現在絶賛開催中の『劇場版アイドリッシュセブンLIVE 4bit BEYOND THE PERiOD』。16人のアイドルたちが星空の元、大樹に集う姿が印象的なキービジュアルに象徴される全員で歌う主題歌「Pieces of The World」は、“森羅万象”をテーマに制作された1曲だ。
そんな「Pieces of The World」の作曲・編曲を担当した伊藤 賢と作詞を担当した真崎エリカの対談から、『アイドリッシュセブン』の訴求力を聞くと共にまだまだ快進撃を続ける劇場版の魅力についても紐解く。

INTERVIEW & TEXT BY えびさわなち

「アイドリッシュセブン」を支える2人、お互いの印象や音楽制作での気づき
――2015年8月にアプリがリリースされた『アイドリッシュセブン』、「MONSTER GENERATiON」が生まれて8年以上が経過しています。多くの人を惹きつけて止まないこの『アイドリッシュセブン』というコンテンツについて、今、どのような印象をお持ちですか?

伊藤 賢 真崎さんはたくさんの楽曲の作詞をご担当されていますよね。

真崎エリカ そうですね。「MONSTER GENERATiON」はたまたま書かせていただくことになったのですが、この楽曲は今もなお想像を超えていく感じがすごくあります。当時から多くの人に届くだろうな、という“ただ者ではないない”コンテンツ感はあったんですね。
種村有菜先生のイラストを拝見したときもそうですし、「MONSTER GENERATiON」を書かせていただいたときのシナリオの大枠をいただいて拝読したときにも「面白い!」と思ったのですが、まさかここまでの人気になるとは想像もしていませんでした。

伊藤 僕が最初に参加させていただいたのは2016年くらいだったんです。そこからちょこちょことやらせてもらってきました。

真崎 ゲームだったり、アプリだったり……。

伊藤 そうですね。友達の妹や奥さんに「あの曲をやっているよね」と言われる機会が増えました。
普段から色々なコンテンツでお仕事をさせてもらっていますが、そんなふうに手がけている曲について感想を聞かせてもらうことはあまりないんですよ。

真崎 たしかに、わたしも友達に言われたのは初めてのことだったかもしれないです。

伊藤 なので、すごく人気のある作品なんだという印象ですね。

――このコンテンツに関わられてから、最も印象的だった出来事を教えてください

真崎 ゲーム発のコンテンツだったので、アニメの初放送のときには「新しいステージがまた始まったんだな」という感覚があり、感慨も大きかったです。あとは、やはりライブです。ファーストライブも思い入れは深いですし、メットライフドームの熱い熱気も覚えているのですが、去年1月にさいたまスーパーアリーナで開催された「IDOLiSH7 LIVE BEYOND “Op.7”」は特に印象深いですね。
緊急事態宣言が明けて初めてのライブだったので、救いのような世界がそこには広がっていて。後ろの方から拝見していたのですが、ファンの皆さんの無言の熱気がすごく伝わってきました。ライブは色々と拝見していますが、そのなかでもすごく印象に残る風景で。コンテンツを象徴するようなライブだな、という気持ちにさせてもらったライブでした。

伊藤 僕は、今回の「Pieces of The World」を作らせてもらったときが一番印象に残っています。最初に「森羅万象」という大きなテーマとキーワードをたくさんいただいて、文章と画像データも手元にあったんです。
打ち合わせでは、まさにメインビジュアルになっている大きな樹をイメージしているので「このような曲をお願いします」ということでした。自分的にも得意な感じの世界観でしたし、楽曲のイメージも出てきたので「作れるかも!」とすぐに考えていましたね。

真崎 16人で歌う曲ってなかなかないですしね。

伊藤 そうそう。僕に任せていただいていいんですか?という気持ちもありましたけど(笑)。でも「できるかも」と思えたし、「やってやろう!」という気持ちで取り組めたかなと思います。


真崎 本当に素晴らしい楽曲でした!

――お二人が『アイドリッシュセブン』でタッグを組まれたのはIDOLiSH7の「Perfection Gimmick」でしたが、お互いのクリエイションに対してはどのような印象がありますか?

