【モデルプレス=2025/08/15】女優の當間あみが15日、都内で行われた映画「雪風 YUKIKAZE」初日舞台挨拶に、主演の竹野内豊、共演の玉木宏、奥平大兼、田中麗奈、中井貴一、脚本の長谷川康夫氏、メガホンをとった山田敏久監督とともに出席。兄役を務める玉木との初対面を果たした。


◆竹野内豊主演「雪風 YUKIKAZE」

たった80年前、平和な海が戦場だった時代、数々の激戦を最前線で戦い抜いた駆逐艦「雪風」は、僚艦が大破炎上していく中、絶えず不死身ともいえる戦いぶりを見せ、主力である甲型駆逐艦38隻のうち、ほぼ無傷で終戦を迎えたのは「雪風」ただ一艦のみだった。本作は、その知られざる史実を背景に、太平洋戦争の渦中から戦後、さらに現代へと繋がる激動の時代を懸命に生き抜いた人々の姿を、壮大なスケールで描き出す。

◆當真あみ、玉木宏に「やっとお兄様と会えました」

玉木が演じる雪風の先任伍長・早瀬幸平の妹である早瀬サチを演じる當間は、兄の幸平からの手紙を読むシーンが話題に上がると「今はスマートフォンというすごく便利なものがあって、話したいと思ったときにすぐ声が聞けるし、なんなら顔も見られちゃうというものがあるけど、当時はそんなものはなくて、しかも手紙を送ってもすぐに返事が返ってくるわけではなくて、時間もかかりますし、すごく不安な気持ちを抱えながら、今とのギャップを感じながら撮影していました」と撮影時の心境を回顧。「実際に現場では玉木さんとは一度もお会いしていなくて、今日がはじめましてで、やっとお兄様と会えました」と声を弾ませると、玉木も「はじめまして(笑)。やっと会えました」と笑顔を見せた。

加えて、當間は「現場では、みなさんの撮影が終わっていらしたので、映像を見させてもらって、お兄さんの映像を見ながら手紙を読ませていただきました」と裏話を披露し、「実際に会いたいけど会えないという距離感と、まだお会いできていないというリアルな距離感が混ざりながら、いい感じに(撮影)できたなと記憶しております」とにっこり。手紙は玉木の直筆だったそうで、玉木は「そのほうが魂が入るかなと」と語った。

そして、PRコメントを求められると、當間は「私はサチを演じて、家族だったり友だちと一緒にご飯を食べたり、普通に笑い合って過ごせることがどれだけ幸せなことで大切なのかというのを、この役を通して改めて感じました。見ていただくみなさんにもそのことを感じてもらいながら、この作品を楽しんでいただけたらなと思います」とアピールした。(modelpress編集部)

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