株式会社ウッドベリーコーヒーのスペシャルティコーヒー専門店「ウッドベリーコーヒー」が、ブランドロゴをリニューアルしました。新たなロゴのデザインには「コーヒーを通してより良い世界をつくる」という想いが込められています。


【目次】

新店舗のオープンを機にロゴを刷新

「ウッドベリーコーヒー」は、2016年から都内を中心に店舗を展開しているスペシャルティコーヒー専門店です。オーガニック食材を使うこだわりなどでファンを増やしており、2025年9月には9店舗目となる玉川高島屋S.C.店(東京都世田谷区玉川3-17-1 玉川高島屋S.C. 南館1F)がオープンしました。そのほかには用賀(本店)/代官山/渋谷/荻窪/学芸大学/鎌倉/ベーカリー/たまプラーザに店舗があります。

リニューアルされた「ウッドベリーコーヒー」のブランドロゴのデザインに注目
今回のブランドロゴのリニューアルは、玉川高島屋S.C.店のオープンを機に、より多くの人に親しんでもらえるブランドを目指して実施されました。新しいロゴは、「ウッドベリーコーヒー」のイニシャルである「W」を木々の葉のように見立て、木漏れ日を連想させるようなデザインとなっています。4つのモチーフを組み合わせることで、中央に「光」を象徴する図形を浮かび上がらせた緻密に考えられている構造です。シンプルな線のみでデザインすることで、軽やかで明るい印象も演出されています。

リニューアルされた「ウッドベリーコーヒー」のブランドロゴのデザインに注目

モダンかつ親しみやすい「Gotham」書体の採用

ロゴのデザインには、新たにジオメトリック・サンセリフ体の「Gotham」を採用したロゴタイプが組み合わせられました。「Gotham」は、モダンでありながら親しみやすさも併せ持つ書体です。ニューヨークらしさを強く感じさせ、視認性の高さや汎用性の高さも特徴となっています。

リニューアルされた「ウッドベリーコーヒー」のブランドロゴのデザインに注目
この「Gotham」フォントは、「ウッドベリーコーヒー」が目指す「クリーンでありながら温かみを感じる」ブランドイメージに近かったことから、今回のロゴタイプに採用されています。「WOOD/BERRY/COFFEE」の文字が両端揃えで配置され、フォントが持つ幾何学的な側面も相まって洗練された印象を与えるデザインです。

パッケージ類のデザインにもブランドの想いを反映

ロゴのリニューアルに合わせて、プロダクトデザインも刷新されました。新しいブランドロゴと木漏れ日を感じるパターンを用いることで、「日常に寄り添うコーヒー体験」が表現されています。


リニューアルされた「ウッドベリーコーヒー」のブランドロゴのデザインに注目
さらに「コーヒーを通してより良い世界をつくる」というブランドステートメントを掲げる企業らしく、環境負荷低減への取り組みも盛り込まれています。パッケージでは100%リサイクル可能な素材が使用され、コーヒーカップはプラスチックフリー仕様(従来の約1/3に削減)となりました。

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今回のデザインは、「ウッドベリーコーヒー」の店舗スタッフ/焙煎チーム/企画チームなど、社内の全メンバーが意見を持ち寄りながら形になったそうです。「自分たちらしさを大切にしたい」という想いが巧みにデザインに反映され、まさに「ウッドベリーらしさ」の表現された温かみのあるデザインに仕上げられています。

株式会社ウッドベリーコーヒー
URL:https://www.woodberrycoffee.com/

2025/09/26

リニューアルされた「ウッドベリーコーヒー」のブランドロゴのデザインに注目
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