スマホ依存はもちろんゲーム機・タブレット依存にも効果アリ、99時間まで指定できるデジタル南京錠 (2024年2月6日)

スマホ依存はもちろんゲーム機・タブレット依存にも効果アリ、99時間まで指定できるデジタル南京錠

2024年02月06日(火)11:10

スマホ依存はもちろんゲーム機・タブレット依存にも効果アリ、99時間まで指定できるデジタル南京錠

自分一人の意思で、スマホやタブレットの長時間利用を我慢するのは実に難しいことです。こうした場合に便利な、決められた時間だけ、強制的にスマホやタブレットを使えなくするタイマー付きのケースは、さまざまな製品が市販されています。

これに入れてロックしてしまえば、時間が来るまでは取り出せず、仕事や勉強に集中できるというわけです。

今回紹介するのは、そうしたスマホやタブレットのロックに使える、タイマー付きのデジタル南京錠です。構造そのものは一般的な南京錠と同じですが、最大99時間99分までセット可能なタイマーを内蔵しています。スマホやタブレットをポーチに入れ、そのファスナー部分に本製品のフックを通して施錠することにより、時間が来るまでは開けられなくするという一品です。

本体に当たる南京錠。給電用のUSB（microB）ケーブルも付属

構造および使い方は一般的な南京錠と変わりません液晶画面の下には、時間と分を指定する2つのボタンに加えて、中央に鍵ボタンが用意されています。フックを挿入したあと中央の鍵ボタンを押すことによって、5秒のカウントダウンがスタートし、それが終わると完全ロックされます。カウントダウン中であれば鍵ボタンを押すことで解錠できますが、それを過ぎると、残り時間がゼロになるまでは、決して開けられない仕組みです。

それゆえ、うっかりセットし間違えると、最大99時間99分、つまり約4日にわたってスマホが使えなくなるので要注意です。透明なケースに入れるタイプの製品と異なり、画面もまったく見えないので、中で何が起こっているかを知る術はなく、アラームを止めることすらできません。周りに迷惑をかけることがないように注意したいところです。

解錠までの時間は最大99時間99分まで設定できます

付属のポーチのファスナー部分に通してロックします

残り時間がゼロになると自動的にロックが外れます

今回購入したのはタブレット用ポーチとのセットモデル本体の重量は110gと、スマホの半分程度。

小柄な割にかなりずっしりしています。電源は内蔵バッテリーで、本体下部にあるUSB（microB）ポートで充電を行います。連続待受時間は500時間と長い上、万一バッテリーが切れてしまった時は、給電すればすぐに復活するため、バッテリー切れで開けられなくなる心配はありません。

他の製品にない仕組みとして、緊急解錠機能が用意されていることが挙げられます。これは、定められた手順でキーを操作することで、いざという時に緊急解錠が行えるというものです。どうしてもという場合に便利な機能ですが、全使用期間を通して使えるのは3回だけと限られており、カウントが回復することはありません。

そのため、この機能が不要な場合は、あらかじめ3回分を使い果たしてから利用を始めるよう、ユーザマニュアルでは指示されています。バッテリー切れのたびに回復するわけでもなく、残数を表示することもできないなど、なかなか使いどころが難しい機能で、基本的にはないものと扱ったほうがよいでしょう。

製品は、今回紹介しているタブレット用ポーチがセットになった製品のほか、スマホ用のセット、ノートPC用のセットと、複数のラインナップがあります。ポーチに入れるのは特にタブレットに限らず、ゲーム機などにも対応しますので、さまざまなデバイスの利用を我慢しなくてはいけない人にオススメの逸品です。