株式会社アトムは「A-TOM ART AWARD 2025」を開催し、2025年8月24日(日)まで応募を受け付けています。若手アーティストの育成を図るとともに、文化を通じた都市・地域活性を目指している公募です。
今回のテーマは「Humaning-人間すること-」となっています。

【目次】

展示が可能であれば表現のジャンルは不問

「A-TOM ART AWARD」は、アトム代表の青井茂氏と、東京藝術大学 COI 拠点文化外交・アートビジネスグループの元特任教授である伊東順二氏(美術評論家/プロジェクトプランナー)がタッグを組んで2017年に創設されました。芸術を学ぶ全国の学生から作品を募集し、データ送付およびコートヤードHIROO内で実物の展示が可能なものであればジャンルを問わない公募です。平面/立体/映像/インスタレーションなど、未発表作品であれば形式は不問とされています。

“Humaning-人間すること-” をテーマにジャンル不問で作品を募集する「A-TOM ART AWARD 2025」
本アワードは、2023年には「人間性を取り戻せ」、2024年には「価値」をテーマに開催されました。第8回目を迎える2025年のテーマは「Humaning-人間すること-」です。

“Humaning-人間すること-” をテーマにジャンル不問で作品を募集する「A-TOM ART AWARD 2025」
“Humaning-人間すること-” をテーマにジャンル不問で作品を募集する「A-TOM ART AWARD 2025」

受賞者4名のグループ展を11月に開催

本アワードでは4名の受賞者が選出され、各20万円の賞金が贈呈されます。また、コートヤードHIROO(東京都港区西麻布4-21-2)を舞台に、受賞者4名のグループ展が11月7日(金)~22日(日)に開催予定です(展示に係る運搬費用などの補助あり)。

“Humaning-人間すること-” をテーマにジャンル不問で作品を募集する「A-TOM ART AWARD 2025」
さらに4名のうち2名は「コートヤードHIROO賞」、2名は「LOCAL AWAKEN賞」となります。それぞれ「コートヤードHIROO」「地方都市」での2026年のアートプログラムの実施が副賞として贈られ、アーティスト・イン・レジデンス、グループ展など内容は相談のうえでの決定となります(制作費などの補助あり)。

応募方法とスケジュールの詳細

8月24日(日)の23:59で応募が締め切られ、1次選考の結果は9月19日(金)に発表されます。通過者にはメールにて案内が届く予定です。9月25日(木)にはコートヤードHIROOで最終選考・プレゼンテーションが実施され、最終結果の発表は9月30日(火)となります。

9月25日(木)の最終審査会には会場参加が推奨されていますが、プレゼンテーションに限りオンラインでの参加も可能です。
日本居住者/国外居住者を問わずに参加できる公募ですが、プレゼンテーションは日本語でできることが必須となります。

1次選考への応募で必要となるのは、Googleフォームへの必要事項の記入と、ポートフォリオPDF(任意)、添付物などです。添付物は静止画ではJPGまたはPNG、動画ではMP4形式(可能であればH.264コーデック)に対応し、データ容量の上限は400MBとされています。

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■応募締切:
2025年8月24日(日)23:59

■応募資格(全ての条件を満たすことが必要):
現代美術の分野で活動するアーティスト(ジャンル不問)/学生であること(短大/専門大などは不問 ※国際学生証が発行できる教育機関に所属していること)/最終選考に進んだ場合に9月25日(木)の最終審査会・プレゼンテーションへの参加および11月7日(金)~22日(日)の展示が可能であること/日本語でプレゼンテーションができること

■賞:
コートヤードHIROO賞/LOCAL AWAKEN賞
※受賞者4名には賞金20万円とコートヤードHIROOでのグループ展のも贈呈

■問い合わせ先:
株式会社アトム
url. https://a-tomartaward.jp/aaa2025/

“Humaning-人間すること-” をテーマにジャンル不問で作品を募集する「A-TOM ART AWARD 2025」
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