2023年10月25日(水)から11月6日(月)まで、大丸京都店 6Fの大丸ミュージアム〈京都〉にて「川瀬巴水 旅と郷愁の風景」が開催される。川瀬巴水(1883~1957年)は、Apple社の共同創業者であるスティーブ・ジョブズ(1955~2011年)もお気に入りであった木版画家。
川瀬巴水は、大正から昭和にかけて活躍。日本の原風景を求めて全国を旅し、庶民の生活とともに四季折々の風景を描いた。新たな色彩や表現に挑み、“新版画”を牽引した人物としても知られている。
“新版画”は、絵師/彫師/摺師の共同作業によって制作された多色摺りの木版画。江戸時代に流行した浮世絵は明治時代に入ると急速に衰退したが、その一方で作家自らが木版画の全工程をこなす“創作版画”が普及した。
そのような中で、版元の渡邊庄三郎(現・渡邊木版美術画舗初代)は、高い技術が結集して共同作業で生まれる浮世絵版画の価値に着目。伝統技術を継承しながらも、新たな時代の木版画芸術を川瀬巴水とともに目指した。
本展では、まとめて鑑賞できる機会が少ない連作も含め、約180点の作品を展示。叙情的な川瀬巴水の世界を堪能できる。
「雪の橋立」旅みやげ第二集 1921年2月(大正10年)/渡邊木版美術画舗蔵■期間:
2023年10月25日(水)~11月6日(月)
■開催場所:
大丸ミュージアム〈京都〉
京都府京都市下京区四条通高倉西入立売西町79 大丸京都店 6F
■問い合わせ先:
大丸京都店
tel. 075-211-8111
url. https://www.daimaru.co.jp/kyoto/
展覧会では、ジョブズが購入した作品と同じ⽊版画が紹介される。
川瀬巴水は、大正から昭和にかけて活躍。日本の原風景を求めて全国を旅し、庶民の生活とともに四季折々の風景を描いた。新たな色彩や表現に挑み、“新版画”を牽引した人物としても知られている。
“新版画”は、絵師/彫師/摺師の共同作業によって制作された多色摺りの木版画。江戸時代に流行した浮世絵は明治時代に入ると急速に衰退したが、その一方で作家自らが木版画の全工程をこなす“創作版画”が普及した。
そのような中で、版元の渡邊庄三郎(現・渡邊木版美術画舗初代)は、高い技術が結集して共同作業で生まれる浮世絵版画の価値に着目。伝統技術を継承しながらも、新たな時代の木版画芸術を川瀬巴水とともに目指した。
本展では、まとめて鑑賞できる機会が少ない連作も含め、約180点の作品を展示。叙情的な川瀬巴水の世界を堪能できる。

2023年10月25日(水)~11月6日(月)
■開催場所:
大丸ミュージアム〈京都〉
京都府京都市下京区四条通高倉西入立売西町79 大丸京都店 6F
■問い合わせ先:
大丸京都店
tel. 075-211-8111
url. https://www.daimaru.co.jp/kyoto/

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