「2022年の気分を表す色」と「2023年への願いを表す色」について、昨年末から今年初めにかけて実施されたアンケート。
調査の内容は、まず有彩色70色+無彩色5色の合計75色を用意し、その中からテーマに当てはまる色を回答してもらうもの。「2022年の気分・心境を表す色」のテーマでは、男女ともに1位に「黒」が選ばれている。
「2022年の気分を表す色」で非常に興味深いのは男女による違い。男性の回答では1位の「黒」に続く2位以下にも「白」や「グレイ」などの無彩色が並ぶ。女性の回答での2位以下には「ピンク」「白」「明るいオレンジ」「黄色」といったポジティブなイメージの色もランキングしている。
男性の8.5%、女性の5.5%が「黒」を選んだが、2位以下を見ると女性のほうがポジティブな傾向が強い?「2023年はこうあってほしいという気持ちを表す色」は、男性の1位が「白」で、女性の1位が「ピンク」。2位以下にも黄系・赤系・オレンジ系の暖色が多く、「明るい年になってほしい」という希望がうかがえる。
彩度の高い「赤」などの暖色は、活動的なイメージを感じさせやすい色。今回の発表においては、比較的に柔らかなトーンの色が上位に増えたのは「コロナ禍が落ち着き、無理をせずとも穏やかな日々が訪れている心の変化」と分析されている。
2020年の3位の「赤」などには“活動”への強い欲求が感じられる
無彩色が上位を占める傾向は変わらないが多少の変化が見られる2020年から2022年の3年間に実施された本アンケートは、あらためて「色と気分・心情の結びつき」を如実に示す結果になったと言えるだろう。全体的にライトトーンが選ばれやすいのは、「流行」と「好まれやすいトーン」の影響もありそうで深掘りの余地がありそうだ。
新型コロナウイルス感染症の位置付けが「5類」に移行し、マスク着用も「個人の判断」となった2023年。大きな変化を迎えて、今年の年末にはどのような色がランクインするのか興味は尽きない。
公益社団法人色彩検定協会
URL:https://www.aft.or.jp/
2023/05/10











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