◆4月期フジ水10ドラマ「LOVED ONE」放送決定
完全オリジナルの本作は、日本社会が抱える“死因不明”という闇に真正面から切り込み、“遺された痕跡”を手がかりに、隠された真実とその人が生きた証を解き明かしていく物語。タイトルの「LOVED ONE」とは、法医学者が遺体にささげる敬意が込められた言葉。“亡くなった人”ではなく、かつて“誰かに愛されていた存在”として呼ぶための名である。
誰かの家族であり、恋人であり、友人であったはずの人々。彼らが残した、声なき最後の痕跡をたどりながら、新たに結成された法医学専門チーム「MEJ」(メディカルイグザミナージャパン)のメンバーたちが、数々の難事件に挑んでいく姿を丁寧に描いていく。
日本では、年間およそ20万体もの遺体が「死因不明」のまま扱われていると言われている。しかし、法医学者による解剖が行われるのは、そのうちわずか1割程度。海外では一般的とされる死因究明も、日本ではまだ十分に行き届いていないのが現実。今もなお、多くの“死の真相”が闇に葬られている。そんな現状を打破すべく、アメリカの死因究明制度を導入することに。
厚生労働省主導で新たに立ち上げられた法医学専門チーム「MEJ」は、警察への調査指示や解剖の決定など、死因究明において捜査権限を持っている。そして、科学的知識と鋭い推理によって“隠された真実”を解き明かすだけでなく、その先にある“残された人の想い”にも向き合っていく。
◆ディーン・フジオカ、約6年半ぶりフジ連ドラ主演
本作でディーンが演じるのは、アメリカでメディカルイグザミナーとして数多くの検死を担当してきた変わり者の天才法医学者・水沢真澄。ディーンがフジテレビ系連続ドラマで主演を務めるのは、「シャーロック アントールドストーリーズ」(2019年)以来、約6年半ぶり。圧倒的な説得力で、新たなヒーロー像を描き出す。
真澄は、エリートでありながら、無造作な髪に気取らない装いと、どこかつかみどころのない人物。誰に対してもフラットに接し、物腰は柔らかいが、自身の信念は決して曲げない。わずかな矛盾も見過ごすことができない性格で、口癖のように、自ら問いかけるように「矛盾します」とつぶやく。
そして、常識や先入観に縛られず、仕事に一切の妥協を許さない真澄は、ときに自ら現場に足を運び、徹底的に真実を追い求める。不器用で少し風変わりな性格ゆえ、「MEJ」のメンバーを振り回すことも少なくない。しかし「LOVED ONE」(遺体)と向き合った瞬間、その空気は一変。圧倒的な観察力と独自の視点で真実を導き出し、“死”の先にある“生きていた時間”を静かにすくい上げていく。
◆瀧内公美、約5年ぶりフジ連ドラ出演決定
一方、真澄とバディを組む「MEJ」のセンター長・桐生麻帆を演じるのは、瀧内。
麻帆は、母子家庭に育ち、国の制度に支えられてきた過去を持つ。その経験から、「どんな人も笑って暮らせるような制度を作りたい」と官僚を志し、厚生労働省に入省するが、思うような成果を上げられず、出世競争にも敗れ、30代半ばを迎えて行き詰まりを感じていた。
そんな折、厚労大臣の肝いりで発足した前例なき組織「MEJ」のセンター長に突然抜てきされる。医師免許もなく、法医学という未知の分野に戸惑い、弱音を吐きながらも、“死因不明”の裏に潜む現実と向き合う中で、次第に覚悟を深めていく麻帆。机上の制度では救えない現実を知り、官僚としての使命と居場所を見いだしていく。立場も価値観も正反対の真澄と衝突を繰り返しながら、2人はやがて唯一無二のバディへと変わっていく。
◆「LOVED ONE」実力派スタッフが集結
脚本は、「ブラックペアン シーズン2」(2024年)や「キャスター」(2025年)などを手掛けた人気脚本家・守口悠介氏と、「第34回ヤングシナリオ大賞」の大賞を受賞し、「真夏のシンデレラ」や「Dr.アシュラ」なども手掛けた市東さやか氏が務める。実力派脚本家陣が特別タッグを組んでお届けする本作は「法医学」という舞台を通して、誰かに愛されていた“生きていた時間”の記憶を紡いでいく。個性豊かなキャラクターや異色のテーマが融合した、静かな余韻を残す一作となっている。
演出には、松山博昭氏と並木道子氏が決定。
そして、並木氏は「最高の離婚」(2013年/フジテレビ系)、「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(2016年/フジテレビ系)、「119 エマージェンシーコール」(2025年/フジテレビ系)などを手掛け、人間ドラマの演出に定評がある。主演のディーンとは、フジテレビ開局60周年特別企画「レ・ミゼラブル 終わりなき旅路」(2019年)以来、約6年ぶりの再タッグとなる。
プロデュースは、映画「地獄の花園」(2021年)、「赤羽骨子のボディガード」(2023年)、「かくかくしかじか」(2025年)など、ジャンルを超えた話題作を生み出してきた加藤達也氏。精鋭スタッフが集結し、本作の世界観を力強く支えていく。(modelpress編集部)
◆ディーン・フジオカ コメント
― 本作のオファーを受けて
「約6年半ぶりに主演という形でフジテレビさんの作品を背負わせていただくことになり、再びご一緒できることを大変うれしく思っています。そして“命”を扱うテーマであることにも、個人的に強いご縁を覚えました。まさに今の自分が向き合うべきタイミングで巡ってきた、運命的な出会いだと受け止めています。タイトルの『LOVED ONE』については、法医学の世界でご遺体に敬意を込めてそう呼ぶことを、今回初めて知りました。これまで同様のテーマを扱った海外作品の英語字幕で目にしていた言葉ではありましたが、その意味を深く意識したことはありませんでした。この役に向き合う中で、“LOVED ONE”という言葉を知れば知るほど、その奥行きと尊さを実感しています。とても意義深いテーマだと感じています」
