株式会社CHALK'Sが、公式サイト「ザ・サインアート はたらくアート看板」をオープンしました。同社は「チョークアート企業」として年間に60件以上のアートイベントを実施しており、今回のWebサイトもチョークアートでの看板制作に特化した内容となっています。


【目次】

卒業・入学シーズンにも活躍しやすいアート

チョークアート(黒板アート)は、本来の意味では学校のように黒板にチョークで作品を描くスタイルのアートです。街中では、カフェのメニューボードなどで数多く見られます。

チョークアートを専門とする「CHALK’S」が看板制作に特化した公式Webサイトをオープン
卒業・入学シーズンには、お祝いのメッセージを込めた作品を黒板にチョークで描く企画も盛り上がります。過去には、井上雄彦氏の人気漫画「SLAM DUNK」の “続編” が黒板アートとして披露されたこともあり、大きな話題となりました。

チョークアートは学校をイメージさせやすいものであるとともに、イベントとの親和性が高いことも特徴です。前述の卒業・入学に関連した式典に加え、さまざまな場面でインパクトのあるメッセージアートとして採用されています。黒板とチョークの “簡単に消えてしまう儚なさ” が、イベントという “瞬間” の貴重な体験に通ずるものがあるからかもしれません。

屋外でも使える素材でのチョークアート看板

もともとのチョークアートは、そのような簡単に消えてしまうものですが、それでは長く残る看板などの用途には適していません。そのため、現在ではチョークアート看板で実際に使用されるのは、ブラック塗装を施した合板とオイルパステルという画材が多いそうです。それでも屋外で長期間にわたって使うことは難しく、主に室内向けとして利用されています。

近年では、使用する画材の種類は問わずに、黒板に描かれているアートが総じて「チョークアート」と呼ばれます。CHALK’Sは、チョークアート看板を屋外でも気軽に活用できる方法を模索し、テストを重ねてさらに屋外で使いやすい「はたらく看板」を開発しました。

チョークアートを専門とする「CHALK’S」が看板制作に特化した公式Webサイトをオープン
「はたらく看板」は、チョークアートで制作した手描きの原画をもとにデジタル化し、雨や風などがある屋外でも長く耐えられるような最適な素材で制作されます。CHALK’Sでは、この手法をもとに、さまざまな店舗や企業や商業施設などに向けて、オリジナル看板を提供しています。


チョークアートを専門とする「CHALK’S」が看板制作に特化した公式Webサイトをオープン
デザイン案の提案の段階では基本的には手描きデッサン(鉛筆のラフ画)が提出されます。ただし、担当アーティストによってはデザイン案がデジタルで制作されるケースもあるようです。

看板デザインの勉強にもなる公式Webサイト

今回オープンしたCHALK'Sの公式Webサイトでは、多彩なチョークアート看板の事例を公開中です。いずれもチョークアートならではの手描きの温もりは保たれ、目を引く看板に仕上げられています。

Webサイトでは看板への熱い想いも語られており、看板のデザインで重視されているポイントについてもまとめられていました。「インパクト=目立つ」「デザイン性=良い印象」「コスパ=費用対効果」「オリジナル性=唯一無二」「効果的なアピール=お店の自慢」という5点が挙げられています。チョークアートに限らず、看板(サイン・ディスプレイ)のデザインにまつわる基本的な考え方を学べるため必見です。

チョークアートを専門とする「CHALK’S」が看板制作に特化した公式Webサイトをオープン
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CHALK'Sの公式Webサイトは、チョークアートや看板デザインに関して、とても多くの “学び” を得られるものでした。もちろん、このWebサイトから実際に同社への問い合わせ・発注へと進むこともできます。

株式会社CHALK'S
URL:https://www.the-signart.com/

2024/01/12

チョークアートを専門とする「CHALK’S」が看板制作に特化した公式Webサイトをオープン
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