キングジムがラベルの活用術を紹介する「アレコレテプラ」Webサイトをオープン (2023年10月16日)

キングジムがラベルの活用術を紹介する「アレコレテプラ」Webサイトをオープン

2023年10月16日(月)10:00

「アレコレテプラ」
URL：https://www.kingjim.co.jp/sp/tepra_arekore/株式会社キングジムは、特設サイト「アレコレテプラ」を開設した。同社はラベルライター「テプラ」で広く知られているメーカー。

今回のWebサイトでは、「テプラ」のさまざまな活用術が紹介されている。

「テプラ」は、1988年に国内初の漢字変換が可能なコンパクトなラベル作成機として開発された。累計販売台数は1,210万台を突破しており、今やラベルライターの代名詞とも言える存在になっている。

オフィス用品や子どもの持ち物に名前をつけるため、使いやすいシンプルなモデルはもちろんのこと、事務作業に適したパソコン接続モデルや、こだわりのデザインも作れるスマホ専用機など、各種さまざまなモデルを発売。対応テープも豊富な種類があり、SNS上などでも「テプラ」の人気は高い。

スマホ専用モデルで2021年にグッドデザイン賞も受賞した「テプラ」PRO “MARK” SR-MK1今回オープンしたWebサイトでは、まず「場所から探す（Scene）」と「キーワードで探す（Keyword）」という項目が用意されている。前者では7つのシーンからどのようにラベルライターを活用できるかを紹介。「オフィス」「工場・倉庫」「建設・工事・設備」「医療・福祉」「学校・幼稚園・保育園」「店舗・パブリックスペース」のカテゴリーがあり、「テプラ」があらゆる場面で活用されていることを感じさせる。

「場所から探す（Scene）」では7つのシーンからラベルの活用術を探せる特に仕事で役立ちそうなのは「オフィス」の項目。大量の郵便発送のための宛名データからの流し込み印刷なども紹介されていて興味深い。この機能は「テプラ」PRO用のWindows向けラベルソフト「TEPRA Label Editor SPC10」で使用でき、CSV形式やExcelなどで作ったデータベースを流し込んで効率的に宛名ラベルを作れる。

「家庭」のカテゴリーで印象深かったのが、オンラインのフリマやオークションで出品したアイテムを発送する際に、梱包時の印象を良くするためのラベル活用術。

「荷物を届けるドライバーへの感謝の気持ちを伝えるシール」「専用の絵文字で“精密機器”などを分かりやすく示すシール」などの仕上がりサンプルも掲載されており、ラベルの作り方のヒントにもなりそうだ。

掲載例には仕上がりサンプルも含まれていて参考になりやすい一方の「キーワードで探す」の項目では、使う目的や相手などの気になるキーワードで絞り込みが可能。50を超える事例が一堂に集められている。「#お名前付け」「#Excelから印刷」「#多言語対応」「#かわいい」などの複数のタグがある中に「#きれいにデザイン」というものもあった。

「キーワードで探す（Keyword）」では複数のタグからラベルの活用術にアクセス「#きれいにデザイン」の中に集められているのは13例。「氏名や所属、血液型がすぐ分かる“ヘルメット情報”」「社内で共有するファイルの分かりやすい整理」などがあり、前述の「フリマアプリに役立つラベル術」はこちらからもアクセスできる。

また、商品POPを手作りする際にテンプレートが役立つことなども掲載されている。「テプラ」PRO用のiOS／Android向けアプリ「Hello」では、豊富なテンプレーを選ぶだけでキレイなラベルを簡単に作ることができ、テンプレートや絵文字は随時追加されている。

「テプラ」PRO用のiOS／Androidアプリの「Hello」この「アレコレテプラ」と合わせて、同社は「『テプラ』選び方ガイド」も同時に公開した。そちらは主に「『テプラ』を導入したいけれど、どのモデルを選べば良いか迷う」と考えるユーザーに向けたもの。そもそも「テプラ」とは何かの解説のほか、質問項目を選んでいくことで自分にぴったりの「テプラ」が見つかるユニークな診断コンテンツも用意されている。