Appleは、新しい「MacBook Pro」を発表しました。同社ノートブックシリーズのフラッグシップ機で、14インチモデルと16インチモデルが用意されています。
予約注文の受付が既にスタートしており、Apple Store直営店とApple製品取扱店での販売開始日は2026年3月11日(水)です。

【目次】

M5 ProチップとM5 Maxチップが新登場

「MacBook Pro」は、2025年11月から既にM5(無印)チップ搭載機が販売されていましたが、今回の新製品は14インチ・16インチともに新登場のM5 ProやM5 Maxを採用したモデルです。これまではM5チップ搭載機とM4系チップの搭載機が混在したラインナップでしたが、今回の上位版の置き換えで「MacBook Pro」の全ラインナップがM5世代ですっきり揃うかたちになりました。

Apple、新しいM5 ProとM5 Maxを採用した「MacBook Pro」を発売。販売開始は2026年3月11日(水)〜
Apple、新しいM5 ProとM5 Maxを採用した「MacBook Pro」を発売。販売開始は2026年3月11日(水)〜
Appleのノートブックでの上位チップとなるM5 Proと、最上位チップとなるM5 Maxには、2つのダイを1つのSoCに接続する独自のFusionアーキテクチャが用いられています。2つの第3世代の3nmダイをつなぎ、帯域幅の高さと低レイテンシーを実現したチップです。

Apple、新しいM5 ProとM5 Maxを採用した「MacBook Pro」を発売。販売開始は2026年3月11日(水)〜
M5 Proチップには、最大18コアのCPUと最大20コアのGPUが組み込まれています。M5 MaxチップはCPUが18コアで、GPUが最大40コアです。GPUは、いずれも各コアにNeural Acceleratorを備えた次世代仕様となっています。

M5シリーズのチップ比較 M5(無印)M5 ProM5 MaxCPU10コア最大18コア18コアGPU10コア最大20コア最大40コアNeural Engine16コア16コア16コアメモリ帯域幅最大153GB/s最大307GB/s最大614GB/s

筐体デザインは前モデルを引き続き踏襲

「MacBook Pro」の新登場の各モデルも、筐体サイズやディスプレイ仕様(14インチ:3,024×1,964・254ppi/16インチ:3,456×2,234・254ppi)、カメラ機能(デスクビュー対応の12MPセンターフレームカメラ)など、本体の基本仕様はほぼ前モデルのものが継承されています。カラーバリエーションも、スペースブラックとシルバーの計2色のままです。

・14インチの本体サイズ:32.26(幅)×1.55(高さ)×22.12(奥行)cm
・16インチの本体サイズ:35.57(幅)×1.68(高さ)×24.81(奥行)cm

有線インターフェイスにも変更はありません。引き続き、14インチのM5(無印)機にはThunderbolt 4(最大40GB/s)、そのほかのM5 Pro/M5 Max機にはThunderbolt 5(最大120GB/s)を採用する差別化が図られています。新ラインナップでのThunderboltポートの数は、M5(無印)機も含めていずれのモデルも計3基です。

M5 Pro/M5 Max機のワイヤレス通信機能は、独自設計のN1の搭載によって、Wi-Fi 7やBluetooth 6などに対応しています。
M5(無印)機には変更がなく、Wi-Fi 6E/Bluetooth 5.3対応のままです。

Apple、新しいM5 ProとM5 Maxを採用した「MacBook Pro」を発売。販売開始は2026年3月11日(水)〜

14インチ「MacBook Pro」のラインナップ

今回のラインナップの刷新で、14インチ製品には4種の基本モデルが用意されました。内訳は、M5搭載の1モデル、M5 Pro搭載の2モデル、M5 Max搭載の1モデルです。M5 Pro搭載機は、下位モデルが15コアCPU+16コアGPU、上位モデルが18コアCPU+20コアGPUとなっています。

