株式会社NEXERと株式会社くまwebが、共同で「見づらいホームページ(Webサイト)」に関するアンケートを実施しました。その結果からは「どのようなWebサイトが見づらいか」と同時に「どのようなWebサイトが見やすいか」も分かります。
【目次】
まず「『このホームページ見づらいな』と思ったことはありますか?」という質問には、80%近くが「ある」と回答しています。同時に「逆に『こういうホームページは見やすい』と思ったことはありますか?」という質問についても約70%が「ある」と答えています。
「株式会社NEXERと株式会社くまwebによる調査」プレスリリースより
「株式会社NEXERと株式会社くまwebによる調査」プレスリリースより自由筆記で「どのようなホームページが見づらいと思った?」という質問では、「スクロール途中にホームページ内が変わったりして、勝手に戻る」(20代女性)といった具体的な例も挙げられていまいた。デザインに関連して「カラフルすぎる」(20代女性)や「レイアウトが見づらい」(30代男性)といった回答も見られます。“シンプルから遠いもの” ほど「見づらい」という印象を持たれやすいようです。
どのようなWebサイトを「見づらい」と思ったかの回答例・文字ばかりで知りたいことが知れないまたは分かりづらいもの(10代男性)・カラフルすぎる(20代女性)・スクロール途中にホームページ内が変わったりして、勝手に戻る(20代女性)・デザインにこだわりすぎてサイトの表示が遅かったり、メインとなる写真が見づらかった(20代女性)・情報量が多すぎて見づらい(30代女性)「株式会社NEXERと株式会社くまwebによる調査」プレスリリースより 一部抜粋
見やすいと思ったWebサイトはどのようなものだったかの回答例・公共機関のホームページ(10代女性)・スッキリとしたレイアウト、見たい情報が見つけやすいこと(20代女性)・シンプルかつ情報が多くない(30代男性)・字の大きさが良い、写真が多い(30代女性)・スマホに対応しており、どこに何があるか分かりやすい(30代女性)「株式会社NEXERと株式会社くまwebによる調査」プレスリリースより 一部抜粋
もう1つ特徴的なこととして、見やすいWebサイトに「ワードプレス対応のやつ」(30代女性)が選ばれていることも見逃せません。
過去にWebサイトを「見やすい」と思った理由・「シンプル」情報量が少なくて見やすいから(10代男性)・「企業公式ホームページ」文字のフォントやサイズが適切で、色使いが落ち着いていて少ない(20代女性)・「ワードプレス対応のやつ」スマホでも対応しているから(30代女性)・「要素が少なくスクロールしていくと文章や写真が表示されるサイト」余白が多く目が疲れないため(30代女性)・「情報が見やすいもの」見出しなどがシンプルでどこを見れば良いかすぐ分かる(30代男性)「株式会社NEXERと株式会社くまwebによる調査」プレスリリースより 一部抜粋
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Webデザインにまつわるテクノロジーはインターネットの黎明期と比べると飛躍的に発展して、驚くような工夫が盛り込まれているWebサイトも作りやすくなりました。一方で、見映えばかりを良くしても、かえって必要な情報を見つけづらくなるようでは逆効果です。今回の調査は、デザインにおける「シンプルさの重要性」をあらためて感じさせる結果でした。
●出典:株式会社NEXERと株式会社くまwebによる調査
株式会社NEXER/株式会社くまweb
URL:https://www.nexer.co.jp/
URL:https://kumaweb-d.com/
2024/10/07
【目次】
約80%がWebサイトを「見づらい」と感じたことがある
両社による今回の調査は、事前調査で「普段からネットサーフィンをしてホームページを見る」と回答した全国の男女(601サンプル)を対象としています。本調査はインターネット経由で実施されました。まず「『このホームページ見づらいな』と思ったことはありますか?」という質問には、80%近くが「ある」と回答しています。同時に「逆に『こういうホームページは見やすい』と思ったことはありますか?」という質問についても約70%が「ある」と答えています。


「情報が見つけにくい」Webサイトは低評価
Webサイトの見づらさの原因として、最も多くの人が指摘したのは「情報が見つけにくい」というポイントでした。2番目に多かったのは「コンテンツの量が多い」という回答です。このことから、Webサイトに掲載する情報は量が多ければ何でも良いというわけではなく、必要な情報がシンプルな構造でまとめられていることが求められていると分かります。
どのようなWebサイトを「見づらい」と思ったかの回答例・文字ばかりで知りたいことが知れないまたは分かりづらいもの(10代男性)・カラフルすぎる(20代女性)・スクロール途中にホームページ内が変わったりして、勝手に戻る(20代女性)・デザインにこだわりすぎてサイトの表示が遅かったり、メインとなる写真が見づらかった(20代女性)・情報量が多すぎて見づらい(30代女性)「株式会社NEXERと株式会社くまwebによる調査」プレスリリースより 一部抜粋
シンプルさ&スマホ対応が見やすさのポイント
反対に「見やすいホームページはどんなものだった?」という質問では「公共機関のホームページ」(10代女性)などのピンポイントな回答が特徴的でした。合わせて「見やすいと思った理由は?」という質問も投げかけられており、そこでも多く見られたのは「シンプル」という単語です。シンプルなデザインは必要な情報を探しやすいことと同時に「表示が早い」ことも高く評価されていました。見やすいと思ったWebサイトはどのようなものだったかの回答例・公共機関のホームページ(10代女性)・スッキリとしたレイアウト、見たい情報が見つけやすいこと(20代女性)・シンプルかつ情報が多くない(30代男性)・字の大きさが良い、写真が多い(30代女性)・スマホに対応しており、どこに何があるか分かりやすい(30代女性)「株式会社NEXERと株式会社くまwebによる調査」プレスリリースより 一部抜粋
もう1つ特徴的なこととして、見やすいWebサイトに「ワードプレス対応のやつ」(30代女性)が選ばれていることも見逃せません。
見やすさのポイントとして「スマホでも対応しているから」(30代女性)という回答が挙げられており、現代においてはスマホを意識したWebサイトづくり・デザインがかなり重要であることが実感できます。
過去にWebサイトを「見やすい」と思った理由・「シンプル」情報量が少なくて見やすいから(10代男性)・「企業公式ホームページ」文字のフォントやサイズが適切で、色使いが落ち着いていて少ない(20代女性)・「ワードプレス対応のやつ」スマホでも対応しているから(30代女性)・「要素が少なくスクロールしていくと文章や写真が表示されるサイト」余白が多く目が疲れないため(30代女性)・「情報が見やすいもの」見出しなどがシンプルでどこを見れば良いかすぐ分かる(30代男性)「株式会社NEXERと株式会社くまwebによる調査」プレスリリースより 一部抜粋
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Webデザインにまつわるテクノロジーはインターネットの黎明期と比べると飛躍的に発展して、驚くような工夫が盛り込まれているWebサイトも作りやすくなりました。一方で、見映えばかりを良くしても、かえって必要な情報を見つけづらくなるようでは逆効果です。今回の調査は、デザインにおける「シンプルさの重要性」をあらためて感じさせる結果でした。
●出典:株式会社NEXERと株式会社くまwebによる調査
株式会社NEXER/株式会社くまweb
URL:https://www.nexer.co.jp/
URL:https://kumaweb-d.com/
2024/10/07

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