こうした場合にオススメなのが、2022年後半から続々とリリースされ始めた、AirTagと同じくiPhoneの「探す」アプリで位置情報を表示可能な、AirTagの互換タグと言うべきMFi認証取得済みの紛失防止タグです。今回はそのひとつ、カシムラの「MyTag」を紹介します。
ボディのサイズはAirTagよりもひとまわり大きく、菱形に近い形状をしています。本体の上部にはフック穴が用意されており、キーホルダーなどに直接取り付けられます。AirTagのように、キーホルダーに取り付けるには保護ケースを別途用意しなくてはいけないこともなく、そのぶんコストパフォーマンスは高いといえます。
登録完了後、マップ上では、AirTagと同様に現在位置がアイコンで表示されるほか、リモートで音を鳴らしたり、紛失モードを利用することも可能ですが、検索メニューは若干違いが見られます。
なかでも置き場所をリアルタイムで矢印で示してくれるUWBの機能がなく、数メートルまで近づいたあとも、マップ上で大雑把にしか探せないのは大きな相違点です。そのため、目視で存在を確認しづらいような小物に取り付けると、近くにあるのになかなか所在が特定できないといったことが起こります。
試しに、関西から九州方面に向かう知人の車にAirTagと本製品を乗せ、高速道を移動してもらったところ、同じ位置情報を発信することもあれば、AirTagが山口県にあるのに本製品は数時間前に通過した岡山県に依然あることになっていたりと、大幅にズレる場合もありました。
位置情報がズレる場合は必ず本製品が遅れて表示されていたことから考えると、本製品は信号が出る頻度がAirTagよりも低く、iPhoneとすれ違うタイミングがうまく重なればAirTagと同じ頻度で位置情報を発信するものの、そうでない場合は更新されないままになるのではないかと考えられます。AirTag並の精度は要求しないほうがよさそうです。
従って、同一のマップ上で位置が表示できることも含めて、AirTagをすでに導入済みの環境に追加する場合の使い勝手は、まったく違うアプリを用いる競合製品と比べるとはるかに上です。これらは筆者が知る限り、本製品以外に他社がリリースしている、Apple「探す」アプリを用いるAirTag互換製品すべてに共通する仕様です。
こうしたことから、本製品を導入するのであれば、その特性を知った上で、AirTagと使い分けるのが理想です。例えば財布やカギのように他の荷物に紛れかねないサイズの品はAirTag、バッグや自転車など置き場所の見当が付けばあとは目視で見つけられる品は本製品といった具合に、うまく使い分ければ、本製品のコスパのよさも活きてくることでしょう。
DATA製品名:MyTag
実売価格:2,167円
発売元:カシムラ
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B0B9J4695F/











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