けるなんてかっこいいことはできないのですが、はる賀の歌がYouTubeにあがった時はみんなと会うタイミングがまだあまりなかった時期だったので、僕としての声、はる賀としての声だったなと思うんです。でも、「A.P.P.L.E.」や「SuperStar」のレコーディングのときには、メンバーと関わる時間も増えていましたし、みんなと一緒に歌っている。しかも、どちらの曲も夢のことが綴られていて、JAXX/JAXXについて歌っているんですよね。歌うときにもみんなのことを思いながら歌ったので、きっと心に響く歌になったんじゃないかなと思います。
JAXX/JAXXが見た「sMiLeaプロダクション」の仲間たち
――そんな『UniteUp!』で一緒の活動をするPROTOSTAR、そしてLEGITの印象を教えてください。
masa PROTOSTARは声優さんが多いチームなので、アフレコでご一緒したときには声優さんとしてのアフレコへの取り組み方を見せてもらい、声優さんとは、という空気を学ばせてもらいました。特に清瀬明良役の戸谷(菊之介)さんとお話をさせていただくことが多いんですが、戸谷さんは作り込むというよりも内側から出るものを大事にお芝居をされている方だなと思いました。直江万里役の山口(諒太郎)さんは会話を回すのがすごく上手くて、振り返り上映会などではとても頼りにしています。五十鈴川千紘役の(平井)亜門さんはクセがすごい(笑)!PROTOSTARというグループ自体はアイドルの未経験者という設定ですが、実際は経験値の高い人たちの集まりなので、勉強になっていますし、刺激をもらっています。
下前 でも雰囲気としてはキラキラというよりふわふわしているよね。
masa たしかに!JAXX/JAXXがわちゃわちゃなら、PROTOSTARはふわふわしてる。
――ではLEGITはどうですか?
坪倉 僕はLEGITが好きなんです。ゴリゴリのダンスサウンドで、オラオラ感があるんですよね。masaの歌声もすごく好きなんですが、LEGITの強さのあるオラオラした歌も本当にかっこいいなと思っています。特に(東郷楓雅役の)坂田隆一郎くんの歌声。めちゃめちゃ優しい声なんですけど、オラオラになるとすごくセクシーに響くんですよね。あの二面性が良いです。それとLEGITは3人ともが軸のブレないキャラクターでもあって。そこもかっこいいなぁと思っています。JAXX/JAXXにもPROTOSTARにもないカラーだなって思います。
――ではAnelaはいかがですか?
高本 斉藤壮馬さんと中島ヨシキさんがAnelaの2人を演じているのですが、声優の大先輩であるお二人と共演できることはすごく光栄です。完成されている関係性は見ていて心地良いですし、歌声も壮馬さんとヨシキさんのハーモニーが素敵だなと感じていて。以前、舞台でご挨拶させていただいたことがあったのですが、まさに凛と真音らしさを素の部分からも感じられるようなお二人ですごく優しいですし、勉強させてもらっています。僕らもキャラクターを背負っている責任感を持ちながら、様々なことを学ばせてもらえています。
馬越 Anelaのお二人の歌声に驚かされました。本当に素晴らしくて、すべて完璧なんですよね。アフレコ現場を見学させていただく機会もあったのですが、そこでお二人の技術を学び、芝居の仕方も全部盗みたい!と思いましたし、そこで吸収したものを自分の表現手法としながら、同じ目線で戦えるくらい成長したい、と思いました。
楽曲を聴けば、アニメをまた見たくなる。何度もJAXX/JAXXとの時間を楽しんで!
――では最後に『SuperStar EP』をレコメンドしてください。
馬越 アニメと曲がリンクしていますし、アニメの第9話の中のセリフが、「STORM’s EYE」に歌詞として入っているので、アニメの情景が思い浮かぶと思います。そしてまたアニメが観たくなると思います。そうやってアニメとEP収録の楽曲とを相互に楽しんでもらいたいです。
下前 「A.P.P.L.E.」と「STORM’s EYE」の作詞作曲がBURNOUT SYNDROMESの熊谷和海さんなんですね。僕自身、BURNOUT SYNDROMESの曲をずっと聴いてきたからこそ思い入れもあって、すごくパワフルかつ僕らの特性をフルに活かしてくれている曲でもあるんです。そして「SuperStar」「ライアー」については、masaの繊細で、熊谷さんとはまた違った方向でのJAXX/JAXXが出ているので、そこを楽しんでいただけたらいいなと思っています。
高本 たくさんの曲が入っていますが、1曲1曲がアニメとリンクしていますし、歌詞の中に描かれていることは物語とも繋がっているので、音楽を聴いて、アニメのことを思い出しながら2倍楽しめると思います。たくさん聴いてもらって、アニメもたくさん観てください。
坪倉 「STORM’s EYE」はすごく前向きな曲で。最初に聴いたときから歌詞を意識しましたし、熱い曲。JAXX/JAXXのメンバーの前向きな想いも宿っているので、ぜひ楽しんでもらいたいです。
masa この4曲を聴けば「JAXX/JAXXとは」がわかる1枚です。アーティストとして完成度の高い楽曲ですし、楽翔くんの声も楽曲にぴったりなんです。音楽としても楽しんでもらいたいですし、このEPを手に入れてもらって損はないですし、何度でもアニメに立ち返りたくなるはずなので、たくさん聴いてください!
