LINEヤフー株式会社は、Googleのフォントサービス「Google Fonts」で、日本語書体「LINE Seed JP」の提供を開始しました。「LINE Seed JP」は、LINEヤフーのコーポレートフォントです。
商用・非商用を問わずに無料で利用することができます。

【目次】

コーポレートフォントを無料公開する異色の取り組み

「LINE Seed」は、これまでLINEヤフーのWebサイトのみで公開されていました。新たに「Google Fonts」で「LINE Seed JP」の提供が開始されたことで、これまで以上に多くのユーザーやクリエイターが同じトーンのタイポグラフィを実現しやすくなります。

LINEヤフー、コーポレートフォントの「LINE Seed JP」をGoogle Fontsで提供開始
「LINE Seed JP」は、公開当初から誰でも無料でダウンロードして利用できるフォントとして提供されてきた書体です。そこには、LINEヤフーによる「フォントを企業だけの資産にしない」という思いが込められており、その詳しい背景は同社の公式noteや公式ブログで紹介されています。

●LINEヤフーDESIGN 公式note:
「LINE Seed JP」をGoogle Fontsで公開した理由
https://lydesign.jp/n/nfded1c547291

●LINEヤフー Tech Blog:
「Google Fontsで使うLINE Seed JP(最速表示のためのベストプラクティス)」
https://techblog.lycorp.co.jp/ja/20260123a

日本語書体は2023年度のグッドデザイン賞を受賞

「LINE Seed」は、日本語/英語/韓国語/繁体字中国語/タイ語に対応したマルチスクリプトフォントファミリーです。書体名の「Seed」には、「植えられた種が芽を出して実を結ぶように、このフォントの使用されたサービスやコンテンツが成長して欲しい」という意味が込められています。

デザインの特徴の1つは、字面の大きさや線の太さや角の処理などが丁寧に揃えられていることです。これにより、複数の言語が混在していても違和感なく読みやすく、一貫した印象を保つこともできます。

日本語書体の「LINE Seed JP」は、英語版の「LINE Seed EN」と同じエッセンスを持っており、特に画面上での読みやすさが重視された設計です。英数字や記号の形状は、コードやIDなどの判別性にも配慮されています。「LINE Seed JP」は、2023年度のグッドデザイン賞(運営:公益財団法人日本デザイン振興会)も受賞しており、審査員からは「丸みがかったフォルムがユーモラス」「英字と日本語の相性も良い」「フリーフォントとして開かれているところにもLINEの思想を感じる」など高く評価されました。

LINEヤフー、コーポレートフォントの「LINE Seed JP」をGoogle Fontsで提供開始

商用・非商用を問わずにさまざまな媒体で使える

「LINE Seed JP」は、国際的な「SIL Open Font License, Version 1.1」ライセンスに基づいて提供されています。商用・非商用を問わず、印刷物やWebサイトや動画をはじめ、各自の製品やプロジェクトで自由に使えます。
ただし、もちろんフォントの単独での販売は禁止です。ダウンロードや利用に関して、料金は一切かかりません。

用意されているウエイトは、Thin/Regular/Bold/ExtraBoldの4種類です。「Google Fonts」上では、「Type tester」機能を使って任意の言葉を入力して表示を確認できたり、「Glyphs & languages」メニューから収録されているグリフをチェックできたりもします。

LINEヤフー、コーポレートフォントの「LINE Seed JP」をGoogle Fontsで提供開始
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「LINE Seed JP」は、Fontworksなどのフォント制作会社との共同開発で丁寧に作り上げられたフォントです。オリジナルの英語版の「LINE Seed」に合わせ、英語と日本語のバランスにも十分に配慮しながらデザインされました。モダンなデザインで、可読性の高さが大きな魅力です。

LINEヤフー株式会社
URL:https://seed.line.me/

2026/02/02

LINEヤフー、コーポレートフォントの「LINE Seed JP」をGoogle Fontsで提供開始
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