*Lightroom Classic画面で解説しますがLightroom CCも基本的には同様の操作で補正可能です。
■使用する機能「レンズ補正(色収差を除去、フリンジ軽減)」
目次1.フリンジ補正の基本的な手順
明暗差の大きな場面や逆光のシーン、レンズの絞りを開放気味にして撮影したときなどに、明るい部分と暗い部分の境目に本来はないはずの紫や緑のボワッとした色のにじみ(色収差)が出てしまうことがあります。この現象を「パープルフリンジ」や「カラーフリンジ」といいます。単に「フリンジ」と呼ばれることも多いですね。フリンジが発生する原因
- 光の屈折率が色(波長)ごとに異なるため、色によって結像する位置がずれてしまう。
- F値の明るいレンズを使って開放で撮影した場合、被写界深度が浅いため結像位置の色のずれを補いきれない。
- 明暗差が強すぎて境目がうまく処理できずに偽色として記録されてしまう。
難しい話はさておき、こうしたフリンジが出てしまっても[レンズ補正]パネルを使うと補正できます(レンズ補正機能の使い方については、こちら「レンズ補正の使い方(色収差・フリンジの除去/レンズプロファイル)」)。
まずは、Lightroom Classicで元の写真(図1)を読み込み、画面上側の[現像]を押して(Lightroom CCでは[編集])、現像モジュールを開きます。今回の写真はF1.4という明るいレンズを使い、絞りを開放で撮影しています。
2.フリンジ軽減のスライダーを手動で調節して補正する
[色収差を除去]では消せなかったフリンジを補正していきます。まず[レンズ補正]パネルの[手動]をクリックしてタブを切り替えます。[フリンジ軽減]という項目の下にさまざまなスライダーが並んでいますが、これでフリンジを細かく補正することが可能です(図7)。
3. フリンジカラーセレクターで直感的にフリンジを補正する
スライダーではうまく調整できなかったり、ピンポイントでフリンジを補正したい場合は、パネルの左にあるスポイトマーク(フリンジカラーセレクター)を使ってみましょう(図14)。フリンジの色を直接拾って、直感的に補正することができます。
●構成:編集部 ●構成+制作+写真:谷本夏[studio track72] ●編集:山口優











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