― 台本を読んでみて
「なぜ悲しい出来事が起きてしまうのか。
― 水沢真澄という役について
「現在、スタッフの皆さんと話し合いを重ねながら、役を丁寧に作り上げている段階です。どんなトーンに着地するのかは、これからになりますが、命の尊厳を扱う作品ですので真摯に向き合うことは大前提ですが、同時に、あまり堅くなりすぎないことも大切にしたいと考えています。深いテーマの中にも、日常の何気ないやりとりや人間らしい温度が感じられる存在でありたいですね。ビジュアル面でも“柔らかさ”は1つのテーマです。白衣をまとい専門的な言葉を使う役柄だからこそ、どこかオーガニックで自然体な雰囲気がにじみ出ればと思っています。理屈ではなく、直感的に“人”を感じてもらえる人物像を目指しています」
― 瀧内公美さんとの初共演について
「これまで作品を拝見していて、とても繊細な表現をされる方という印象を持っていました。実際にお会いすると、そのイメージをいい意味で裏切る、スカッとした芯の強さと明るさをお持ちの方だと感じました。
― 放送を楽しみにしている視聴者の皆様へメッセージ
「本作は、生と死を真正面から描く物語です。しかし同時に、1人1人の人生が、誰かに愛され、誰かを愛していたという事実に光を当てる作品でもあります。ミステリーとしての謎解きの面白さと、人間ドラマとしての温かさ。その両方を感じていただけたらうれしいです。ぜひ、最後まで見届けてください」
◆瀧内公美コメント
― 本作のオファーを受けて
「初めてご一緒する座組の中に参加させていただけることを、とてもうれしく思っています。今回いただいた桐生麻帆という役は、これまであまり演じたことのないタイプのキャラクターで、自分にとって大きな挑戦です。そのような機会を託していただけたことを、光栄に感じています。監督やプロデューサー、共演者の方々とも初めましてのご縁になりますので緊張はありますが、それ以上に皆さんと共に作品を作り上げていけることへの期待で胸が高鳴っています。撮影の日々を大切に重ねていけることを、今から楽しみにしています」
― 台本を読んでみて
「とても“余白”のある脚本だと感じました。
― 桐生麻帆という役について
「麻帆は猪突猛進で、不器用だけどまっすぐな女性です。厚生労働省の官僚という立場からすると、一見お堅い人物に見えるかもしれませんが、法医学の知識がないままMEJのセンター長に就任し、専門家である法医学者たちの中へ飛び込んでいきます。新しい制度を導入することで周囲を振り回しているように見えて、実は一番振り回されているのが麻帆かもしれません(笑)。視聴者の皆さまにとって、思わず応援したくなる存在になれたらうれしいです」
― ディーン・フジオカさんとの初共演について
「非常に多才な方だと思っています。さまざまな顔をお持ちな印象がありましたので、実際はどんな方なのだろうと思っていました。お会いすると、とても柔らかく優しい笑顔が印象的な方でした。包み込んでくださるような温かさがある一方で、少し天然なかわいらしさもお持ちで(笑)。そのギャップも魅力的だと感じました。これから撮影が始まりますが、ディーンさんご本人と、水沢真澄という理知的なキャラクターがどのように重なり、どんなふうに立ち上がっていくのか、とても楽しみにしています。そして、チーム一丸となって事件を解決していく作品ですので、ほどよい緊張感を大切にしながら、風通しの良いチームワークを築いていけたらと思っています」
― 放送を楽しみにしている視聴者の皆様へメッセージ
「麻帆は厚生労働省の官僚として歩んできた人生から一転、MEJのセンター長に抜てきされます。右も左も分からない中で専門家たちに囲まれ、ときには厳しい言葉を受け、プライドを折られながらも、必死に食らいついていきます。そうした経験を経て、仲間とともに事件を解決し、ご遺体の死因究明に向き合う中で、少しずつ成長していく物語でもあります。制度や理屈だけでは、“遺族者の心”は救えない現実と向き合いながら、人として何ができるのかを問い続ける作品です。チームMEJを最後まで見守っていただけたらうれしいです」
◆プロデュース:加藤達也氏コメント
「本作のタイトル『LOVED ONE』とは、法医学の現場で遺体を表す言葉の1つとして使われています。それは単なる遺体ではなく、誰かに愛され、かけがえのない存在であり、確かに日常を生きていた1人の人間であったことも意味しています。法医学のドラマを考え始めたとき、取材をさせていただいた実際の法医学者の方から、この言葉を教えていただきました。“LOVED ONE”という言葉との出会いこそが、本作のすべての着想の原点となりました。そして、遺体に残された痕跡から死の真相を解き明かしていく中で浮かび上がるのは、事件の真実だけではありません。その人を取り巻く人間関係や想い、残された人々の人生、さらには故人が本当はどのように生きたかったのかという願いです。死を扱う作品ではありますが、このドラマを通して、私たちが普段見過ごしてしまっている何気ない日々や、ともすれば単調に感じてしまう日常が、実は愛おしく、かけがえのないものであることを再確認していただけたらと思っています。また、本作が今を生きる皆様の背中をそっと押すような作品になることを願いながら、ディーン・フジオカさん、瀧内公美さんをはじめとする素晴らしいキャストの皆様、そしてスタッフ一同、精いっぱい制作に励んでまいります。ぜひご覧いただければ幸いです」
【Not Sponsored 記事】

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