真崎 変幻自在ですよね。初めの「Perfection Gimmick」はすごくスタイリッシュな印象で。そのあとにご一緒させてもらった「THE POLiCY」はアニメのオープニングで、それこそさいたまスーパーアリーナで拝見したライブで印象的だった曲がこの「THE POLiCY」だったんですが、非常にライブ映えする曲だなと感じました。最近だと「Incomplete Ruler」や「Pieces of The World」で。どれも色が違って、多彩だなぁ、と思っています。

伊藤 真崎さんの歌詞は本当に素晴らしいなと思っていますし、「Pieces of The World」も本当にドンピシャの歌詞を当ててもらったなと感じています。
この曲のコンセプトの深さや壮大さを歌詞として出していかないと、世界観は作れないと思うんです。音楽的にそれをやるのが僕の仕事ですが、歌詞でまさに僕がやりたかったことを実現してくれているという印象ですね。今回の曲が使われている劇場版のCMを拝見させてもらったのですが、イントロのところからサビに飛んで、その始まりが“世界で”。その3文字で世界観がパッと想像できる。そこがまったく違う歌詞だったら、曲の世界は広がらないというのを真崎さんはわかっている。

真崎 “世界”にしておいて良かった(笑)。

伊藤 そういう意味で、常に100点を取ってくるという印象です。

真崎 嬉しい、ありがとうございます。

――そんなお二人ですが、劇場版を制作すると聞いたときにはどのような感想がありましたか?

真崎 ライブをやると聞いて、想像つきましたか?

伊藤 いや、全然。こういうコンテンツのアニメでのライブを一度も見たことがなくて、劇場でそういう作品を上映することもそうですし、ペンライトを持って入場できる作品に関わったこともなければ見たこともなかったので、どんな感じになるのだろうか、とイメージはできてはいなかったです。

真崎 たしかに舞台裏も交えての物語なのかと思いきや、本当にライブを見せるというのは、わたしもあまり想像がついていなかったですね。色々と詳細の説明を受けて「そういうことなのか」という驚きが最初にありました。


「Pieces of The World」は『アイドリッシュセブン』の世界が導いた珠玉曲
――今回のライブはゲームの第6部の先にあるものです。そのライブのために制作された「Pieces of The World」、楽曲の制作にあたって印象に残るオーダーはありましたか?

伊藤 先ほどもお話したように事前資料をいただき世界観が見えたので、イントロから重めのパーカッションを入れて、弦を入れながら作り始めました。広い世界を表現しながら、劇場版の象徴となる曲にするためには良いサビがないとダメだと思ったんです。パーカッションを鳴らしながら、ピアノを弾きながら、「うーん……」とサビを考えていたのですが、普段から僕自身はあまり歌って作ることはないのに、この曲は歌いながら作れたんです。

真崎 素敵なお話!

伊藤 一発OKではないですが、「良いものが出来たな」と自分でも思ったんです。そんな瞬間は3年に1回くらいしかないんですけど(笑)。「このサビメロ、めちゃめちゃ良い!」と思えたメロディでした。それを16人のメンバーがドーンと歌ったら絶対に良いじゃん!と確信できた曲です。

――例えば、会場であるレインボーアリーナのスケール感で響くことを意識されたりはしたのでしょうか。

伊藤 ライブ会場であるドームのデカいステージで、光がドン!と当たってサビがガーンといくことはもちろんイメージをして作っていたのですが、やることは「良いメロを出す」というところなので、それを特に意識していました。ただ作曲とアレンジを両方やることは決まっていたので、楽曲の大きな存在感は意識してアレンジをしました。編曲は得意なので、アレンジを先に作りながらメロを乗せていった作り方ではありました。

―― 一番こだわられたのはどんなところですか?

伊藤 サウンド感としては、ストリングスだけや一般的なドラムではこの世界観は出ないと思ったので、もっと大きな世界観を出すためにシネマティック系のパーカッションや、シネマティックで使うブラスのバーッと広がる音やエフェクティヴな弦の音にしたりしました。一般的な作り方というよりも、現代的な技術を使ってさらに大きくしました。最近のハリウッドの楽曲みたいな方向性で作りたいということは最初の段階から浮かんでいたので、その手法で作りましたね。

――エレクトロ味ではなく生感のある音ですよね。

伊藤 エレクトロといえばシンセサイザーの音になるかと思いますが、そうではなく生楽器を加工してより印象深い音にしました。ブラスも普通に吹けばプーですが、それをブワァア!と歪ませて広げていくのが最近のハリウッドのサウンドだと思うので、それを取り入れて生感はあるけれど現代的になるようにしたんです。

――ハリウッド音楽は非常に大きなスケール感でのレコーディングが特徴的かと思いますが、伊藤さんのサウンドではどのようにされたのでしょおうか。

伊藤 弦はもちろん生で、こちらも大きな編成で録らせていただいて、ハリウッド感を持ってこられたかなと思います。

真崎 良い音していますよね。

――そうなんですよね。音が非常に奥行あって素晴らしくて……。

伊藤 バンダイさんのお力です。

真崎 素晴らしい音をありがとうございます!

