移籍したフラームHPにもすでに田中のプロフィールが


 ファースト写真集大ヒット、身につけた化粧品や服もバカ売れするなど、かつての“嫌われぶりっ子キャラ”から一転、女性から圧倒的な支持を受ける“美のカリスマ”として大ブレイク中の田中みな実

 そんな絶好調のなか、田中が現在の所属事務所テイクオフからフラームに移籍することが発表され、話題になっている。

移籍先のフラームといえば、広末涼子戸田恵梨香有村架純など数多くの女優が所属。今回の移籍について、女優業にも力を入れるためと報じられており、田中自身は「あらゆるジャンルで仕事をするうちに、新たな分野に挑戦したいという意欲に駆られました」とその意欲をコメントしているのだが、一方で田中の今後を危惧する声があがっている。

 移籍をきっかけに、「田中みな実はわがまま」というバッシングが巻き起こるのではないかと言われているのだ。

 というのも、田中が辞めた事務所があの「テイクオフ」だからだ。

 TBSの局アナだった田中は2014年に独立しフリーになるが、その受け皿となったのが宮根誠司羽鳥慎一らが所属する「テイクオフ」だった。テイクオフといえば、“芸能界のドン”であるバーニング周防郁雄社長と極めて近い関係にあることで有名な芸能事務所。しかも、田中は、そんなバリバリのバーニング系事務所であるテイクオフと、関係が悪化し決裂したとみられているからだ。

「もともとはアナウンサーだった田中さんですがここ数年、人気が急上昇し、2019年には『絶対正義』(フジテレビ)で女優デビューするなど、仕事の幅を広げてきた。しかしテイクオフは宮根誠司一人のマネジメントをするために設立されたような事務所ですし、羽鳥もアナウンサー出身で、ドラマには弱く、田中が思うような女優の仕事をなかなか取ってこれなかった」(芸能関係者)

 しかも、テイクオフはバーニング系「フロムファースト」の元マネージャーが立ち上げたワンマン会社で、現場のマネージャーが育っておらず、マネジメントや仕切りも甘い。そのため、田中は事務所への不満を隠さないようになり、半年以上前から、事務所とほとんど決裂状態だったのだという。

「途中から、担当マネージャーでさえ直接電話で話せないような状態になっていたらしい。その結果、板挟みになったマネージャーが退社したともいわれています」(前出・芸能関係者)

 田中は浜崎あゆみとエイベックス松浦勝人会長の恋愛を描いたドラマ『M愛すべき人がいて』(テレビ朝日)に出演したが、これもテイクオフとは別のバーニング関係者が動いた結果で、一時はバーニング関係者の仲介で、そのままエイベックスへの移籍も検討されていたという。

しかし田中はエイベックス移籍も拒否したらしい。

「田中はプロ意識が高いので、振り切った演技を見せて、話題になりましたが、本音では女優でもああいう“色物”的なものはやりたくなかったようです」(田中を知る出版関係者)

 結局、田中は移籍先に、女優マネジメントに定評のあるフラームへの移籍を選んだのだが、フラームは、所属している広末涼子や戸田恵梨香、唐田えりかがスキャンダルが報じられ、バッシングを受けまくってきたのを見ればわかるように、決してメディア対策に長けた事務所ではない。

 周知のように、バーニング系事務所から独立したりその意向に逆らった芸能人たちは、圧力をかけられて仕事を干されたり、マスコミにネガティブ情報をリークされるなどバッシングされるのが完全なパターンになっている。近年でも、のん(能年玲奈)や小林幸子が典型で、独立をめぐってワイドショーで「わがまま」「洗脳」などと散々叩かれ、テレビから排除されてしまった。円満独立した小泉今日子ですら、例外ではなく独立後はバッシング報道が出た。

 同じバーニング系のエイベックスならまだしも、フラームへの移籍となれば、過去の芸能人たちと同様、干されたり、マスコミのバッシングに晒される危険性がかなりあるのではないか。

 実際、すでに元の事務所であるテイクオフ周辺から、田中のネガティブ情報が流れてきているらしい。週刊誌記者がこう証言する。

「表向きは円満退社ということになっているが、裏ではテイクオフ関係者が『移籍は田中みな実のわがまま』『田中の増長がひどい』と仕切りに語っている。最近はバーニングの幹部からも、田中批判が聞かれるようになった」

 これまでのパターンからすると、ほどなく週刊誌に「田中みな実のワガママぶりに悲鳴」「勘違いの女優きどり」などといったバッシング記事が載るという流れなのだが……。

 もっとも、一方で「今回はそこまではいかないだろう」という観測もある。というのも、田中は フラームへの移籍の際、“バーニングのドン”周防郁雄社長の了承を得ているという情報があるからだ。

「移籍前から、バーニングに近い大物出版関係者に急接近し相談。間に入ってもらって、周防会長に繋いでもらったといわれている。それと、移籍先のフラームも直系ではないが、多くのバーニング関係者が集まる恒例の周防社長の新年会に参加するなど、最近はかなり関係を深めている。フラームなので恋愛ゴシップ報道を止めることはできないだろうが、バーニングが率先して仕事を干すとか、バッシングを仕掛けるというのもないだろう」(スポーツ紙記者)

 いまのところ、田中のレギュラー番組降板などテレビから排除されるというような情報はないし、これからバッシングが起きるかどうかははっきりしない。、だが、いずれにしても、バーニングを向こうに回して自分の意思を貫こうとした田中みな実の姿勢は高く評価したいし、その一点においてはこれからも全面的に応援したい。

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