噂はどうも、ただの噂ではなかったらしい。5月3日、36歳の一般人男性との結婚を発表した相武紗季。
K氏は現在、化粧品販売やPRを手掛ける会社経営者だが、父親は暴力団組長、本人も反社会的勢力との付き合いがあるというのだ。
端緒となったのは「日刊サイゾー」(5月6日配信)のスクープ。記事によれば「K氏は少し前までヤミ金で一儲けしていた人物」で、「反社会的勢力との付き合いもあるし、そもそも父親は九州を拠点にする暴力団のトップだった人物で、抗争のさなかに不慮の死を遂げている」という。
この記事が大きな反響を呼び、ネットではK氏の実名や真偽不明の噂が飛び交う事態になったが、一方では「本当に暴力団と関係あるなら、さすがに事務所も止めるだろうからそれはないだろう」という見方も広がっていた。
しかし、昨日発売の「FLASH」(光文社)5月24日号が「相武紗季 結婚相手のなんとも『特異な』経歴」という記事で、やはり「父親については『暴力団の幹部だったが、自分が若いころに殺された』と話していたよ」という知人のコメントを掲載。この情報の一部が事実であることを裏付けた。
たしかに、本サイトの調べでも、K氏の父親はかつて福岡県大牟田に本拠地を置く指定暴力団系暴力団の二代目総長だった人物である可能性が濃厚だ。そして、1994年、49歳のときに抗争の内紛から自宅で頭や胸を撃たれ射殺されている。また、K氏には兄弟がいるが、弟は強盗傷害や恐喝での逮捕歴もあるとの情報も流れている。
もちろん父親が暴力団だろうが、兄弟が事件を起こしていようが、本人や相武には関係ないことだ。それだけなら、むしろ、偏見を乗り越えて結婚を決意した相武のことを褒めるべきだろう。
しかし、問題はK氏本人の反社会的勢力との関係だ。K氏は西麻布のダーツバーFの共同オーナーだが、この店は市川海老蔵の暴行事件の舞台になった場所。関東連合の関係者も出入りしていたことで知られている。
「たぶん、そういうやばい筋の人脈はあるでしょう。ただ、本人は暴力団員でも半グレでもないようなので、そこは大きな問題にはならない。むしろ、焦点は過去にヤミ金をやっていたというのが事実かどうか、でしょうね」(芸能レポーター)
前述したように、日刊サイゾーはK氏に関して「少し前までヤミ金で一儲けをしていた人物」と書いている。「FLASH」もK氏が不動産関連企業を辞めた後「高校の先輩と2人である事業を始めた。当時、とにかく人を集めていたのを覚えている」と書いているが、この「ある事業」というのがヤミ金だったのではないか、という見方が流れている。
「『FLASH』も当初は、ヤミ金の部分をメインにしようと取材していたんだが、事務所に取材して、その部分を削ったと聞いている。裏をとりきれなかったのか、それとも『FLASH』お得意のバーターなのかは不明ですが」(週刊誌記者)
K氏の経歴や素性については、取材を継続している社もあるというから、真相はもうすぐ明らかになるかもしれない。いずれにしても、本来はおめでたい話が一転してこんな展開になってしまったことで、相武紗季の所属事務所、スポンサーや広告代理店関係者は、困惑を隠せないでいるようだ。
(時田章広)