【モデルプレス=2026/02/20】俳優の福士蒼汰が主演を務めるフジテレビ系火9ドラマ「東京P.D. 警視庁広報2係」(毎週火曜よる9時~)に出演している草川拓弥(くさかわ・たくや/31)。初回で亡くなっていることが明らかになり、視聴者に衝撃を与えた伊澤嘉人を演じる彼に、役作りや現場でのエピソードを聞いた。
【インタビュー】

◆福士蒼汰主演「東京P.D. 警視庁広報2係」

本作は、広報と捜査現場の刑事の意地とメンツ、対立と葛藤を描く完全オリジナルストーリーの社会派警察ドラマ。タイトルにある“P.D.”は、Police Departmentの略で、リアリティーにこだわり抜き、広報という立場で事件解決に向けて奔走する姿を事件発生時のメディアの裏側とともに描く。

草川演じる伊澤は、安藤直司(緒形直人/回想:緒形敦)が捜査一課にいた頃、目にかけていた後輩だったが、ある出来事がきっかけで物語を大きく動かす。初回放送で伊澤は亡くなっていることが明らかになった。

◆草川拓弥「東京P.D.」久々GP帯ドラマ出演 今までとは違う作品の捉え方

― 本作のお話を聞いた際の印象を教えてください。

草川:刑事ドラマはたくさんありますが、僕が観てきた作品の中でも広報課を中心とした作品は初めてだったので、すごく新鮮でした。正直難しいところもありましたが、読んでいて楽しかったです。今までの作品だと役を中心に作品を考えてしまう部分もあったのですが、今回の作品は読んでいる段階から一視聴者のような感覚で楽しめましたし、広報課のお話はどうなっているんだろうという楽しさがありました。この作品として一つになっているような感覚で、すごく読みやすかったです。

ゴールデン帯のドラマに久しぶりに出演することができたこともあり、刑事ものなので身の引き締まる思いで現場に臨みました。撮影が進んでいる時期からの参加だったのですが、作品のテイストとは違って、明るく和やかに進んでいる現場の居心地が良くて、とてもやりやすいなと思いながら現場に入ったのを覚えています。

― 警察組織の面白さや意外な点はありましたか?

草川:今回は広報課のお話だったので、記者さんとの密なやり取りやある種新しい独特な信頼関係があることを知れたことがすごく新鮮でしたし、「こうやって情報が世に出ていくんだ」「決定権はそこなんだ」とすごくリアルで臨場感があると思いました。


◆草川拓弥「東京P.D.」キーマン演じる心境

― キーマンである伊澤はどのような人物だと捉えていますか?

草川:とても正義感が強く、実直に物事を捉えながらまっすぐ生きていく人物なのかなと認識しています。自分でキーマンと言うと、少しゾワゾワとするような感覚がありますが、誠心誠意全うできればと思っています。

― 役作りはどのようにされましたか?

草川:僕は広報課の役ではないですが、広報課の仕事の流れや捜査一課の捜査員としての日頃の生活を自分なりに調べました。

― ビジュアル面でのこだわりはありましたか?

草川:日常を描くシーンはラフですが、スーツを着て、髪もきちっと分けているスタイルなので、刑事ものならではの作品のイメージに寄り添っていきました。

― 監督からはどのような演出がありましたか?

草川:出演部分は多くはないものの、一瞬のセリフや表情だけで人物像が想像できる役だなと感じていました。イメージのすり合わせも、そこまで深くしなくても意思疎通できているのかなと勝手に思っていたので、監督に質問して答え合わせができた感覚でした。持っていたイメージが、そんなに「違うよね」とはならなかったです。あまり多く出演しないシーンだったので、想像力を働かせるしかなく、逆に自由にできた部分もあるのかなと思います。

◆草川拓弥にとっての役者の在り方

― 想像力で役を膨らませるのは得意な方でしょうか?

