コクヨ株式会社が「コクヨデザインアワード2025」のエントリー受付を開始しました。才能あるデザイナーの応援と共創を目的としたプロダクトデザインの国際コンペで、募集期間は2024年10月9日(水)までです。
【目次】
コクヨデザインアワード2018の優秀賞作品が製品化された「スマートなダブルクリップ」は、2023年度のグッドデザイン金賞を受賞本コンペで募集されるのは、プロダクトデザインの作品です。「働く、学ぶ、暮らすシーンで用いる文具・家具・道具全般」が対象とされています。
毎回、世相を反映するテーマで作品が募集されており、今回のテーマは「prototype」となりました。「prototype」は一般的には “完成前の原型や試作品” という意味ですが、今回は「次につながる可能性をもつアイデアの原型」という位置付けで、「未来への起点となるようなプロダクトデザイン」が募集されます。
昨年度は「primitive」がテーマで伝野輔氏の「削鉛筆」がグランプリを受賞
1次審査での具体的な提出物はA3判タテ1ページで表現されたプレゼンテーションシート(JPEGまたはPDF)で、追加ページは認められていません。「コクヨデザインアワード2025」の特設サイトでは、過去のグランプリ受賞者のプレゼンテーションシートも公開されていて参考になります。
過去のグランプリ受賞者のプレゼンテーションシートも公開中
https://www.kokuyo.co.jp/award/2025/submissions/1次審査では約100作品、11月中旬の2次審査ではファイナリスト10作品が選定されます。2次審査は1次審査のプレゼンテーションシートで再び審査されるため、再提出の必要はありません。
その後、2次審査の通過者を対象として、最終審査が実施されます。プレゼンテーション(対面もしくはオンライン)および模型をもとにした審査で、結果発表は表彰式とともに2025年3月22日(土)の予定です。
「コクヨデザインアワード2024」の様子最終審査の提出物は、A3判タテのプレゼンテーションシート(再提出受付)と、実寸代の模型です。模型のサイズについて、家具などはスケールモデルもOKとされています。模型の制作にあたっては、主催者から制作補助費が20万円以内(税込/輸送費込)の実費で支給されます。最終審査の詳細は、2024年12月上旬に2次審査通過者に直接連絡があります。
さらに今回は、2023年に引き続き「NEW GENERATION賞」も設置されました。そちらは学生応募者のみを対象としている賞で、最大10点が選ばれ、各3万円が贈られます(模型審査はなし)。
本コンペの審査で重視されるポイントには、3点が挙げられています。「アイデアが明快であること」「社会の課題を浮き彫りにしていること」「製品化の可能性」です。
なお、本コンペでは応募点数の上限に制約はないため、良いアイデアがあれば複数の作品を応募できます。
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■応募締切(エントリー受付):
2024年10月9日(水)12:00 JST
■応募資格:
2025年3月22日(土)に実施予定の最終審査でプレゼンテーションできることが必要
※未成年の応募には親権者そのほかの法定代理人の同意が必要
■賞:
グランプリ(200万円)
ほか
■問い合わせ先:
コクヨ株式会社
url. https://www.kokuyo.co.jp/award/
【目次】
今回の作品募集のテーマは「prototype」
2002年に創設された「コクヨデザインアワード」は、今回で第22回目の開催を迎えます。受賞者とコクヨ開発者の共創で受賞作品の製品化が行われることも特徴で、これまで実際に20点以上の製品が生み出されてきました。
毎回、世相を反映するテーマで作品が募集されており、今回のテーマは「prototype」となりました。「prototype」は一般的には “完成前の原型や試作品” という意味ですが、今回は「次につながる可能性をもつアイデアの原型」という位置付けで、「未来への起点となるようなプロダクトデザイン」が募集されます。

必要な提出物と審査のスケジュールは?
本コンペに参加する際には、「エントリー」で応募者情報や作品情報を登録し、作品データを送信します。「エントリー」と作品提出の締切日は同じで、募集期間は日本時間で2024年7月26日(金)~10月9日(土)の12:00です。1次審査での具体的な提出物はA3判タテ1ページで表現されたプレゼンテーションシート(JPEGまたはPDF)で、追加ページは認められていません。「コクヨデザインアワード2025」の特設サイトでは、過去のグランプリ受賞者のプレゼンテーションシートも公開されていて参考になります。

https://www.kokuyo.co.jp/award/2025/submissions/1次審査では約100作品、11月中旬の2次審査ではファイナリスト10作品が選定されます。2次審査は1次審査のプレゼンテーションシートで再び審査されるため、再提出の必要はありません。
その後、2次審査の通過者を対象として、最終審査が実施されます。プレゼンテーション(対面もしくはオンライン)および模型をもとにした審査で、結果発表は表彰式とともに2025年3月22日(土)の予定です。

審査の際には3つのポイントを重視
本コンペでのグランプリ賞金は200万円で、優秀賞(3点)にもそれぞれ50万円が贈られます。賞金の額が非常に高い大規模なコンペです。また、今回も前回までと同様に、受賞作品の製品化が検討される場合があります。さらに今回は、2023年に引き続き「NEW GENERATION賞」も設置されました。そちらは学生応募者のみを対象としている賞で、最大10点が選ばれ、各3万円が贈られます(模型審査はなし)。
本コンペの審査で重視されるポイントには、3点が挙げられています。「アイデアが明快であること」「社会の課題を浮き彫りにしていること」「製品化の可能性」です。
なお、本コンペでは応募点数の上限に制約はないため、良いアイデアがあれば複数の作品を応募できます。
7月31日(水)の19:00には昨年度のグランプリ受賞者をゲストに招いたオンライン募集説明会が実施され、8月中旬には募集説明会動画がYouTubeでも公開される予定です。
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■応募締切(エントリー受付):
2024年10月9日(水)12:00 JST
■応募資格:
2025年3月22日(土)に実施予定の最終審査でプレゼンテーションできることが必要
※未成年の応募には親権者そのほかの法定代理人の同意が必要
■賞:
グランプリ(200万円)
ほか
■問い合わせ先:
コクヨ株式会社
url. https://www.kokuyo.co.jp/award/

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