*本連載はPhotoshopで作る定番グラフィックの制作工程を、一から手順通りに解説するHow to記事です。
■使用する機能「選択範囲」「ブラシツール」「ぼかし(ガウス)」「指先ツール」「ノイズを加える」「描画モード」
目次1.ロゴのベースとなる文字を用意する
ロゴの元となる文字を用意する。まずは新規ファイルを[幅:1200ピクセル]、[高さ:1400ピクセル]、[解像度:350ピクセル/インチ]で作成したら、横書き文字ツールで元になる文字(ここでは「CHAOS」)を入力して文字パネルでフォントやフォントサイズを設定する(図1)。






2.ロゴのベースをぼかしてにじみを表現する
文字をぼかして輪郭を崩していく。レイヤーパネルで先ほど着色したレイヤーを選択したら、フィルターメニュー→“ぼかし”→“ぼかし(ガウス)...”を[半径:15pixel]程度で適用してぼかす(図8)(図9)。





3.ざらついた質感をつけてロゴを仕上げる
ブラシに質感を加えていく。先ほど指先ツールで崩した文字のレイヤーを複製して最前面に配置したら(図14)、フィルターメニュー→“ノイズ”→“ノイズを加える...”を[量:15%]、[分布方法:均等に分布]、[グレースケールノイズ]をオンにして適用する(図15)(図16)。





COMMENT|デザイナー|三原美奈子さん
パッケージは、循環を表現した造形や、自然の営みをやわらかい線画のイラストで構成しました。中身がエコな商品なので、印刷色もキーカラーとスミの2色のみ。kome-kamiのナチュラルな風合いを生かしました。
牛乳石鹸さんのシンボルであるCOWマークが、madocaのロゴやイラストの世界観ともマッチしたので、信頼感や安心感がありつつ、かわいさも感じられるデザインに仕上がったかなと思います。
緑、赤、グレーのカラーリングは、サステナブルと親和性が高いアウトドア商品をイメージしました。私自身、旅好きということもあり、使うとその分なくなっていく固形シャンプーは旅やキャンプにぴったりだと考えたんです。
(三原)
COMMENT|クリエイティブディレクター|青沼克哉さん
現代人が求める癒やしがぎゅっと詰まった、でも、まだ多くの人にとって馴染みのない「リラクゼーションドリンク」。それがチリンです。
思わず吹き出して肩の力が抜けてしまうような、動画そのものが「リラクゼーションムービー」として機能するような演出を詰め込んでいます。黒猫チリンの愛くるしい脱力感と狂気じみた開放感が共存するアニメーションと、演出にまつわる様々な音を猫語で担当した花江夏樹さんの超絶技巧な声の使い分けは必見です!
(青沼)
