4月6日、春季兵庫県大会への出場権をかけた阪神地区のブロック代表決定戦が行われました。

 報徳学園と関西学院がそれぞれ接戦をものにして県大会への出場権を獲得し、2026年度の春季兵庫県大会に出場する各校が出揃いました。

 兵庫県の高校野球に長く携わってきた関西学院の広岡正信・総監督が「抽選の結果、このブロックに強い4チームが集まってしまった」と話した阪神地区のGブロックとHブロックの代表決定戦。2試合ともに予想どおりの熱戦となります。

強豪の報徳学園と市立西宮が激突 勝負の行方は…?

 第1試合のGブロック代表決定戦は、強豪の報徳学園と市立西宮の対戦。

 序盤から報徳学園がペースを握ります。4番・藤本碧空選手のタイムリーなどで6回までに4対1とリードを奪います。ところが8回、あがった瞬間の打球が背景と重なって隠れてしまう尼崎ベイコム野球場特有のレフトへの飛球処理の難しさもあって2点を許すと、なおも1アウト2塁3塁と絶体絶命のピンチを招いてしまいます。

 しかし、さすがは報徳学園。このピンチを江藤達成投手が連続三振で切り抜けると、その後の市立西宮の反撃を許さず、4対3で逃げ切って県大会への出場権を手にしました。

関西学院vs県立伊丹 ともに好投手擁する名門校同士が対戦 

【高校野球】春季兵庫県大会の出場校が決定! 最後に地区大会を...の画像はこちら >>

 続くHブロックの代表決定戦は、関西学院対県立伊丹。大正15年に行われた第1回の全国中等学校優勝野球大会(全国高校野球選手権大会の前身)兵庫県大会に参加している名門校同士の対戦となりました。

 ともに好投手を擁する両チーム、序盤から1点をめぐる緊迫した試合展開となります。

【高校野球】春季兵庫県大会の出場校が決定! 最後に地区大会を勝ち抜いたのは報徳学園と関西学院 市西宮、県伊丹はあと一歩及ばず
MBS

 2回に関西学院が2点を先制するも、県立伊丹も反撃。4回、5回に1点ずつを返して2対2の同点で試合は後半戦に突入します。

 その後は両チームの投手陣が奮闘。

関学がエース・本塚匠投手の力投で、県伊丹を無得点に抑えると、県伊丹は、背番号7の桒名和士投手、さらに左サイドスローの小林祐輝投手、再び桒名投手と再三のピンチを絶妙の投手リレーでしのいで、試合は2対2のままタイブレークの延長戦にもつれこみます。

 迎えた10回、1アウト2塁3塁とチャンスをひろげた県伊丹が無得点に終わったのに対して、関西学院は同じく1アウト2塁3塁のチャンスをつくると、1番・笠松大瑚選手が見事にスクイズに成功、3対2のサヨナラ勝ちで、4月18日(土)からはじまる春季兵庫県大会への出場権を手にしました。

春季兵庫県大会 出場校一覧

 阪神地区、神戸地区、播淡地区、西播地区、但丹地区のブロック予選を勝ち抜いて兵庫県大会に出場する学校は次のとおりです。

【2026年 春季兵庫県大会出場校】

▼阪神地区:尼崎小田、武庫荘総合、仁川学院、伊丹北、西宮北・西宮苦楽園、川西北陵、報徳学園、関西学院
▼神戸地区:滝川第二、神戸学院大附、須磨翔風、須磨友が丘、須磨学園、兵庫工、彩星工科、滝川
▼播淡地区:明石商、社、東播磨、西脇工、明石南、小野、高砂
▼西播地区:赤穂、姫路、姫路東、姫路工、市川、相生産
▼但丹地区:三田学園、篠山産、豊岡総合、三田松聖

▼昨秋の近畿大会出場校:神戸国際大付、市尼崎、東洋大姫路

 春季兵庫県大会は各ブロックを勝ち抜いた33校に昨年秋の近畿大会に出場した3校が加わって、4月14日(火)に抽選が行われた後、4月18日(土)から熱戦の火蓋をきります。

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