◆長野凌大&藤林泰也W主演「PUNKS△TRIANGLE<パンクス・トライアングル>」
原作は、推しとクラスメイトが同一人物という想像するだけでときめいてしまう設定と、ハラハラな疑似三角関係で多くの読者を夢中にさせた沖田有帆氏による人気BL漫画。長野は推しを一途に愛すピュアで真面目な青年・純浦千明を、藤林は千明が憧れるカリスマモデルのアイと、クラスメイトで手先が不器用な江永歩の二役を演じる。
◆長野凌大&藤林泰也「PUNKS△TRIANGLE」ならではのアピールポイント
― まず、この作品に出演が決まった際の心境から教えてください。
長野:またお芝居ができる機会を用意していただいたことがすごく嬉しかったですし、原作や台本を読み進めていく中で、他に類を見ないような面白い作品で、魅力が散りばめられていたので、そこを綺麗に描きたいと思いました。
藤林:初めて挑戦する作風で、独特な設定がすごく新鮮でした。演じてみたいと思える役だったので、お話をいただいてから現場に入るまで、とても楽しみにしていました。
― 「他に類を見ない」とのことですが、BL作品が多く実写化されている中で、お二人が思う本作ならではのアピールポイントはありますか?
藤林:服飾の学校の話なので、名前の通り「PUNKS」のファッションと、「TRIANGLE」の三角関係の部分です。
長野:そうだね。他の作品に比べて、服飾の詳しいこともかなり細かく描かれているので、丁寧に演じたいという思いがありました。千明くんの推しであるアイくんに出会って、恋をするという夢みたいなストーリーなので、皆さんの推しを思い浮かべながら一緒にキュンキュンしてほしいです。
◆長野凌大&藤林泰也、日々の生活に取り入れた役作り
― どのように役作りをしていきましたか?
長野:千明くんはどこまでもピュアで、アイくんが大好きすぎて、ファッションを勉強し始めて、服飾学校にも入ってしまうくらいアイくんしか見えていないキャラクターなので、アイくんに対する気持ちをまっすぐ描きたいと意識して作品に挑みました。
藤林:アイの日は、アイにできる限り近い格好にしていて、朝家を出るときからバンドTシャツなど、劇中で着ている衣装に似たパンクテイスト風なものを着て現場に入っていました。
― 役との共通点や、演じるうえで難しかったことはありましたか?
長野:僕もこの仕事に就いてから「こうなっていきたい」という夢が明確にあって、それだけを求めて日々生活しています。千明くんにとってはそれがアイくんにお洋服を着せてランウェイを歩いてもらうことで、不器用ながらもまっすぐに進んでいくところが、自分と似ていると思いました。僕は手先も不器用なのですが、千明くんは手先がすごく器用なので、いかに器用に見せるか、服飾学校の中でも優等生な部分を違和感なく見てもらえるように意識していました。
藤林:2人とも似ていない部分の方が多くて、どちらかというと正反対なのですが、演じるうえで似ている、似ていないかはさておき、恥ずかしさや、初々しさなど、自分の中でも出てくる感情を活かして表現に繋げました。アイは指輪をジャラジャラ着けているのですが、僕自身、普段からアクセサリーをよく着けていて、気分が上がるので、アイを演じるときもアクセサリーで気分を上げています。江永は地味な格好をしているのですが、僕もコンタクトから眼鏡にすると地味な雰囲気が出ます。オシャレをしているときはすごく綺麗なのですが、寝起きは本当に誰か分からないくらいになるので、二面性があるという意味で、似ているのかなと思います。
長野:どこの二面性?
藤林:メイクさんや衣装さんのおかげで、やっと俳優・藤林泰也になれる気がします。寝起きは江永っぽく、現場ではアイのように見える(笑)。それくらい人が違って見えるんです。
長野:自分でも違うと思うのは相当違うんだね(笑)。
― 演じ分けで大変なことはなかったですか?
藤林:歩き方など、使う筋肉が違うというのは一つありました。アイと千明、江永と千明の2つの距離感を意識したいと思っていたのですが、本人同士が仲良くなるにつれて、距離感があるシーンでも無意識に近づいてしまったり、呼び方も“くん”が抜けてしまったりしたので、演じる際には意識して作品の時系列を守るようにしました。
◆長野凌大&藤林泰也、色っぽいシーン撮影秘話
― ドラマでは、指を舐めるなど、色っぽいシーンも多いですが、そのようなシーンはどのように作り上げていきましたか?
藤林:僕が1年分くらい手を洗いました(笑)。衛生面には本当に気をつけて、センシティブなシーンでもあるので、お互いにケアをしつつ、無理のない範囲で撮影させていただきました。
長野:初日の1発目が指のシーンだったよね。
藤林:そうだね。
長野:最初にあのシーンがあったからこそ早く仲良くなれたのかもしれないです。
― キスシーンもありますが、どのような心境で撮影されましたか?
藤林:綺麗なキスシーンにしたかったよね。
長野:それは2人の共通認識でありました。ただのキスシーンとして描くよりも、作品の中でアクセントになる効果的なシーンとして、美しいシーンになってほしいと思っていました。
★後編に続く!
(modelpress編集部)
◆長野凌大(ながの・りょうた)プロフィール
2003年7月16日生まれ、静岡県出身。
◆藤林泰也(ふじばやし・やすなり)プロフィール
1999年2月20日生まれ、京都府出身。2018年「第31回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」にて、ファイナリストに選ばれ芸能界入り。「恋愛ドラマな恋がしたい~KISS or kiss」(ABEMA/2021)、「仮面ライダーガッチャード」(テレビ朝日/2023)などで注目を集める。ドラマ、映画のほか、「ハイキュー!!」(2023、2025)など舞台でも活躍。「忠臣蔵」(12月12日~)の公演が控えている。
◆「PUNKS△TRIANGLE<パンクス・トライアングル>」あらすじ
高校3年生の時、純浦千明は友達の付き添いで見たファッションショーでカリスマモデル・アイと出会い、衝撃を受ける。
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