これは絵ではなく立体図! 3Dペンが描く立体造形物の限りない可能性

動画「トリックアート~CREVIA CREATIVE CHALLENGE~」より

伊藤忠都市開発株式会社は18日、“クリエーティブ”をキーワードにしたマンションブランド「CREVIA」(クレヴィア)のPR企画、「クレヴィアクリエーティブチャレンジ」の第二弾「トリックアート~CREVIA CREATIVE CHALLENGE~」の制作動画をWeb上に公開した。

本作品に使用されたのは、熱されたプラスチックフィラメントをペン先から押し出し、急速に冷やすことで空間に固定でき、立体物を空中に描き出すことのできる3Dペン。
米Wobbles Works社がクラウドファンディング「Kickstarter」(キックスターター)で約2億4000万円の資金を調達して開発された「3Doodler2.0」(スリードゥードゥラー)という話題のデバイスだ。価格は1万3800円。

動画では、平面図に見えた絵の中にカメラが入り込んでスタート。木々が茂る街の中で、3Dペンを使って高層マンションを建てたり、行き交う人を立体造形する様子が見られる。作品の完成後、立体造形を絵の額にはめて見るとやっぱり平面図に見えてしまうという、ユニークな作りになっている。


制作風景。空中に絵を描く感覚


横から見るとバラバラに見えるが…

動画「トリックアート~CREVIA CREATIVE CHALLENGE~」


また、「3Doodler2.0」の公式サイトでは専門学校HAL大阪とのコラボサイトも公開。グラフィックデザイン学科の学生による、3Dペンで街づくりが楽しめる、家や橋などの建造物の設計図が公開されている。


家の設計図1


家の設計図2


3Dペンで作られた都市

「3Doodler」公式サイト
URL:http://the3doodler.jp/
2016/03/19

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