サンワサプライ株式会社は、Bluetoothキーボード「SKB-BTEC1BK」を発売しました。標準価格は14,080円(税込)です。
ソーラーパネルを搭載し、室内の蛍光灯でも自動的に充電されるため、電池交換や充電の手間がかかりません。

【目次】

繰り返し充電に強い長寿命バッテリーを採用

本製品は、200ルクス程度の光があれば使えるソーラー充電式のワイヤレスキーボードです。蓄電池には、繰り返し充電に強い電気二重層コンデンサ(スーパーキャパシタ)が用いられています。一般的なリチウムイオン電池に比べて圧倒的に長寿命です。リチウムイオン電池の充電回数の上限の目安は500回ほどであることが標準的ですが、本製品の蓄電池は「劣化なく50万回の充電に耐える」とされています。

室内の照明でも充電できるため、基本的には特に何も意識せずに永続的に使い続けることができるところも魅力です。充電に必要とされる “200ルクス程度の光” は、一般的なオフィスや教室の明るさに相当します。家の中ではリビングやキッチンの照明ほどの明るさで、読書や作業などに十分な照度です。

サンワサプライ、ソーラー充電できる長寿命バッテリー搭載のBluetoothキーボードを発売
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万一ソーラー充電が切れても予備電源で安心

普段使いで室内に置いておけば自然に充電されるとはいえ、部屋が暗いことが続いてソーラーパネルに十分な光が当たらない場合もあるでしょう。本製品の最大のポイントは「手間をかけずに使い続けられること」であるため、いざというときにスムーズに使えないのでは意味がありません。

そこで、本製品では補助用の予備電源としてボタン電池(CR2032)も併用されています。万一ソーラー充電が切れた場合には、即座にボタン電池側へと切り替わって動作する仕組みです。

サンワサプライ、ソーラー充電できる長寿命バッテリー搭載のBluetoothキーボードを発売
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目安として、本製品の連続動作時間は7時間/連続待機時間は72時間で、ボタン電池では連続動作が47日/待機時間が約2年となっています。製品にはテスト用のボタン電池が付属しているため、購入してすぐに使い始めることも可能です。


最大3台の機器のマルチペアリングに対応

キーボードとしての基本スペックについて見ていくと、搭載キーは113キーで日本語109Aキー配列です。表計算ソフトなどでテンキーを必要とするユーザーにも適しています。

サンワサプライ、ソーラー充電できる長寿命バッテリー搭載のBluetoothキーボードを発売
本体サイズ426(幅)×19.17(高さ)×140.8(奥行)mmテンキーありスタンド機能あり(底面)重量680g一般的なノートパソコンと同じパンタグラフキーが採用されており、キーピッチは19mmです。各キーが独立したアイソレーションキーであるため、タイピング時に隣のキーに干渉しにくく、誤入力が軽減されています。

サンワサプライ、ソーラー充電できる長寿命バッテリー搭載のBluetoothキーボードを発売
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Bluetooth接続はVer5.0 Class 2準拠の仕様で、HIDプロファイルに対応しています。マルチペアリングもでき、最大3台の機器の同時接続が可能です。Bluetoothキーボードであることから、Windows、Mac、iOS(iPadOS)、Androidなど、OSを選ばずにさまざまな機器で使えて、環境ごとにキーボードを用意する必要もありません(ただしiOS/iPadOSはかな入力非対応)。使用機器は専用キーでワンタッチで切り替えできます。

サンワサプライ、ソーラー充電できる長寿命バッテリー搭載のBluetoothキーボードを発売
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ワイヤレスキーボードは便利ですが、有線接続のUSBキーボードとは異なり “電源が必要” ということを気付かされる場面は意外にあるものです。本製品では、いざというときに「電池が切れて困った」というストレスから解消されます。同時に長く使い続けられるエコなキーボードです。

サンワサプライ株式会社
標準価格:14,080円(税込)
URL:https://www.sanwa.co.jp/

2024/08/22

サンワサプライ、ソーラー充電できる長寿命バッテリー搭載のBluetoothキーボードを発売
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