「まちのチカラ」をテーマに工事現場の仮囲いデザインのアイデアコンテストが開催中

株式会社フェイスネットワークが「まちからアート 仮囲いデザインのアイディアコンテストVol.3」を開催中です。「まちのチカラ」をテーマに2024年1月31日（水）まで作品を募集しており、受賞作品は東京都世田谷区をはじめとする同社の開発物件の建設現場での仮囲いに展示されます。

【目次】

街の活性化と若者のサポートを目的とした「まちからアート」

フェイスネットワークは、東京の城南3区エリア（世田谷区／目黒区／渋谷区）を中心として、主に新築一棟RCマンションによる不動産投資支援の事業を展開しています。今回のコンテストは、2021年からスタートした「世田谷ドリームプロジェクト」のアート分野の取り組みである「まちからアート」での第3回目の企画です。

独自ブランド「GranDuo」も展開している株式会社フェイスネットワーク「世田谷ドリームプロジェクト」は、同社の発祥の地でもあり、これまで多くの物件を手掛けてきた世田谷区の活性化への貢献と、若者の夢の実現をサポートする取り組みとして発足されました。これまでにもアート分野のほか、ミュージック分野、スポーツ分野での企画が展開されています。

本来は味気ない “仮囲い” のイメージをアートで変える

本コンテストは “仮囲い” を題材としており、デザイン公募としてはやや異色の企画です。“仮囲い” とは工事期間中の現場と外部を遮断するために設置される防護板のことで、防犯や安全、防塵、遮風、遮音などを主な目的としています。

何よりも機能面を重視する設備であるため、従来型の “仮囲い” にはどこか冷たい雰囲気があり、工事の間だけとはいえ街の景観を殺風景なものに変えてしまう味気なさがありました。近年では、この “仮囲い” にアートを施し、見た目でも楽しめるものに変えていく動きが少なからず見られます。

建設現場の仮囲いにアートを展示している様子

受賞作品は多くの人の目にとまるチャンス

今回募集されているのは、絆／協調／希望／共生といったイメージ、これから人々が暮らしていく街、アートを見た人や街全体に彩りと活気を与えるビジュアルなど、さまざまな「まちのチカラ」を表現した作品です。アクリル画／水彩画／油絵／デジタルアート／イラストなどの平面作品が対象で、写真もしくは写真を加工した作品は応募不可とされています。

これまで2回にわたって開催された「まちからアート」コンテストでは、応募総数が335作品にのぼるなど、回を追うごとに盛り上がりを見せています。今回の受賞作品数は5点（最優秀賞1点／優秀賞1点／入賞3点）で、受賞者に賞金が授与されるとともに合同展示会も開催予定です。

前回コンテスト受賞作品の展示の様子作品の規定サイズはA3以上／A1以内で、縦向きであるか横向きであるかは応募者が自由に選べます。作品提出はJPEGまたはPNG形式の画像データを、コンテスト特設サイトに設置された応募フォームから送る方式です。受賞作品の画像データは、展示用の大きさに引き伸ばしてシートにプリントされます。

受賞作品が実際の工事現場の “仮囲い” に展示されるのは、より多くの人に自分の作品を見てもらえるチャンスでもあります。アートの力で街の賑わいの創出に貢献できるやり甲斐もあるので、応募条件を満たすアーティストはぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

■応募締切：
2024年1月31日（水）

■応募資格：
応募時点の年齢が29歳以下／東京都内に在住・在勤・在学
※未成年者は親権者または未成年後見人の同意を得ていることが必要

■賞：
最優秀賞（20万円）
優秀賞（10万円）
入賞（各5万円）

■問い合わせ先：
株式会社フェイスネットワーク
url. https://www.fn-dreamproject.jp/machikara-art