Logic Pro 11.0
Appleが、Mac用音楽制作ソフトウェア「[Logic Pro 11.2](https://apps.apple.com/jp/app/logic-pro/id634148309?mt=12)」の配布を開始しています。Mac用Logic Proには、まさにプロ品質の作曲、ビートメイキング、編集、ミキシングを行える高機能クリエイティブツールがもれなく用意されています。
システム環境として、macOS Sonoma 14.4以降が必要です。
バージョン 11.2の新機能
Flashback Capture
・今までならLogicが録音状態に設定されていなければ失われていたような即興演奏を、この機能によって復元して保存。
・サイクルモードを有効にすることで、録音中というプレッシャーなしに複数のテイクを即興で演奏し、そこからLogicでテイクフォルダや複数の新規トラックを作成可能。
・ほぼすべてのソース(MIDI、オーディオ、または外部音源)でFlashback Captureを使用して、生演奏をその場で取り込む。
強化されたStem Splitter
・オーディオ録音からのステムの分割がさらに正確になり、ギターとピアノに新たに対応。*
・新しいサブミックス機能を使って、楽器のみやドラムとベースだけといったカスタムオーディオファイルを作成。
・プリセットを使うことで、アカペラ、楽器のみ、楽器とボーカルなど、よく使うステムミックスのセットを素早く作成。
Logicのノートパッドで作文ツール
・作文ツールの統合により、ChatGPTを使って曲の歌詞、コードなどのアイデアを探究。**
新しいサウンドパック
・“Dancefloor Rush”は、力強い響きのシンセとドラムで、ピークタイムにぴったりのドラムアンドベースを表現します。
・“Magnetic Imperfections”は、あらゆるサウンドに予測不可能な魅力をもたらし、アナログテープの荒削りなソウルを呼び覚まします。
・“Tosin Abasi”は、ブティックアンプとエフェクト、独特のピッキングスタイル、トレードマークの強烈なリフにより、彼のプログレッシブメタルギターの特色を表現します。
検索と選択
・トラックを名前やトラック番号で検索して選択することで、大きなプロジェクトを簡単にナビゲート。
* M1チップ以降が必要です。
** Apple IntelligenceとmacOS 15.4が搭載されていること、およびChatGPT拡張を有効にすることが必要です。
その他の修正点に関してはLogic Pro リリースノートを参照して下さい。