――歌詞はいかがでしたか?

真崎 それこそ聴いた瞬間から世界観の見える楽曲だったので、わたしも悩むことなく書かせていただきました。先ほどサビの最初に“世界”という言葉がくる、というお話がありましたが、逆にDメロで上がっていって、一度音がパン!と消えたあとにサビがくるけれど、そのサビがちょっと俯瞰したような感じに聴こえたんですよね。そこを逆手に取って、Dメロの強拍のところに「あ行」と濁音を持ってきて(“足掻いているから”)、小節の最後を「あ」の母音で終わらせて(“鮮やか”)からサビの最初を“世界で”にして母音を「え」にすることで少し後ろに下がるようにしたんです。

伊藤 へぇ!そんな技があるなんて初めて知った!

真崎 そうなんです。16人で歌っているし、Dメロに勢いがあるなとも思ったので、その勢いを出すためにアクセントのところに母音の「あ」と濁音にしているんです。ボーカリストさんそれぞれ得意な音は違うと思うんですけど、総括して一番出しやすいのは母音の「あ」と濁音かなと思っていて。一番開ける音をDメロに持ってきて、いただいたデモの仮歌で作られたリズム感が最高だったのでそのリズムを崩さないように歌詞を全とっかえで書かせていただきました。1番で“世界で”として母音の「え」にしたところは、最後にもっと開けた感じにしたかったので“此処にあった”で母音を「あ」にしました。持っていきたい感情の昂ぶりを、そういった言葉の響きで調整するというギミックを使いました。

伊藤 歌いやすい音って大事ですよね。

真崎 特に今回はAメロで細かくリズムを刻んでいて、そこにそれぞれが生きている感が伝わってくるのでそのリズムも崩したくないなって思って……上手くはまるように譜割を腐心した曲です。

――譜割やリズムを意識しながらも、メッセージをしっかりと届けるのはさすがです。

真崎 メッセージに関しては培ってきたものというか。創造神こと都志見文太先生の描かれた世界があるので、わたしは書くだけなんですよね。そこに何を綴るかを悩むことはそれほどないです。あとは歌詞でいえば“深層のマグマ”とか“灰の下の文明”とか、そのワードだけで情景が浮かぶような、物語のあるワードを美術でいう借景みたいな感じで持ってきて、その力も借りてワールドワイドな広さや奥行を出すことをしました。

伊藤 短いワードで世界観を作るような感じ?

真崎 はい。

伊藤 なるほどなるほど。

真崎 とにかく曲の世界観を崩さずにできる限り伝えたいと、いう想いはあったので。この曲はメロディが物語だからこそ、その辺りをすごく考えていました。応援上映のときに劇場に伺ったのですが、皆さんの反応を見ながら「これで良かったんだ」と胸をなでおろしました。たくさん愛を持って見ていただければ嬉しいなと思います。

――お二人の「ここは会心の出来!」というところを教えてください。

伊藤 やっぱりサビメロです。

真崎 なかなかないメロだなって思います。本当に。

伊藤 僕はすぐ上の高い音を使いがちなのですが、そこまで高くなく、上下しないメロでしっかりまとまった感じが個人的に良かったなと思っています。

真崎 わたしはタイトルを決めてからどんどん後ろへと書き進めていき、“それが出会った意味になるように”と主題が一番最後にきているのですが、この節が出たことでちゃんとフィックスできたことですかね。あのワードが出てこなかったら永遠に彷徨い続けていたように思います。

伊藤 上から順に作っていったんですか?

真崎 そうなんです。基本的に上から順に作っていくタイプなので。

伊藤 タイトルから?

真崎 はい。だから「Pieces of The World」からです。

――タイトルの文字数が16文字だ、とマネージャーの皆さんの間でも話題ですが……。

真崎 それは偶然なんです(笑)。歌詞を提出するタイミングくらいで16文字であることに気づいて「アイドリッシュセブン、怖っ!」って(笑)。やっぱりなにか持っているなと思いました。

――歌詞を書いていくなかで「こういうメッセージにしよう」と意識されたのはどのようなことだったのでしょうか。

真崎 それこそ曲に力があったので、Aメロではそれぞれの原子の粒みたいなざわめきの印象を歌詞にしていって、Bメロはそれが少しずつ集まり始めたことで巻き起こる現象や世界観を訴求していると解釈して書きました。そうして『アイドリッシュセブン』に登場する4つのユニットがサビで集まったときにどういうメッセージを発するんだろう、と……全部が曲から起草されたもので、それをそのまま歌詞に落とし込みました。

