ここでは実際にSonomaをインストールしてみて特に便利だと感じた2つの機能を紹介します。日頃からmacOSを使うクリエイターに役立ちそうな機能なので、ぜひ使ってみて欲しいです。
目次
macOS Sonomaの魅力と新機能
macOS Sonomaは、Macの使用体験をさらに向上させるための多くの新機能を持っています。紹介ページには「仕事も遊びも一段とパワフルに」という表現があるように、ビデオ通話中に自分の姿をプレゼンテーション画面にオーバーレイ表示できたり、スローモーションを採用したスクリーンセーバなど、仕事や日常をより便利に、そして楽しくする機能を搭載しています。さらに、ウィジェットギャラリーを利用して、デスクトップにお気に入りのウィジェットを配置することができます。iPhoneのウィジェットもMacのデスクトップに追加できる連係機能や、ウィジェットのデザインが背景に合わせて変更される機能も追加されました。
その他にも、ビデオ通話中に開いているウインドウから1つまたは複数のアプリを共有できる新しいピッカーなど、コミュニケーションをさらにスムーズにするための機能が盛りだくさんです。
【Sonomaを試した】音声入力とキー操作が同時に利用可能
ここからは新しくなった音声入力機能を試していきます。macOS Sonomaでは、音声入力とキーボード操作を同時に使用することができるようになりました。これにより、音声入力を中断することなく、スムーズにタイピングとの切り替えが可能になります。まずは「設定」から「キーボード」を選択して、音声入力の設定がオンになっていることを確認しましょう。問題なければ「ショートカット」に設定されているキーを押すと、音声入力が開始します。


例えば、以下の画面では「屋外のアクティビティ」を「アウトドアのアクティビティ」と書き換えています。音声入力と並行してカーソル移動や入力した文字の削除ができるので、スムーズな文章作成ができるようになりました。

【Sonomaを試した】ウィジェット編集が便利
ウィジェットを直接デスクトップに配置する機能も追加され、カスタマイズの幅が広がったことで、よりパーソナルな作業環境を構築することができます。ここからはウィジェット機能を実際に試していきます。デスクトップ画面で「ウィジェットを編集」をクリックすると、アプリのウィジェットを配置できるようになりました。ここでは試しにリマインダーのウィジェットを置いてみます。




Sonomaはクリエイターをサポートする新機能がたくさん
macOS Sonomaは、クリエイターが日常の作業を行う際の手助けになる新機能が多く搭載されました。特に今回実際に試してみた音声入力は文章をタイピングするのが苦手な人に役立ち、ウィジェット編集はデスクトップでタスク管理をしたい人の生産性を高めてくれそうです。新機能搭載に慣れていない人は、macOSが新しくなる度に負担と感じる人も多いかもしれません。しかし、SonomaではこれまでのmacOSと操作感はほとんど変わらないため、新しい機能に対応する苦労はそこまでないと思われます。クリエイターの生産性を高めてくれそうな新機能が搭載されているので、迷っている場合はさっそく試してみることをオススメします。
関連ページ:https://www.apple.com/jp/macos/sonoma/
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2023/10/05