Apple、新しいM5 ProとM5 Maxを採用した「MacBook Pro」を発売。販売開始は2026年3月11日(水)〜
ストレージ容量は、M5 Proモデルが標準で1TBまたは2TB、M5 Maxモデルが標準で2TBへと、前世代のモデルから倍増されました。オプション変更で実現可能な最大容量は、M5 Proが4TB、M5 Maxモデルが8TBで変更はありません。なお、M5(無印)搭載機も標準のSSDは1TBとなり、512GBモデルは選べなくなっています。

「MacBook Pro」14インチのモデル比較 M5
10コアCPUM5 Pro
15コアCPUM5 Pro
18コアCPUM5 Max
18コアCPUGPU10コア16コア20コア32コア(40コアに変更可)Neural Engine16コア16コア16コア16コアメモリ帯域幅153GB/s307GB/s307GB/s460GB/s(※1)標準メモリ16GB24GB24GB36GB最大メモリ32GB48GB64GB64GB(※2)標準SSD1TB1TBまたは2TB2TB2TB最大SSD4TB4TB4TB8TB重量1.55kg1.60kg1.60kg1.62kg価格(税込)279,800円~369,800円~459,800円~599,800円~※1:40コアGPU選択時は614GB/s
※2:40コアGPU選択時は最大128GBまで拡張可能

バッテリー駆動時間(ビデオストリーミング/ワイヤレスインターネット)は、M5搭載機が最大24時間/最大16時間、M5 Pro搭載機が最大22時間/最大14時間、M5 Max搭載機が最大20時間/最大13時間です。

16インチ「MacBook Pro」のラインナップ

16インチ製品のラインナップも、基本モデルは4種です。M5 ProモデルとM5 Maxモデルが、それぞれ2種類となっています。M5 Max搭載機は、下位モデルが18コアCPU+32コアGPUでメモリ帯域幅が460GB/s、上位モデルが18コアCPU+40コアGPUでメモリ帯域幅が614GB/sです。

M5 Proの2モデルの違いは標準メモリの積載量で、下位モデルが24GB、上位モデルが48GBです。しかし、そもそも下位モデルからはオプションで48GBメモリに変更が可能なので、実質的に基本となるのはM5 ProとM5 Maxの2種というチップの違いで把握すると分かりやすいでしょう。


Apple、新しいM5 ProとM5 Maxを採用した「MacBook Pro」を発売。販売開始は2026年3月11日(水)〜
ストレージ容量は、M5 Pro搭載機が1TB/最大4TB、M5 Max搭載機が2TB/最大8TBとなっています。こちらも14インチ製品と同様に、前世代のモデルから標準容量が倍増されており、それぞれ上限に変更はありません。

「MacBook Pro」16インチのモデル比較 M5 Pro
18コアCPU
20コアGPUM5 Max
18コアCPU
32コアGPUM5 Max
18コアCPU
40コアGPUNeural Engine16コア16コア16コアメモリ帯域幅307GB/s460GB/s614GB/s標準メモリ24GBまたは48GB36GB48GB最大メモリ64GB64GB128GB標準SSD1TB2TB2TB最大SSD4TB8TB8TB重量2.14kg2.15kg2.15kg価格(税込)449,800円~649,800円~739,800円~バッテリー駆動時間(ビデオストリーミング/ワイヤレスインターネット)は、M5 Pro搭載機が最大24時間/最大17時間、M5 Max搭載機が最大22時間/最大16時間です。

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今回の刷新で「MacBook Pro」は全モデルがM5世代へ統一され、最低ラインのストレージ容量が引き上げられるなど、基本スペックが底上げされました。同時に発表された新しい「Studio Display XDR」とも親和性の高い製品です。16インチモデルはストレージが最小でも1TB構成となったことの影響で、初期費用の「購入価格」としての面だけを考慮すると導入のハードルは上がっています。

Apple
URL:https://www.apple.com/jp/

2026/03/06

Apple、新しいM5 ProとM5 Maxを採用した「MacBook Pro」を発売。販売開始は2026年3月11日(水)〜
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