簡単にショート動画を作れる｢VARK SHORTS｣に能登半島地震で被災したファン向けの応援テンプレが追加

株式会社VARKは、簡単にショート動画を作れる「VARK SHORTS」内で、「応援メッセージ」のテンプレートを公開しました。動画作成などを手掛けるクリエイターは、このテンプレートを使うことで、能登半島地震の被災地域のファンに向けて応援のメッセージを届けることができます。

【目次】

テンプレートのテキストはカスタマイズも可能

2024年は、元日から石川県能登地方を中心に大きな地震が発生するなど、波乱の幕開けとなりました。クリエイター界隈でも、SNSなどでこの能登半島地震に言及している人たちが多く見られます。特にYouTubeなどで活動する配信者たちからは「普段通りに配信をしても良いものだろうか」「何か自分たちにできることはないか」「いつも応援してくれているファンの中にも被災地に近い地方に住んでいる方がいるので心配」といった戸惑いの声が多く聞かれました。

今回「VARK SHORTS」に追加されたテンプレートは、被災したファンなどに応援のメッセージを届け、少しでも多くの人たちを元気づけることを目的としたものです。テンプレート内のテキストは自由に変更でき、クリエイターが各自で特別な応援メッセージを発信することもできます。

VRMモデルのみでショート動画を作れるアプリ

このテンプレートを公開した「VARK SHORTS」は、VRM形式のアバターのみで手軽にショート動画を作成できるアプリです。2023年4月にリリースされたばかりのWindows用ソフトで、無料でダウンロードして使うことができます。

メタバース関連など複数のエンターテイメントサービスを展開している株式会社VARKのソフト作成した動画は、X（Twitter）やTikTokやYouTubeなどに投稿できます。最近では縦型動画・ショート動画が大きく注目されており、本ソフトもリリースから既に2万名以上のクリエイターが利用し、投稿された動画の総再生数は5,000万回を超えています。

操作の手軽さから多くの動画クリエイターが活用。「エフェクトダンス」や各種のコラボなどでも話題に本ソフトを使用する際に必要なのは、VRM形式の3Dモデルだけです。アバターを読み込ませてテンプレートを選び、タイムライン調整などを行ってmp4形式で書き出すだけで動画を作れます。さらにこだわりたい人には、各種のアレンジ機能が便利です。テキストの入力と読み上げ、画像の差し替え、ライティングなどの画面効果といった充実の機能が用意されています。

「VARK SHORTS」での動画づくりの流れ

ショート動画づくりが身近になるツール

本ソフトはVRMモデルだけ持っていれば簡単にショート動画を作れることが魅力ですが、さらにサンプルアバターも用意されています。つまり、サンプルのアバターで満足できるようであればVRM形式のデータがない人でもショート動画作成を始めてみることは可能です。「VTuberのように動画を作ってみたいけれど、何から始めれば良いか分からない」「予算がないけれど、とりあえず活動を始めてみたい」といった人たちには、特に便利なツールと言えるでしょう。

なお、本ソフトで出力した動画は、個人または法人のバーチャルタレント事務所およびその所属タレントであれば、YouTubeやX（Twitter）などのSNSが正式に提供するパートナー機能などを使った収益化も許諾されています。ただし、バーチャルタレント事務所やその所属タレント「以外の」法人は、本ソフトで作成した動画の投稿は認められていないため注意が必要です。

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能登半島地震の発生により、ファンからクリエイターに向けても「被害がなかったか心配」といった声が多く見られます。特に地震の影響を受けずに普段通りの活動ができるクリエイター・配信者は、本ソフトのテンプレートなどを用いて自身が無事であることをファンに伝えるとともに、少しでも社会全体が明るく元気な気持ちになれるような発信をしてみてはいかがでしょうか。

株式会社VARK
URL：https://lp.vark.co.jp/varkshorts/

2024/01/05