- ~由来や歴史、開発経緯など~
「勘亭流」について - ~書体の特徴からポイント、使われ方まで~
「勘亭流」の特徴 - ~書体の活かし方やプロの視点~
制作デザイナーの解説コメント - ~書体スペックや収録製品~
「勘亭流」の書体情報
~由来や歴史、開発経緯など~
「勘亭流」について
勘亭流は、江戸時代に頻繁に用いられていた江戸文字の一種です。書家の岡崎屋勘六(号名:勘亭)が始めたと言われています。歌舞伎の外題や看板における定番書体で、同じような雰囲気の演劇や、和風のイベントなどに関連した場面での使いやすいも抜群。~書体の特徴からポイント、使われ方まで~
「勘亭流」の特徴
勘亭流の骨格はとにかく太く、うねりのある筆使いであることが魅力です。骨太で威勢の良い江戸歌舞伎の感性がデザインに反映されています。枠いっぱいに隙間なく書かれることも特徴の1つ。これは千客万来を願った “内へと入る” 運筆の表現です。モリサワの「勘亭流」フォントは、画の間隔をやや広く確保しながら設計されています。文字がつぶれることが少なくて細部の形まで判読しやすく、力強いインパクトがありながらも見やすく仕上げることが可能です。
~書体の活かし方やプロの視点~
制作デザイナーの解説コメント
勘亭流はかなり太い線のフォントなので、タイトルや見出しでの使用がメインです。ただし、「たとえ可読性を多少は犠牲にしても、雰囲気重視で面白くしたい!」という覚悟があれば、小さな文字に使っても独特な効果が得られるかもしれません。文字を絵としてとらえ、グラフィカルなパターンとして利用したり、タイポグラフィとして使ってみても面白いのではないでしょうか。作例のポイント拡大

~書体スペックや収録製品~
「勘亭流」の書体情報


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