~由来や歴史、開発経緯など~
「翠流ネオロマン」について
モリサワの「翠流シリーズ」は、台湾のArphic Typesの漢字とモリサワで制作したかな・英数字を組み合わせて開発されています。2022年にリリースされた翠流ネオロマンもその1つです。Arphic Typesの「AR浪漫明朝体」の漢字が組み合わせられています。~書体の特徴からポイント、使われ方まで~
「翠流ネオロマン」の特徴
漢字の骨格はスクエアで、やや重心が低めに設計されています。かな文字はレトロモダンなイメージのデザインです。起筆や収筆にはうろこのような飾りがあり、その装飾がフォントのイメージを特徴づける重要なポイントとなっています。「ネオロマン」の名前の通りに、ロマンティックな雰囲気の演出に活用することも可能です。ただし、同時リリースされた「翠流デコロマン」と比べると装飾は控えめであるため、よりシンプルに見せたいときには「翠流ネオロマン」のほうを選ぶと良いでしょう。
~書体の活かし方やプロの視点~
制作デザイナーの解説コメント
翠流ネオロマンの字間は詰め気味で使うのが1番似合います。ですが、反対にあえて字間を広めにしてもこのフォントの持つ魅力を十分に発揮できるでしょう。このフォントも打ち出すだけでちょっとしたロゴデザインができてしまったような雰囲気を持っていますね。作例のポイント拡大

~書体スペックや収録製品~
「翠流ネオロマン」の書体情報


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