4月2日のきょうは「腰痛と向き合う日」。和歌山大学発のスタートアップ企業が腰痛持ちを救う商品を開発しました。
日本人の“約8割”が一度は経験する国民病の「腰痛」
4月2日は「腰痛と向き合う日」。日本での腰痛の患者数は約3000万人と推計され、日本人の約8割が生涯に一度は経験するといわれている「国民病」です。
この記念日を登録した腰痛専門のクリニックを運営する医療法人の理事長、簑輪忠明医師。語呂だけではなくこの季節ならではの特徴もあるといいます。
(ILC国際腰痛クリニックを運営 簑輪忠明理事長)「季節的には花粉症があると思うのでくしゃみの季節かなと。くしゃみは急性腰痛。ぎっくり腰を引き起こす原因」
このクリニックに来るのは老若男女さまざま。ただ、そのなかでも多いと言うのが。
(ILC国際腰痛クリニックを運営 簑輪忠明理事長)「力仕事を契機に急に腰痛が悪くなった人が多い。介護職、運送業の荷物運びなどで腰痛で困った人は多い」
腰痛持ちの人を救う?和歌山大学発の「アシストスーツ」
そんな介護や物流の現場で働く腰痛持ちの人を救うかもしれない製品が和歌山に!
(パワーアシストインターナショナル 八木栄一社長)「昨年7月に販売したのが、軽量コンパクト型と呼んでいますアシストスーツです」
八木社長は、もとは和歌山大学システム工学部の教授として装着型ロボットを研究。2014年に退職し、翌年に起業しました。
この「パワーアシストスーツ」は、人の動きをセンサーが感知し、物を持ち上げる動作など、腰に負担がかかる作業をサポートする装着型のロボットです。
最新モデルの重さはわずか2.9kg、装着時間は約10秒です。
腰痛持ちの記者が実践!22kgの荷物を軽々持ち上げる
(パワーアシストインターナショナル 八木栄一社長)「リモコンがあるんですけども、強、中、弱とありまして、強の場合は15kgのアシスト。だから(荷物が)20kgだったら5㎏ぐらい」
腰への負担軽減だけでなく、疲労軽減や作業効率の向上にもつながると言います。
実際に腰痛持ちの記者が体験してみることに。まずは22kgの荷物をそのまま持ってみます。
(記者リポート)「重たいです。腰にきています」
今度はパワーアシストスーツを装着。背負って足にベルトを付けるだけ。
(記者リポート)「おしりを持ち上げてくれる感じがあって、腰を補助してくれていますね」
“高齢者や女性が成人男性並みに生産効率を高めていけたら”
価格は66万円(税込み)で、国の補助金も活用できるということです。
去年7月に発売され、農業や建設業などの現場にこれまで100台が販売されています。
(パワーアシストインターナショナル 八木栄一社長)「腰にかかる負担が、半分になるように作っているので、少しでも腰痛防止に貢献できれば。高齢者や女性が、成人男性並みに生産効率を高めて働けるように」

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