株式会社グラフィックが提供する印刷物の作成ツール「スマプリ デザイン」に「PIXTA素材」機能が追加されました。ピクスタ株式会社の画像素材サイト「PIXTA」から提供された写真やイラスト素材をシームレスに無料で使うことができます。


【目次】

「スマプリ デザイン」での印刷用のデータ作成

「スマプリ デザイン」は、さまざまなアイテムの印刷用データを作れるサービスです。4,300点以上の豊富なデザインテンプレートが用意されており、ブラウザ上で文字や写真を入れ替えるだけで簡単にデザインを作成できます。

対応しているアイテムの種類も多岐にわたり、チラシ・フライヤー/名刺・ショップカード/ポストカード・DM/ポスター/チケット/郵便はがきをはじめ、非常に多くの種類があります。うちわ/コースター/マスキングテープなどの各種のグッズのデザイン作成も可能です。

印刷の通販グラフィックの「スマプリ デザイン」にPIXTAの素材を無料で使える機能が追加
スマプリ デザイン
URL:https://www.graphic.jp/smapri_designテンプレートのデザインはグラフィックのオリジナルで、商業利用も認められています。デザイン作成が終わったら、同社のネット印刷サービスでそのまま印刷注文できる仕組みです。なお、この「スマプリ デザイン」で作ったデザインは同社での注文でのみ利用が可能で、他社サービスや自宅もしくはオフィスのプリンタなどでの出力は認められていません。

シームレスに素材を選んで配置できて便利

「スマプリ デザイン」を利用する際に、これまでは画像素材はユーザーが自身で用意する必要がありました。今回のアップデートでは、「PIXTA」との連携により、さらにスムーズに印刷物のデザインを作れるようになっています。

「PIXTA素材」機能が追加されたことで、「スマプリ デザイン」上で「PIXTA」の写真やイラスト素材を使えるようになりました。デザイン編集画面で「PIXTA素材」パネルから素材を選んで配置するだけでOKで、簡単に操作できるところが魅力です。

印刷の通販グラフィックの「スマプリ デザイン」にPIXTAの素材を無料で使える機能が追加
この機能で使える素材は約9,262万点(2025年8月22日時点)もあり、多彩な表現に役立ちます。提供素材は「スマプリ デザイン」上でテーマやキーワードでの検索もできるので便利です。

画像の編集や加工も1つのツール内で完結

「スマプリ デザイン」では、画像を編集・加工する機能も用意されています。
トリミングやサイズ変更はもちろん、透明度を変えたり各種のフィルターをかけたりといった操作も同じ操作画面上で実行できるツールです。

新たに追加された「PIXTA素材」でも、これまで通りに画像の編集・加工の機能が利用できます。本来であれば一般的には素材サイトで画像を探し、画像編集ソフトで素材を加工して、レイアウトソフトで配置するといったステップが必要となりますが、「スマプリ デザイン」では一連の処理を全て1つのアプリ内で完結できるため非常にスムーズです。

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あらかじめ自分で素材を用意しておく方法と、レイアウトの作業中に同じ画面から素材を選べる方法では、最終的な仕上がり自体は変わりません。しかし、実際に操作してみると、1つのツール内で素材を選べる場合の流れは驚くほどスムーズであることに気付きます。今回の「スマプリ デザイン」への「PIXTA素材」機能の追加は、デザイン作成の効率を大幅に向上させる優れたアップデートと言えるでしょう。

株式会社グラフィック
URL:https://www.graphic.jp/

2025/09/05

印刷の通販グラフィックの「スマプリ デザイン」にPIXTAの素材を無料で使える機能が追加
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