バッファロー、iPhoneに磁力で固定して使えるMagSafe対応のポータブルSSDを発売

株式会社バッファローは、2025年6月中旬にポータブルSSD「SSD-PMSU3Aシリーズ」を発売します。MagSafe対応でiPhoneに磁力で固定しながら使える製品です。価格は15,620円～（税込）で、容量500GB／1.0TB／2.0TBのモデルが用意されています。

【目次】

iPhoneと合わせて使いやすい設計

本製品は、USB 3.2（Gen2）バスパワー接続が可能なポータブルSSDです。コネクタ形状はUSB Type-Cで、製品には長さ17cmのC to Cケーブルが付属します。本体サイズが64.3（幅）×12（高さ）×64（奥行）mmのコンパクトなモデルで、重量は約37gです。

本製品は主にUSB Type-Cポートを搭載したiPhoneで使えます。MagSafeに対応しているため、iPhoneに磁力で固定してスマートに使えるモデルです。MagSafe対応のケースであれば、iPhoneに装着したままでも問題ありません。

この「SSD-PMSU3Aシリーズ」はiPhoneに最適な製品ですが、iPadやAndroid端末やパソコンなどへも接続は可能です。exFATフォーマット済みで、幅広い機器で購入してすぐにそのまま使えます。読み込み速度は最大約1,050MB/s（同社テスト値）です。価格は2.0TBモデルが43,340円（税込）、1.0TBモデルが23,430円（税込）、500GBモデルが15,620円（税込）となります。

iPhoneでのビデオ撮影に特に便利なSSD

本製品が特に有効なのは、iPhoneで動画を撮影するシーンです。4K ProRes映像をSSDへダイレクトに保存できるため、iPhoneのストレージ容量を気にせずに撮影できます。ProRes 4K撮影機能は、Type-Cポート搭載のiPhone Proモデルでのみ利用が可能です。

ProRes ダイレクト記録 対応フレームレートHD/30fpsHD/60fps4K/24fps4K/30fps4K/60fps4K/120fps対応対応対応対応対応非対応使用環境によって本体が高温になった場合は、iPhoneの保護機能で録画が一時停止する場合があることには注意が必要です。また、本製品の使用時にはiPhoneのバッテリー消費が早まるため、長時間・大容量録画の際にはバッテリー残量に気を配りましょう。さらに、iPhoneカメラアプリでSSDの空き容量がなくなるまでProRes撮影を行うと、アプリ側の処理の問題によって最後の部分でフレームレートが低下するため「SSDの空き容量がなくなるまでの撮影はしないこと」が推奨されています。

各種のユーティリティを無料DLで利用できる

セキュリティ面では、従来のパスワードによる暗号化に加えて、パターン認証によって暗号化と解除が可能な「SecureLock Mobile 2」を利用できます。このソフトはWindowsのみ対応で、暗号化方式はAES-256bitです。

同じくWindowsのみでダウンロード利用できるソフトには「データ消去ユーティリティ」もあり、ドライブのデータを消去することで情報の復元や漏洩をブロックできます。ゼロ書き消去・乱数書き消去に対応し、製品を破棄する際にも安心です。

そのほか、製品購入者がダウンロードできるユーティリティソフトには「DiskFormatter」もあり、Windowsでは「DiskFormatter2」、Macでは「DiskFormatter for Mac」を利用できます。いずれもSSDやHDDなどのドライブ機器を簡単にフォーマットできるソフトです。

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本製品は厚みが約12mmでiPhoneにくっつけても違和感が少なく、重ね持ちの状態でスムーズに利用できます。磁力で固定されるため、iPhoneとSSDが使用中にずれてしまうことがなく、使い勝手が良いのがポイントです。iPhoneの画像やビデオを簡単にバックアップできる同社の無料アプリ「写真バックアップ」にも対応しています。

株式会社バッファロー
URL：https://www.buffalo.jp/

2025/05/28