九条 天と七瀬 陸が歌う「Incomplete Ruler」――ライブで披露された楽曲の制作秘話
――このライブではもう1曲、お二人が制作された曲が印象的な場面で歌われます。七瀬 陸と九条 天で歌う「Incomplete Ruler」です。ライブでこの曲を観られることに感動した方も多かったですが、こちらの曲を制作されたときのお話をお聞かせください。

伊藤 3年くらい前でしたね、制作したのは。

――シナリオが公開されたのは2022年ですよね。

真崎 コロナ前でしたね。

伊藤 だから、かなり前の印象です。僕はAメロ、Bメロがすごく気に入っています。あまりほかの方がやらないようなアプローチをしているので「本当にこれでいいのかな」と思った部分もあったのですが、自分の美学を持って作りました。2人で掛け合うことは知っていたので、掛け合ってカッコよく成立する曲を目指しました。

――カッコよく、そして美しい1曲という印象があります。

真崎 ファンタジックな印象もありますよね。

伊藤 アレンジではそのファンタジックなイメージを作っていきました。メロディとアレンジを分けて考えることもありますが、こちらの曲はどちらも僕が担当したのでアレンジではファンタジー感を出して、メロディではメインメロディを歌っているところにオブリガードで入ってくる旋律と掛け合って成立するような曲にしました。

真崎 最後にいくにつれて助奏も増えていくから、感情の昂ぶりが相乗していく感じが最高ですよね。

伊藤 ありがとうございます。歌詞はどうでしたか?

真崎 この曲こそ、メロディが歌詞を伝えてくる曲だなと感じました。実はとても情報量の多い発注だったんですよ。桜 春樹が歌詞を書いているわけではないのですが、春樹の遺作で天くんと陸くんのデュエット曲かつゼロが歌いたくて最後に残した曲というもので……。これは2人の王様がいて、色々とあったけれどまた王国を立て直す賢王になっていくまでの物語として書いてほしい、という発注があったんです。その発注を見たときに1から100までわかってしまって、都志見先生が天才すぎます。だって、それで曲の伝えたいものがフォーカスできるなと思えたんですよ。伊藤さんの曲も聴いて「たしかに2人の王様の曲だ」と思いましたし、皆さんの目指しているところがそれぞれ明確で、なおかつすごくピンポイントに焦点が合っていたうえでわたしのところに最後にデータとして渡った。非常にお膳立てされたところで書かせていただいたので、迷わずに書き上げられました。歌詞を書くのが、すごく楽しかった。印象的だったのはCメロで歌の後ろでリズムがパーンと入ってくるところですね。そこで虚無や絶望をダイレクトに伝えてきて、その向こうに伝えたいことがあるように感じました。メロディが物語を紡いでいたので、わたしはそれをただ文字に落とし込んだだけというか。そんな気持ちがすごく強かったです、あくまで手を動かしただけでした。

伊藤 それこそ天才ですよ。息をするように歌詞を書けるなんて!

真崎 いえいえ……!そのCメロのフレーズは英語の仮定法で書いているのですが、仮定法を歌詞に入れたのは人生で初めてでした。絶対に起こりえないことを表現するのが英語の仮定法で。日本語では伝えきれないニュアンスを英語では書けました。「仮定法で描く絶対に起こりえない未来」を書いたゼロの気持ちというものはすごく切ないものなので、そういう曲はこれが最後だといいなと思ったりもしましたね。やっぱり『アイドリッシュセブン』はすごいなと思いました。本当にすべてが都志見先生の手の上なんです。


ライブで体感できる『アイドリッシュセブン』の音楽を何度でも楽しんでください!
――『劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD』では冒頭のオープイングSEと劇場で流れるエンディングも制作された伊藤さんですが、こちらはどのように制作されていったのでしょうか。

伊藤 こちらはご依頼をいただいて、「Pieces of The World」のテーマを使ってオープニングとエンディングを作ってほしい、ということで映像のイメージや分数をいただいて作りました。

真崎 それぞれが違っていて、とても素敵でした。

伊藤 ありがとうございます。映像を想像しながら、こういう展開で、こんな感じで、とサビのメロをテーマとしてほかの楽器で鳴らしていきました。何度も言ってしまいますがサビメロが良かったので、一番良いところで出しました。風の音などのSEも入れていいということだったので、そういったSEも音楽的に使いながら進めていき、エンディングはピアノを使って、ライブの余韻に安心して浸れるイメージで作りました。

――実際にご覧になった感想をお願いします。

伊藤 実はまだ忙しくて見れていないので、近日中に行ってきます……!

