*Lightroom Classic画面で解説しますがLightroom CCも基本的には同様の操作で補正可能です。
■使用する機能「HSL」「カラー」「色相」「彩度」「輝度」
目次1.色の置き換えができる「HSL」機能の概要
「彩度を調整する」の記事でも少し触れましたが、「HSL」機能を使うと個々の色味を調整しながら、彩度を鮮やかにすることができます。HSLは、色相(Hue)、彩度(Saturation)、輝度(LightnessまたはLuminance)の3つの成分からなる色空間です(覚えなくても大丈夫です)。HSLを使えば色別に、色味と明るさを調整できると把握しておけばOKです。
今回は鮮やかな外壁の建物が並ぶ写真をベースに補正します(図1)。
2.「HSL」機能では何ができるのか?
それでは「HSL」では、何ができるのか簡単にみていきましょう。[HSL/カラー]パネルのHSLを開いて、[色相]を選択して、[ブルー:+100]にします(図5)。青空の色がパープルとマゼンタの中間くらいの色味に置き換わりました。
3.[HSL/カラー]で色調整をする
ここからは、色相、彩度、輝度を組み合わせて調整していきます。完成イメージとして、色とりどりの賑やかな街並みをあえてシックな単色の街並みにします。まずは、[HSL/カラー]パネルのHSLを開いて、[色相]を選択して、[レッド:+100]、[オレンジ:+21]、[イエロー:-100]、にします(図9)。これで外壁が同系色に置き換わりました。
続いて[輝度]を選択して、[レッド:+46]、[オレンジ:+11]、[イエロー:+13]にして、外壁を少し明るくしました(図11)。
今回はカラフルな色味を同系色にしてみましたが、特定の色味だけ色を置き換えたり、特定の色味を残して、他をモノクロにするなど、HSLの機能を利用すれば、さまざまな演出もできるのでアイデア次第で調整してみてもいいですね。
目的なしにいろいろといじって、偶然的におもしろい効果を狙うのはおすすめしませんが、何ができるのか、どこまでやると画像が破綻するのかを把握しておくことは大事なので、時間がある時にでもお試しください。
以上、Lightroomで特定の色だけを補正したり、色を置き換える方法でした。
●構成:編集部 ●構成+制作+写真:谷本夏[studio track72] ●編集:編集部











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