調査主体のSurfvote(Polimill株式会社)が公開した投票結果ICTスタートアップのPolimill株式会社は、「AIアートは芸術と認められるか?」という課題に対する意見投票の結果を公開した。

この課題(イシュー)は、女優・アートナビゲーターの西条美咲氏が提起したもの。
2023年3月26日(日)~5月31日(水)に、「Surfvote」というSNS上で調査が実施されている。

「Surfvote」は、社会のさまざまな課題について、ユーザーとの議論で理解を深めながら最終的な自分の意見を投票できる“目的特化型”のSNS。今回の「AIアートは芸術と認められるか?」という題材では、有効票数が70票となった。

選択肢として用意されたのは「AIアートは芸術として認められる」「AIアートは芸術として認められない」「AIアートに作者の手が加えられたものであれば芸術として認められる」「作品のコンセプトにより芸術か芸術でないか分かれる」「従来のアート作品とは別枠として、AIアートという分野で区別するべきである」に加え、「その他」や「わからない」といった項目。

これらのうち最も票数を集めたのは「従来のアート作品とは別枠として、AIアートという分野で区別するべきである」で37.1%であった。「芸術として認められる」は27.1%、対極にある「芸術として認められない」は11.4%となっている。

投票参加人数がさほど多くはないことからも、これが即座に「社会全体の答え・傾向」というわけでは決してない。興味深い1つの結果として参考にしてみると良いだろう。

AIアートは芸術と認められる? 「Surfvote」SNSでの投票結果をポリミルが公表
問題提起したオーサーの西条美咲氏。女優として活動するとともに美術検定1級のアートナビゲーターPolimill株式会社
URL:https://surfvote.com/

2023/06/14

AIアートは芸術と認められる? 「Surfvote」SNSでの投票結果をポリミルが公表
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