8日、大阪府和泉市の集合住宅で死亡しているのが見つかった母親と娘。警察は殺人事件と断定し捜査を開始しました。



 8日、和泉市鶴山台の集合住宅一階の一室で住人の村上和子(76)と娘で社会福祉士の裕加さん(41)が死亡しているのが見つかりました。

 警察によりますと、裕加さんの勤務先から「出勤してこない」と連絡を受けた親族の男性が、安否確認のために部屋を訪ねたところ、1人が血を流して倒れているのを発見。警察に通報したということです。

 警察がかけつけたところ、台所に娘の裕加さんがリビングに母の和子さんがそれぞれ血をながして倒れていたということです。

 (上田芹莉アナウンサー)「大阪府和泉市の現場です。最寄り駅の北信太駅から徒歩15分程の場所にある集合住宅ですが、周りには中学校やスーパーがあり、車通りは多いですが、人通りはまばらな印象です」

 同じ集合住宅に住む人は、2人が発見された直後の様子をこう振り返ります。

(近隣住民)
 「サイレンがうるさくて、すごい数来ているなあ、何があったんかなあと思って。救急車3台も来ていた。(これまで)規制線が張られるようなことはなかったのですが張られているから、今までにない騒々しさやなっていうのは感じていて」

 司法解剖の結果、2人の死因は首を刃物で切られたことによる「失血死」。死亡したのは8日午前4時ごろとみられています。

 また、2人は首以外にも頭や背中に複数の刺し傷や切り傷があり、身を守る際にできた「防御創」もあったということです。2人は寝間着のような服装だったということです。


 亡くなった親子を知る人は・・・
 「(和子さんは)明るいしなんでもしゃべれるし、近所の人で悪いこと言う人おらんのちゃう。びっくりやね、ほんまに。娘さんも子どもの時から知ってるから楽しい子、本当に。(Qトラブルを聞いたことは?)全然、そんなん聞いたことないわ」

 母親の和子さんはかつて小学校の先生をしていたといいます。

(和子さんの教え子)
「(和子さんは)みんなに優しくて平等に優しかったですね。(被害者の)名前を見てびっくりした。『なんであの先生が?』っていう気持ちが強かった」

 警察によりますと、これまでに親子からストーカー被害の申し出やトラブルの相談などが寄せられたことはなかったということです。

 室内からは、血のついた刃物は見つかっていないということで、10日、現場近くの池では水中ドローンとみられるもので捜索が行れました。警察は、遺体の状況などから強い殺意を持つ何者かの犯行とみて殺人容疑で捜査しています。

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