――では最後に今後のプロジェクトの展開に対しての意気込みや読者へのメッセージをお願いします。
馬越 『UniteUp!』というプロジェクトは、アニメと僕たちキャストがリンクしているので、元々知ってくださっている方もアニメで知って下さった方も両方が楽しめるようなコンテンツになっています。声優やお芝居が初めてのメンバーの成長もアニメと一緒に温かく見守っていただきながら、見届けていただけたらなと思います。
下前 今後の展開としては、僕らJAXX/JAXXはバンドなので、皆さんの前で演奏する日がくるのを楽しみにしていますし、『UniteUp!』全体で(コンテンツを)お届けできる日がきたら嬉しいです。このアニメはキャストとキャラクターがリンクしているところがかなり大きくて、特にJAXX/JAXXに関しては年齢こそキャラクターとは違えど、キャラクター性については自分たちの等身大のように描いてくださっていて、お互いの関係性もより伝わってくれたらいいなと思うので、そこも楽しんでいただきたいです。
masa 二次元を越えて、三次元の僕たちも皆さんに見ていただきたいなと思いつつも、『UniteUp!』全体を通して音楽がすごく素敵ですし、良い曲揃いなことが武器だなと思っています。PROTOSTAR、LEGIT、JAXX/JAXX、みんなタイプが違いますし、『UniteUp!』は二次元と三次元の垣根を越えているので、三次元のJAXX/JAXXに何ができるのか。ライブはもちろん、フェスに出演なども夢として抱いていけたらいいなと思っています。アニメにもJAXX/JAXXはどんどん出てくると思うので、そちらも楽しみにしていただけたらなと思います。
高本 みんなが言ってくれた通り、三次元の僕らが二次元にリンクする部分がたくさんあるし、キャラクターの成長と共に僕らも声優として、1人の役者として成長する部分もリンクしていくなと常日頃から思っています。『UniteUp!』自体の話も一話一話、最後のED曲が変わっていたりと本当に作り込まれていて、熱く楽しい物語になっていますので、見ていて絶対に満足していただける作品だと思います。YouTubeと連動もしていますので、現実に動画で観ていた曲がアニメで流れるかも、という楽しみもあるんです!三次元で皆さんが生活しているなかで『UniteUp!』の輪がどんどん広がっていったらいいなと思っています。
坪倉 もちろん物語は本当に面白く作っていただいていますし、アニメーションでのカメラワークがすごく豪華なんです。鳥肌が立つくらいすごいものでしたし、アニメのライブシーンもどんどん新しい曲がプラスされていくので、JAXX/JAXX、PROTOSTAR、そしてLEGIT、それにAnelaという色の違う各チームがいるので、お客さん自身には推しのグループを作ってもらって楽しんでもらいつつ、「UniteUp!」の輪を広げていただけたらなと思います。
●作品情報
TVアニメ『UniteUp!』
好評放送中!
<あらすじ>
「俺が、アイドル…?」
歌が大好きな高校生・清瀬明良。
彼の歌は歌い手“KIKUNOYU”として動画配信サイトに公開されていた。
ある日、その歌声を聴いた芸能事務所“sMiLeaプロダクション”にスカウトされる。
そこは、突如引退した伝説のアイドル“Anela”がアイドル育成のために立ち上げた事務所だった。
同じくスカウトされた直江万里、五十鈴川千紘とともにグループを結成することになった明良。
歌い手出身の3人は、同じ事務所の所属アイドル“LEGIT”、“JAXX/JAXX”に刺激を受けながら、それぞれの想いを胸にアイドルデビューを目指す──。
【スタッフ】
監督:牛嶋新一郎
シリーズ構成:山崎莉乃
キャラクターデザイン:まじろ
サブキャラクターデザイン:瀬川健寿
総作画監督:まじろ・浜友里恵・野々下いおり・瀬川健寿 ・PSD Delivery
アクションディレクター:石上ひろ美
デザインワークス:浜 友里恵・髙木恵湖・野々下いおり・久原陽子・水谷汐里・石上ひろ美
美術設定:佐南友理
美術監督:三宅昌和
色彩設計:中島和子
撮影監督:長瀬由起子
3DCG:株式会社5
3Dディレクター:本多真
編集:三嶋章紀
音楽:林ゆうき
制作:CloverWorks
【キャスト】
PROTOSTAR
清瀬明良:戸谷菊之介
直江万里:山口諒太郎
五十鈴川千紘:平井亜門
LEGIT
高尾大毅:助川真蔵
二条瑛士郎:森蔭晨之介
東郷楓雅:坂田隆一郎
JAXX/JAXX
春賀楽翔:masa
桂 ほまれ:下前祐貴
香椎一澄:馬越琢己
若桜 潤:坪倉康晴
森ノ宮奏太:高本 学
Anela
大月 凛:斉藤壮馬
辻堂真音:中島ヨシキ
©Project UniteUp!
●リリース情報
JAXX/JAXX
『SuperStar EP』
発売中
[CD]
M1.「SuperStar」
作詞作曲:春賀楽翔
M2.「ライアー」
作詞作曲:春賀楽翔
M3.「A.P.P.L.E.」
作詞作曲:熊谷和海(BURNOUT SYNDROMES)
M4.「STORM’s EYE」
作詞作曲:熊谷和海(BURNOUT SYNDROMES)
[DVD]
1.ライアー(Music Video)
2.A.P.P.L.E. (Music Video)
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