2022年9月25日(日)まで、名古屋市美術館にて「ボテロ展 ふくよかな魔法」が開催されている。コロンビア生まれの芸術家フェルナンド・ボテロ氏の日本では26年ぶりとなる大規模な絵画展。
フェルナンド・ボテロ氏は1950年代後半から注目を浴び始め、現在も各地の美術館で世界中の人々を魅了しつづけている。彼の作品は「丸く膨らみを帯びたフォルム」が特徴。楽器や果物や動物など、さまざまなモチーフが丸いボリューム感をもって描かれており、ユーモアやアイロニーなどの要素も絡めた作品として仕上げられている。
膨らみのある造形にこだわるボテロ氏が目指しているのは、「ボリュームを表現することで、芸術的な美を表現すること」や「観る者を突き動かすような官能」を伝えること。現代の日本をはじめ、「細いことが何よりの美」と考えられがちな時代・環境では、特に大きな一石を投じる作品群でもある。
一例として、彼が描きつづけているテーマの1つが「モナ・リザ」。レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた「モナ・リザ」も、ボテロ氏の手にかかると丸々としたふくよかな姿として表現される。今回の展覧会では、2022年に制作されたばかりの「モナ・リザの横顔」が初公開。そのほか、初期から近年までの油彩・水彩・素描を幅広く鑑賞でき、展示作品のほとんどが日本初公開となっている。
※開催の状況について、最新の情報は公式Webサイトにて要確認
■期間:
2022年7月16日(土)~9月25日(日)
■開催場所:
名古屋市美術館
愛知県名古屋市中区栄2-17-25 芸術と科学の杜・白川公園内
■問い合わせ先:
名古屋市美術館
tel. 052-212-0001
url. https://art-museum.city.nagoya.jp/
本人による監修のもと、世界初公開作品を含む約70点が紹介されている。
フェルナンド・ボテロ氏は1950年代後半から注目を浴び始め、現在も各地の美術館で世界中の人々を魅了しつづけている。彼の作品は「丸く膨らみを帯びたフォルム」が特徴。楽器や果物や動物など、さまざまなモチーフが丸いボリューム感をもって描かれており、ユーモアやアイロニーなどの要素も絡めた作品として仕上げられている。
膨らみのある造形にこだわるボテロ氏が目指しているのは、「ボリュームを表現することで、芸術的な美を表現すること」や「観る者を突き動かすような官能」を伝えること。現代の日本をはじめ、「細いことが何よりの美」と考えられがちな時代・環境では、特に大きな一石を投じる作品群でもある。
一例として、彼が描きつづけているテーマの1つが「モナ・リザ」。レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた「モナ・リザ」も、ボテロ氏の手にかかると丸々としたふくよかな姿として表現される。今回の展覧会では、2022年に制作されたばかりの「モナ・リザの横顔」が初公開。そのほか、初期から近年までの油彩・水彩・素描を幅広く鑑賞でき、展示作品のほとんどが日本初公開となっている。
※開催の状況について、最新の情報は公式Webサイトにて要確認



2022年7月16日(土)~9月25日(日)
■開催場所:
名古屋市美術館
愛知県名古屋市中区栄2-17-25 芸術と科学の杜・白川公園内
■問い合わせ先:
名古屋市美術館
tel. 052-212-0001
url. https://art-museum.city.nagoya.jp/
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