アドビシステムズ株式会社は、「Adobe Creative Cloud」に付随するフォントライブラリサービス「Adobe Typekit」に、新しく日本のメーカー4社の74フォントを追加したことを発表した。株式会社視覚デザイン研究所が計36フォント、有限会社字游工房が計4フォント、大日本印刷株式会社が秀英体20フォント、フォントワークス株式会社が計14フォントを提供。
「Creative Cloud」の有償メンバーは、これらのフォントを追加費用なしで2017年9月27日(水)から利用できる。
「Typekit」は、アドビオリジナルのフォントに加え、世界の主要フォントメーカー製の特定のフォントをライブラリとして提供するサービス。1万以上の欧文フォントが提供されており、和文フォントは今回の追加で計171フォントのラインナップへと拡大した。提供されているフォントは、デスクトップフォントとしてはもちろん、Webフォントとしての利用にも対応する。
株式会社視覚デザイン研究所が提供する36フォントには、「VDL - ロゴG」や「VDL - メガ丸」をはじめ、人気のデザイナーズフォントが数多く含まれている。有限会社字游工房は游明朝ファミリーの4フォントを提供し、大日本印刷株式会社は秀英体20フォントを提供。フォントワークス株式会社は、「筑紫A丸ゴシック」や「筑紫B丸ゴシック」のほか、「マティス」「ロダン」「スーラ」などの使用頻度が高い定番書体やUD書体を提供する。
株式会社視覚デザイン研究所、有限会社字游工房、大日本印刷株式会社、フォントワークス株式会社という4社のフォントが追加されている