同氏は国際的にも名高いオランダ人アーティスト。
フロレンティン・ホフマン氏は、2000年にオランダのカンペン芸術アカデミーで学んだ後、ベルリンのヴァイセンゼー芸術大学で芸術修士号を取得した。「Rubber Duck」シリーズに代表されるように、奇妙なほど巨大な“おもちゃ”を制作。空気注入式の特大サイズで実現された「Rubber Duck」は、世界中で人々を楽しませている。
これまで日本でも、直近では大阪の「中ノ島ウェスト・ラバー・ダック2022」プロジェクトなどで、彼の巨大なパブリック・アートが公開されてきた。ただし、画廊スペースでの個展は今回が本邦初となる。
「Rubber Duck」からも分かるように、“黄色”は同氏が最も好む色の1つ。彼の制作における信条は「アートにまつわる近寄りがたさを取り除き、人々にアートへのアクセスを容易たらしめ、子ども時代の楽しい記憶を喚起すること」で、“黄色”もそのイメージに通ずる。
今回の展覧会では、その“黄色”をもとに、形や大きさが異なるビビッドな動物たちをギャラリーの白壁に配置。“黄色”の“遊戯性”が、色彩間の補色作用で増幅されている。

2023年6月16日(金)~7月15日(土)
■開催場所:
ホワイトストーン・ギャラリー銀座新館
東京都中央区銀座6-4-16
■問い合わせ先:
株式会社ホワイトストーン
url. https://www.whitestone-gallery.com/
