絵本ナビと講談社による新たなスタイルのコンテスト「読者と選ぶ あたらしい絵本大賞」

株式会社絵本ナビと株式会社講談社が、共同で「読者と選ぶ あたらしい絵本大賞」を開催中です。新しいスタイルのデジタル絵本コンテストで、2025年1月31日（金）まで作品の応募を受け付けています。

【目次】

時代が変わっても続く「絵本の良さ」を伝える企画

本コンテストには「スマホやタブレットから生まれた絵本を応援したい」「子どもたちにデジタル環境を通じても絵本の世界と慣れ親しんでもらいたい」という想いが込められています。アプリやデバイスが進化し、絵本を描いたり読んだりする環境も変わりゆく中で、「今、読みたい絵本」を読者と一緒に選考する絵本コンテストです。

大賞作品は、講談社から絵本（紙＋電子書籍）として刊行されます。さらに、絵本部門では最終候補に残った作品も全て、講談社から電子書籍として刊行される予定です。なお、最終候補作品は動画化されて一般公開されます。応募期間は2025年1月31日（金）の23:59までで、各賞の発表は2025年7月が予定されています。

特別審査員からのコメントが「絵本ナビ」で公開中

絵本らしい絵本はもちろん「どんなスタイルも大歓迎」

本コンテストには、絵本部門／動画部門／テキスト部門が用意されています。絵本部門は、「読みたい」「読んであげたい」と思えるような絵本であれば内容は自由です。例として、リズム良くコマを割った「コマワリ絵本」や、自分が生み出したオリジナルキャラクターが登場する絵本など、既存の賞では選ばれにくい傾向にある作品も数多く挙げられており、「あたらしい絵本大賞では歓迎」とされています。

絵本部門のページ数は、15～39ページの範囲であることが必要です。ページ数には1ページの扉（タイトルページ）が含まれ、最小の15ページであれば扉1ページ＋本文14ページ（7見開き）、最大の39ページであれば扉1ページ＋本文38ページ（19見開き）となります。応募の際には、PDFとWordもしくはTxt形式の2種のファイルをセットで提出します。

絵本ナビでは応援記事として、デジタルツールで絵本を描く作家たちへのインタビューも公開中。画像はまつながもえ氏が「こけしぞろぞろ」（講談社）のミニコンテを描いている様子●絵本ってどう描くの？ 絵本作家さんに聞く、絵本作りのポイント（1） ながしまひろみさん ーーCLIP STUDIO PAINT ユーザーインタビュー
https://www.ehonnavi.net/specialcontents/contents.asp?id=2773●絵本ってどう描くの？ 絵本作家さんに聞く、絵本作りのポイント（2） ながしまひろみさん ーーCLIP STUDIO PAINT ユーザーインタビュー
https://www.ehonnavi.net/specialcontents/contents.asp?id=2774●（動画）絵本ってどう描くの？ 絵本作家さんに聞く、絵本づくりのポイント（3）ながしまひろみさん×まつながもえさん対談――「CLIP STUDIO PAINT」ユーザーインタビュー
https://www.ehonnavi.net/specialcontents/contents.asp?id=2775

動画ファイルやテキストのみで応募できる部門もあり

動画部門やテキスト部門も「あたらしい絵本大賞」の大きな特徴です。動画部門では、動く絵本、デジタル紙芝居、ミニアニメなどを、10分以内のMP4形式のファイルで募集しています。

テキスト部門のページ数は、絵本部門と同じで15～39ページです（扉1ページを含む）。ただし、絵本部門とは違って絵やイラストを必要とせず、本文ページにはストーリー本文とページ番号を入れます。「絵には自信がないけれど、こんな絵本があったら読みたい、読んであげたい」というユーザーでも参加できる部門です。

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■応募締切：
2025年1月31日（金）23:59

■応募資格：
不問（デビュー歴や商業出版の経験があってもOK）

■賞：
大賞（50万円／紙・電子書籍化／CLIP STUDIO PAINT EX 2デバイス・3年版／絵本ナビとコクリコに作品紹介記事）
ほか

■問い合わせ先：
株式会社絵本ナビ／株式会社講談社
url. https://www.ehonnavi.net/pb-innovation-award/