NTT東西「ひかり電話ルータ」のWeb設定画面に脆弱性、アップデートを呼びかけ

PR-400MI

東日本電信電話株式会社(NTT東日本)および西日本電信電話株式会社(NTT西日本)は、両社が提供する一部の「ひかり電話ルータ」のWeb設定画面に脆弱性が存在すると発表した。

対象機器は、「PR-400MI」、「RT-400MI」、「RV-440MI」の3機種で、バージョン07.00.1006およびそれ以前のもの。
特定の利用条件下において、OSコマンドインジェクションの脆弱性、クロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)の脆弱性が存在するという。

想定される影響としては、特定のWeb設定画面において意図的にリクエストを改ざんすることにより、任意のOSコマンドが実行される可能性がある。また、パスワード未設定の状態で悪意のあるサイトにアクセスすると、利用者が意図しない任意のログインパスワードへ変更されてしまう可能性がある。

両社は、両社が提供する情報をもとに最新版にアップデートするよう呼びかけている。アップデートについては、使用中の「ひかり電話ルータ」の前面に記載されている機種名を確認し、それぞれのリンクから行う。

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