もっとも、ワイヤレスは仕方ないにしても、もしこれまで愛用していた有線イヤホンがそのまま使えるなら、ぜひそうしたいという人は少なくないはずです。
そうした既存の有線イヤホンをワイヤレス化できるのか、ダイソーやワッツで販売されているE Coreの「Bluetoothオーディオレシーバー」です。わずか550円で入手可能なこの製品を今回は紹介します。
この製品自体はバッテリー駆動で、定期的な充電が必要になることから、日常の手間そのものは一般的なワイヤレスイヤホンと変わりませんが、それでも新たにワイヤレスのイヤホンを買うのではなく、これまで慣れ親しんだイヤホンがそのまま使えるのなら使いたいという人にとっては、絶好のアイテムといえます。
実際に試した限りでは、2千円前後の市販品と比べても機能面はまったく遜色はありません。本体の付け根付近にある電源ボタンを長押しすれば、電源が入るのと同時にペアリングモードに切り替わりますので、そのままスマホ側でペアリングを完了させれば済みます。
充電時間は2時間、連続再生時間は6時間と、決して長いわけではありませんが、極端に劣っているわけではなく、十分に実用レベルです。対応コーデックは一般的なSBCで、多機能ではありませんが、基本はしっかりと押さえています。
そんな中で特筆すべきなのは、2台のBluetoothデバイスに同時に接続できる、マルチポイント機能に対応していることです。
本体に配置されたプラスとマイナスのボタンは、普通に考えれば、音量の上下に割り当てられているように見えますが、実際には早送りと早戻しに割り当てられており、音量の上下については、プラスとマイナスのボタンを長押しする仕組みになっています。
一般的に音量の調整は、同じボタンを繰り返して押すことが多いので、一段階上げ下げするたびに長押しが必要になるのは面倒です。ボタンの割り当てが変更できないため、この割り当てのまま慣れるしかありません。
また、本体の充電ポートがmicroBなのも若干気になるところです。現在市販されているスマホでmicroBを採用する製品はほぼ皆無なので、新型スマホへの買い替えに伴って本製品を導入すると、本製品の充電ケーブルだけがmicroBのまま取り残される状況になってしまいます。
将来的には本製品のUSB Type-C搭載モデルも出てくる可能性はありますが、少なくとも現時点では、microBの排除をすすめている人にとっては、それに逆行する流れになってしまいます。多少なりとも気になるところです。
スマホの買い替えに伴って、愛用していたイヤホンを手放さなくてはいけない……と悲しんでいる人は、ワイヤレスイヤホンに買い替える前に、まず本製品を試してみてはいかがでしょうか。
DATA製品名:Bluetoothオーディオレシーバー(E-21)
実売価格:550円
発売元:E Core
購入サイト:ワッツオンライン











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