~由来や歴史、開発経緯など~
「ぺんぱる」について
ぺんぱるは2020年の新書体としてリリースされたフォントです。本来、手書き風の書体は実際に書いた文字をスキャンしてベースとしてデザインが進められることも多いのですが、ぺんぱるは全てデジタル上で作られました。手書き調ではあるものの安定した骨格を持ち、読みやすさに定評のあるフォントです。~書体の特徴からポイント、使われ方まで~
「ぺんぱる」の特徴
フェルトペンでラフに手書きしたようなフォントで、親しみやすい雰囲気を備えています。フリーハンドならではの運筆が特徴的で、自然な印象に見えやすいフォントです。メモ書きのようなスピード感や肉声もイメージさせるフォントと言えるでしょう。ぺんぱるは温かみのある日常を感じさせるようなシーンには特にマッチしやすく、デザインを身近なものへと演出できる力を備えています。かっちりとはしすぎず、それでいて雑ではなく、絶妙なバランスが保たれたデザインです。
~書体の活かし方やプロの視点~
制作デザイナーの解説コメント
作例は商店街の歴史を題材とした絵本の表紙で、素朴なタッチのイラストにぺんぱるの文字を組み合わせて優しい温かみを表現しています。ぺんぱるは読者に親しみやすさを感じてもらうためにはとても効果的なフォントです。作例のポイント拡大

~書体スペックや収録製品~
「ぺんぱる」の書体情報


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