「EGAKU -draw the song-」は、「絵描きの心を動かす楽曲がある。」をキャッチコピーとした“ドローイングチャンネル”を掲げており、プロが実際に絵を描いていく作業工程を目にすることができる。下絵の状態から着色・仕上げまで見ることができ、クリエイターにとっても非常に参考になる内容だ。それぞれの動画では題材となった楽曲がBGMとして流れており、その世界観が醸し出す雰囲気にどっぷりと浸りながら視聴できる。


影の入れ方や背景の表現、トーンカーブの活用なども含め、随所に注目したいテクニックが見られる貴重な動画だ。もちろん、クリエイター以外も十分に楽しむことができ、絵がかたちになっていく過程で“プロの技”をたっぷり堪能できる。
松浦健人 draws supercell「君の知らない物語」| EGAKU #26(YouTube「EGAKU -draw the song-」チャンネルより)
松浦氏が「君の知らない物語」を初めて聴いたのは「多感な15歳くらいの時」だったとのこと。今回のイラストを描くにあたって意識したこととして、「自分の好きな曲をテーマに描けるのだから何を原動力としてこの絵を描こうか考えた時、ただ曲のストーリーやイメージに寄り添うだけでなく『15歳の僕では思い描きこそすれ表現できなかったであろう絵』を意識して描きました」とのコメントを発表している。
「EGAKU -draw the song-」チャンネルはこれまでにも、数々の楽曲とクリエイターのコラボでこのような動画を公開してきた。
第1回の相原実貴氏と「逃走のファンク」(RHYMESTER)のコラボに始まり、白浜鴎氏が描く「Grab the air」(milet)、石川雅之氏が描く「Wake Up -season 02-」(ClariS)、山口つばさ氏が描く「月飼い」(ポルノグラフィティ)、吉河美希氏が描く「以心電信」(ORANGE RANGE)、久米田康治氏が描く「東京は夜の七時」(野宮真貴)、おかざき真里氏が描く「危険すぎる」(浅井健一)など、絵のプロフェッショナルの側も楽曲も錚々たるラインナップだ。
相原実貴 draws RHYMESTER「逃走のファンク」 | EGAKU #1(YouTube「EGAKU -draw the song-」チャンネルより)
白浜鴎 draws milet「Grab the air」| EGAKU #3(YouTube「EGAKU -draw the song-」チャンネルより)
山口つばさ draws ポルノグラフィティ「月飼い」| EGAKU #12(YouTube「EGAKU -draw the song-」チャンネルより)
「EGAKU -draw the song-」チャンネル
URL:https://www.youtube.com/@EGAKU
2023/10/02
