Apple、M4チップ搭載で新色スカイブルーが仲間入りした新しい「MacBook Air」を発売 (2025年3月10日)

Apple、M4チップ搭載で新色スカイブルーが仲間入りした新しい「MacBook Air」を発売

2025年03月10日(月)09:15

Apple、M4チップ搭載で新色スカイブルーが仲間入りした新しい「MacBook Air」を発売

Appleが、新しい「MacBook Air」を発表しました。予約注文の受付が開始されており、2025年3月12日（水）からApple Store直営店とApple製品取扱店での販売がスタートします。

15インチが198,800円～（税込）、13インチが164,800円～（税込）です。

【目次】

スペースグレイ機が新色スカイブルーにチェンジ

「MacBook Air」は、Appleのノートパソコンのベーシック機です。前回のモデルは約1年前の2024年春、前々回のモデルは2023年初夏に発売されており、Apple製のSoCの進化とともに順調にアップグレードを続けています。今回のモデルでは、2024年10月に登場したM4チップが採用されました。

製品ラインナップは、これまで通りに15インチと13インチの2サイズです。カラーバリエーションも数は4種類のままですが、これまでのスペースグレイ機がなくなり、新色のスカイブルー機が追加されています。メタリックな淡いブルーの色調です。

本体サイズや重量には、前モデルから変更はありません。インターフェイスも、MagSafe 3充電ポート、3.5mmヘッドホンジャック、2基のThunderbolt（USB）ポートの構成のままですが、Thunderbolt 3仕様からThunderbolt 4仕様になっています（いずれも最大40Gbps）。

15インチ MacBook Air（M4）13インチ MacBook Air（M4）幅34.04cm30.41cm高さ1.15cm1.13cm奥行23.76cm21.5cm重量1.5kg1.24kg

12MPセンターフレームカメラを新搭載

前モデルからはカメラが強化されており、デスクビュー対応の12MPセンターフレームカメラが採用されて、ビデオ品質が向上しました。センターフレーム機能では、ユーザーが動き回っても自動追尾でフレームの中心に保たれます。デスクビューは、ユーザーと机を上から見た映像を同時に表示できる機能です。これらの機能を備えた12MPセンターフレームカメラは、これまで上位機種のMacBook Proに搭載されていました。

本体のバッテリー駆動時間には、前モデルから大幅な変更がありません。

これまでと同じく66.5Whリチウムポリマーバッテリーが内臓されており、最大18時間のビデオストリーミング／最大15時間のワイヤレスインターネットが実現されています。

15インチモデルのM4チップは全て共通

15インチ機では、標準構成モデルとして、24GBメモリと512GBのSSDを搭載した258,800円（税込）の上位モデル、16GBメモリと512GBのSSDを搭載した228,800円（税込）の中位モデル、16GBメモリと256GBのSSDを搭載した198,800円（税込）の下位モデルを選べます。オプション変更のカスタマイズによって、メモリは最大32GB、SSDは最大2TBまで対応します。メモリの最大積載量は前モデルから増加しました。

3つのモデルとも、実装されているApple M4チップは同じ性能です。10コアCPU（4つの高性能コア＋6つの高効率コア）と10コアGPUを備え、16コアのNeural Engineを搭載することで、「Apple Intelligenceのために設計」された1台にもなっています。

13インチモデルのM4チップは2タイプ

13インチ機の標準構成モデルには、224,800円（税込）の上位モデル、194,800円（税込）の中位モデル、164,800円（税込）の下位モデルが用意されています。メモリとSSDの容量およびオプションでの最大容量は、15インチ機と同じ組み合わせです。こちらもオプションで最大32GBのメモリ積載に対応したのは、前モデルからの強化となります。

15インチ機とは異なり、搭載されているApple M4チップの性能はグレードごとに異なります。上位モデルと中位モデルは10コアGPUですが、下位モデルのみ8コアGPUです。共通して、10コアCPU（4つの高性能コア＋6つの高効率コア）と16コアNeural Engineを備えています。下位モデルもオプションで10コアCPUと10コアGPUのM4チップへ変更は可能です。

つまり、下位モデルをベースとすると、カスタマイズによって上位・中位モデルと同じチップでありながらSSDが256GBという構成を選択できます。下位モデルのチップ変更のオプション料金は＋15,000円（税込）です。

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今回のモデルでの主な強化・変更点は、M4チップの採用、本体カラーバリエーションの変更、カメラ機能の強化です。そのほかには、MacBook Airを閉じた状態でなくても最大2台の外部ディスプレイ（最大6K解像度／60Hz）を利用できるようになりました。マルチディスプレイ環境で作業領域を広げたいユーザーにとっては嬉しい強化と言えるでしょう。