YouTubeの「EGAKU -draw the song-」チャンネルで、“松浦健人 draws supercell「君の知らない物語」|EGAKU #26”と題した最新の動画が公開されて好評を博している。同チャンネルでは、漫画家やイラストレーターやアニメーターが、お気に入りの1曲を1枚のイラストで描く様子を公開。
2023年9月に公開された最新の回では、松浦健人氏がsupercellの人気楽曲「君の知らない物語」を絵で表現している。

「EGAKU -draw the song-」は、「絵描きの心を動かす楽曲がある。」をキャッチコピーとした“ドローイングチャンネル”を掲げており、プロが実際に絵を描いていく作業工程を目にすることができる。下絵の状態から着色・仕上げまで見ることができ、クリエイターにとっても非常に参考になる内容だ。それぞれの動画では題材となった楽曲がBGMとして流れており、その世界観が醸し出す雰囲気にどっぷりと浸りながら視聴できる。

プロの漫画家・イラストレーターが好きな曲を1枚の絵に描く〜YouTubeチャンネル「EGAKU」の必見最新作〜
今回は松浦健人氏とsupercell「君の知らない物語」のコラボ
プロの漫画家・イラストレーターが好きな曲を1枚の絵に描く〜YouTubeチャンネル「EGAKU」の必見最新作〜
 今回の動画で描画の様子を披露している松浦健人氏は、集英社の「週刊少年ジャンプ」で連載された「トーキョー忍スクワッド」(原作:田中勇輝氏)や「仄見える少年」(原作:後藤冬吾氏)などで作画を担当している漫画家・イラストレーター。動画では、タブレットとスタイラスとクリスタで作品を描く様子が撮影されている。

影の入れ方や背景の表現、トーンカーブの活用なども含め、随所に注目したいテクニックが見られる貴重な動画だ。もちろん、クリエイター以外も十分に楽しむことができ、絵がかたちになっていく過程で“プロの技”をたっぷり堪能できる。

松浦健人 draws supercell「君の知らない物語」| EGAKU #26(YouTube「EGAKU -draw the song-」チャンネルより)

松浦氏が「君の知らない物語」を初めて聴いたのは「多感な15歳くらいの時」だったとのこと。今回のイラストを描くにあたって意識したこととして、「自分の好きな曲をテーマに描けるのだから何を原動力としてこの絵を描こうか考えた時、ただ曲のストーリーやイメージに寄り添うだけでなく『15歳の僕では思い描きこそすれ表現できなかったであろう絵』を意識して描きました」とのコメントを発表している。

「EGAKU -draw the song-」チャンネルはこれまでにも、数々の楽曲とクリエイターのコラボでこのような動画を公開してきた。

第1回の相原実貴氏と「逃走のファンク」(RHYMESTER)のコラボに始まり、白浜鴎氏が描く「Grab the air」(milet)、石川雅之氏が描く「Wake Up -season 02-」(ClariS)、山口つばさ氏が描く「月飼い」(ポルノグラフィティ)、吉河美希氏が描く「以心電信」(ORANGE RANGE)、久米田康治氏が描く「東京は夜の七時」(野宮真貴)、おかざき真里氏が描く「危険すぎる」(浅井健一)など、絵のプロフェッショナルの側も楽曲も錚々たるラインナップだ。
絵が好きな人も音楽が好きな人も、ぜひチェックしてみると良いだろう。

相原実貴 draws RHYMESTER「逃走のファンク」 | EGAKU #1(YouTube「EGAKU -draw the song-」チャンネルより)

白浜鴎 draws milet「Grab the air」| EGAKU #3(YouTube「EGAKU -draw the song-」チャンネルより)

山口つばさ draws ポルノグラフィティ「月飼い」| EGAKU #12(YouTube「EGAKU -draw the song-」チャンネルより)

「EGAKU -draw the song-」チャンネル
URL:https://www.youtube.com/@EGAKU

2023/10/02

プロの漫画家・イラストレーターが好きな曲を1枚の絵に描く〜YouTubeチャンネル「EGAKU」の必見最新作〜
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