帝国データバンクによりますと、大阪市天王寺区で不動産開発を手がける「Hatch Out」と、関係会社で建築工事業の「八建設」の合わせて2社が、先月31日に大阪地裁から破産手続き開始決定を受けたことが分かりました。

負債総額は2社合わせて約108億9500万円で、負債額は大阪の不動産会社としては過去10年で最大規模だということです。

急激な事業拡大と首都圏進出

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帝国データバンクによりますと、「Hatch Out」は2021年9月に設立。地主や不動産業者から土地を仕入れて企画や開発を行い、ハウスメーカーなどに販売する事業を中心に展開していました。

首都圏での案件増加に伴い、東京や千葉にも拠点を置く「3本店」体制を構築するほか、複数の関係会社を設立して事業を拡大し、2025年1月期には年売上高約15億7600万円を計上していました。

不動産販売の停滞と重い返済負担

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MBS

しかし、急激な事業展開と開発案件の増加に伴い、一般企業や金融機関などから約90億円近くの膨大な借入金を調達していたため、返済負担が重くのしかかっていました。そうした中、足元の不動産販売が停滞したことで売上金による返済計画が狂い、資金繰りが急速に悪化

もともと綱渡り状態だった資金繰りに加え、滞納していた税金や社会保険料などの公租公課の支払いを求められたことで限界に達し、今回の措置となりました。

また、同社の開発案件の施工を請け負っていた関連会社の「八建設」も連鎖する形となりました。

負債総額は2社で約108.9億円

負債総額は「Hatch Out」が債権者138人に対し約107億6200万円、「八建設」が債権者4人に対し約1億3200万円で、2社合わせておよそ108億9500万円に上るということです。

今後は破産手続きの中で詳しい経緯が解明されていくものとみられます。

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