◆吉川愛、肩出し衣装で登壇
本作は、人類に奇跡的な救命効果をもたらす薬の鍵を握る三大恐竜と、そのDNA採取を狙う人間たちが繰り広げる壮大な物語を描く。この日はギャレス・エドワーズ監督、脚本を手掛けたデヴィッド・コープが来日していたほか、吹き替えキャストの楠大典(ダンカン・キンケイド役)も出席していた。
この日は、お揃いの「ジュラシック・ワールド」のTシャツ姿で登壇。吉川は首元がざっくりとあいた肩出しスタイルにアレンジしてみせた。ゾーラやルーミス博士とともに、禁断の島で行動を共にすることとなるテレサ・デルガドの吹き替えを務める吉川は「シリーズには毎作品魅力的な恐竜さんがたくさん出ると思うんですけど、どのような基準で登場させる恐竜を選んでいるのかが気になりました」と質問。この質問にコープは「どういう恐竜を選んだ方がいいのかということを考えます。書きながら、何がクールでかっこいいものなのか、どういったものをしばらく目にしていないのか、どういったものを一度も見ていないのかということを考えていきます」と口にした。
また「皆さんの期待があります。観客の皆さんの期待というのは、矛盾することもあるんです。自分が大好きで楽しんだ恐竜をもっと見たいけれど、同じものは繰り返さないでほしいということを言われるんです。恐竜の配役でどのようなことを考えればいいのかについては、人の配役と同じで、恐竜でも同じような形をとります」と明かしていた。
◆松本若菜、シリーズ初の女性主人公役に「ワクワク」
「ジュラシック」シリーズとして初の女性主人公で、秘密工作の専門家ゾーラ・ベネットの吹き替えを務める松本は「壮大な世界観に、本当に心がワクワクしながら挑ませていただきました」とアフレコを回顧。
さらに、松本は「ハリウッドを代表するオールスターのキャストの方たちとの共同作業は、どのような経験だったのでしょうか?」と質問。エドワーズ監督は「キャストやスタッフみんながすごく親密になりました。実際のジャングルや滝、沼で撮影していたので、何日にもわたって1日中水に浸かっての撮影があったんです。トイレに行くには、30分かけてトイレに行って帰ってくるという非常に大変な作業がありました。でも沼で撮影していた時は、誰もトイレに行かなかったんですね(笑)。私がカメラを持って進んでいくと、温かい水があるという(笑)。そんな経験もあって、とても親密になりました」と笑顔で振り返って会場を沸かせた。
この日は、松本と吉川からエドワーズ監督とデヴィッドに特製の法被をプレゼントする一幕もあった。また、壇上の巨大な絵馬に願い事を書き込むことに。
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