真崎 もう本当に、想像以上のライブでした。動く、といううっすらとした想像はあったのですが、本当にそこにいる、という印象を受けましたね。4つのユニットがそれぞれに違う個性を持っているので、その4ユニットがまとまるということは本来不思議な感じがするように思っていたのですが、バトンの渡し方も理に適っていて。物語ではなくライブなんだけど、やっぱり物語なんですよね。MCも込みで。すごく楽しいひと時を、いちファンとして過ごさせていただきました。

―― 一番印象的だったのはどの場面でしたか?

真崎 4つのユニットがそれぞれに新曲を披露するときに、これまで歌ってこなかった切り口で歌う曲が心に響くなと思いました。中でも印象的だったのがŹOOĻの「STRONGER & STRONGER」ですね。ヒール的な存在として登場したユニットだったので、虎於さんの謝罪の場面などを思い出しながら、この歌詞をこのステージで歌える彼らを見ました。ずっと「俺たちは止まらない」と言い続けている彼らだけど、「止まらない」のニュアンスが変わったなと思って。そういう感慨深さやエモさをそれぞれのユニットが訴求してくるんですよね。もちろんIDOLiSH7もTRIGGERもRe:valeも。それぞれがこの数年間を生きてきたからこその曲を届けてくれて、そのセクションだけでもお腹いっぱいになるくらいボリューミーなライブだと思うので、ぜひ伊藤さんも観てください。

伊藤 はい。ぜひ!

――では最後に、まだまだ公演が続くこのライブですが「こう楽しむ」というご自身の楽しみ方を伝授してください。

伊藤 僕はこれから観に行きますが、音楽を作る側なのでライブの音楽を体感しに行きたいです。ライブならではの音楽で息吹を堪能できると思いますので、僕らが誠心誠意尽くして制作した楽曲を楽しんでもらいたいです。

真崎 16人いるので「今日はこのメンバーの日」というふうに日替わりで楽しみつつ、作詞家としては今回新曲もありますし、昔から歌っている曲もありますが、そのレコーディングのときにアイドルたちがどんな気持ちで歌っていたのか、時間を経てその曲を歌う彼らがどんな想いで歌っているのかの両方を想像しながら聴いていただけると、『アイドリッシュセブン』の音楽の世界が広がると思います。わたしも1曲目に「MONSTER GENERATiON」から始まると、彼らが歌っていることに感動しているうちにライブで歌われる瞬間が終わってしまいがちなのですが(笑)、あの曲を作った時間がこの瞬間に繋がっているんだなと感慨深く思っています。ぜひそんな想いと共に楽しんでください。

●作品情報
『劇場版アイドリッシュセブンLIVE 4bit BEYOND THE PERiOD』

公開日:
2023年5月20日(土)<DAY 1>
2023年5月21日(日)<DAY 2>
2023年5月22日(月)~<DAY 1>&<DAY 2>

上映時間:約90分
原作:バンダイナムコオンライン/都志見文太
監督:錦織博/山本健介
脚本:都志見文太
キャラクター原案:種村有菜
CGチーフディレクター:井野元英二
キャラクターデザイン:宮崎瞳
美術ボード:大久保錦一
色彩設計:三笠修
総撮影監督・ルック開発:若林優
編集:瀧川三智/須藤瞳/仙土真希/山岸歩奈実
編集スーパーバイザー:西山茂
音楽制作:ランティス
音響監督:濱野高年
制作:オレンジ
製作:劇場版アイナナ製作委員会
配給:バンダイナムコフィルムワークス/バンダイナムコオンライン/東映

【キャスト】
<IDOLiSH7>
和泉一織:増田俊樹
二階堂大和:白井悠介
和泉三月:代永翼
四葉環:KENN
逢坂壮五:阿部敦
六弥ナギ:江口拓也
七瀬陸:小野賢章

<TRIGGER>
八乙女楽:羽多野渉
九条天:斉藤壮馬
十龍之介:佐藤拓也

<Re:vale>
百:保志総一朗
千:立花慎之介

<ŹOOĻ>
亥清悠:広瀬裕也
狗丸トウマ:木村昴
棗巳波:西山宏太朗
御堂虎於:近藤隆

©BNOI/劇場版アイナナ製作委員会

関連リンク
『劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD』
https://idolish7.com/film-btp/

『アイドリッシュセブン』公式サイト
https://idolish7.com/

『アイドリッシュセブン』公式Twitter
https://twitter.com/iD7Mng_Ogami

『劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD』公式Twitter
https://twitter.com/iD7_film_btp