©Studio Ghibli2025年7月6日(日)まで、長崎県美術館にて「金曜ロードショーとジブリ展」が開催されます。日本テレビ系の映画番組「金曜ロードショー」の歴史を辿りながらスタジオジブリ作品の魅力を紹介する展覧会です。
【目次】
©Studio Ghibli
©Studio Ghibli「金曜ロードショー」は、1985年から長きにわたって日本テレビ系で放送されている映画番組です。前身は1972年から放送されていた「水曜ロードショー」で、放送の曜日が移ったのをきっかけに名称が変更されました。
これまで「金曜ロードショー」ではスタジオジブリ作品が幾度となく放送されていて、その数は200回以上にものぼります。1997年から2009年までは、スタジオジブリが制作したオリジナルのムービーも番組のオープニングとして流れていました。そのキャラクターの「フライデーおじさん」は、宮﨑駿監督が生み出し、「耳をすませば」の故・近藤喜文監督が仕上げたものです。
©Studio Ghibli本展では、貴重なアーカイブ映像も特別公開されます。昭和・平成・令和に至るまでの世相を掘り起こし、スタジオジブリ作品が「金曜ロードショー」で初放送された年がどのような時代であったかを振り返ることができる展覧会です。
©Studio Ghibli「ジブリの大博覧会」の富山展のために作られた「ジブリの幻燈楼」が長崎県に初めて登場することにも注目です。キャラクターをモチーフとしたガラスに光が照射され、映画の世界観に浸れる音と光に包まれるような空間が繰り広げられます。
©Studio Ghibliそのほか、スタジオジブリ作品のポスターの中に飛び込んで、まるで自分が主人公であるかのように撮影できるフォト空間も用意されました。撮影可能な作品は「魔女の宅急便」「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」「猫の恩返し」「崖の上のポニョ」「借りぐらしのアリエッティ」です。
©Studio Ghibli* * * * * * * * * *
■期間:
2025年4月24日(木)~7月6日(日)
※休館日:5月12日(月)・26日(月)、6月9日(月)・23日(月)
■開催場所:
長崎県美術館 企画展示室
長崎県長崎市出島町2-1
■問い合わせ先:
長崎県美術館
url. https://kinro-ghibli.com/nagasaki/
各地を巡回してきた本展は、九州には今回が初上陸となっています。
【目次】
「金曜ロードショー」とスタジオジブリ
「金曜ロードショーとジブリ展」は2023年に東京で初開催され、約24万人を動員した人気の展覧会です。その後も全国各地を巡回し、好評を博してきました。今回の長崎展は、九州地方での待望の初開催となります。

これまで「金曜ロードショー」ではスタジオジブリ作品が幾度となく放送されていて、その数は200回以上にものぼります。1997年から2009年までは、スタジオジブリが制作したオリジナルのムービーも番組のオープニングとして流れていました。そのキャラクターの「フライデーおじさん」は、宮﨑駿監督が生み出し、「耳をすませば」の故・近藤喜文監督が仕上げたものです。
ジブリ作品とともに各時代を振り返る展覧会
「金曜ロードショーとジブリ展」では、ポスターやチラシ、映画で実際に使用された絵コンテなどの貴重な資料を通じて、スタジオジブリ作品の魅力が紐解かれています。1985年を起点に、それぞれの時代の社会現象や流行などとあわせてスタジオジブリ作品が紹介される展覧会です。「金曜ロードショー」が始まった1985年は、スタジオジブリが「スタジオ開き」をした年でもあります。
ナウシカの「王蟲の世界」など見どころがたっぷり
本展の見どころの1つとして、「風の谷のナウシカ」の作中に登場する「腐海」を表現した展示もあります。この空間は、造形作家の竹谷隆之氏らが作成した造形物で構成されており、圧巻のクオリティで表現された「王蟲」などが登場します。


■期間:
2025年4月24日(木)~7月6日(日)
※休館日:5月12日(月)・26日(月)、6月9日(月)・23日(月)
■開催場所:
長崎県美術館 企画展示室
長崎県長崎市出島町2-1
■問い合わせ先:
長崎県美術館
url. https://kinro-ghibli.com/nagasaki/

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