草川:得意かは置いておいて、好きで楽しいです。それが役を生きることだと思いますし、その期間はものすごくいい意味で疲れるのですが、カメラの前でちゃんとその役でいることが自分にとっての役者の在り方ですし、そうでありたいと思う部分でもあるので、毎回大切にしていることです。最初にイメージを出すときは、解釈違いもありますし、どの現場でも緊張や不安はもちろんあります。

◆草川拓弥、本格的な刑事役初挑戦で感じた醍醐味

― 本格的な刑事役が初めてとのことですが、刑事ドラマの現場だからこその醍醐味はありますか?

草川:いつもよりもスーツを着るときの感覚が違うのかな。
僕はスーツの役がすごく多くて、今までいろいろなスーツを着てきましたが、刑事作品で着るスーツはいつも以上に「しっかりしなきゃ!」と気の引き締まり方が違う感覚があります。元々僕は「踊る大捜査線」(フジテレビ系)が大好きで育ってきて、たまたま見返していたタイミングでこのお話をいただいたので、びっくりしました。「踊る大捜査線」では広報課には触れられていないですが、お話をいただいてからは「このシーンに広報課はいるのかな」と考えながら観るようになっちゃって(笑)。団結もそうですが、張り詰めた緊張感とちょっとした緩和の部分みたいなところが刑事ドラマの面白さであり、醍醐味だなと思います。

― 「踊る大捜査線」を見返したのには何か理由があったのですか?

草川:昔から家族で好きだったので、なんとなく観たいなと思って見返していました。

― フジテレビ繋がりでもありますね。

草川:すごいですよね!だからびっくりしたんです!

◆草川拓弥「東京P.D.」で嬉しい再会

― 共演者の方とのエピソードを教えてください。

草川:吉川愛さんは、以前別の作品で共演して以来、久しぶりにお会いできました。皆さんが現場に入られる前に朝イチで自分の撮影が終わってしまうこともありましたが、違う作品でご一緒した方とは、同じシーンではなくても控え室でメイクしているタイミングで「お久しぶりです」とご挨拶できました。個人的に嬉しかったのは、僕の昔の作品を撮っていてくれた監督との再会で、どの現場に行っても昔共演していた方が一緒だと心強いです。

― 安藤の若い頃を演じる緒形敦さんとの撮影はいかがでしたか?

草川:お互いサッカーが好きという共通点がありました。休憩時間のときにスマホでサッカー観戦しているのをちらっと見たので「サッカー好きなんですか?」と話しかけたのですが、「もうちょっと話を広げたいな」と思ったタイミングで僕だけ呼ばれてしまったんです。
控え室に戻ったときには帰られていたので、あまりそこから深い話ができませんでした(笑)。あとは、伊澤が亡くなるシーンの撮影のときは、目をつぶって何も喋っていなかったので、今振り返るとコミュニケーションをとる時間がなかったなと(笑)。

◆草川拓弥が語る「東京P.D.」の魅力

― 珍しいタイプの刑事ドラマですが、本作の魅力を教えてください。

草川:視聴者の方には広報課のことを知ってほしいなと思いますし、伊澤はどんな人物でどんなことがあったのか、話が進むにつれてだんだんと明かされていくので楽しみにしていてほしいです。

― ありがとうございました!

(modelpress編集部)

◆草川拓弥(くさかわ・たくや)プロフィール

1994年11月24日生まれ、東京都出身。メインダンサー&バックボーカルグループ・超特急のメンバーとして活躍。テレ東系「みなと商事コインランドリー」(2022)でドラマ初主演に抜擢。近年の主な出演作は、テレ東系「ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!」(2024)、MBS「あやしいパートナー」(2025)、カンテレ系「地獄は善意で出来ている」(2025)、映画「栄光のバックホーム」(2025)など。2026年1月期は「東京P.D. 警視庁広報2係」のほか、テレ東系「俺たちバッドバーバーズ」(毎週金曜深夜24時42分~)、テレビ朝日系「ぜんぶ、あなたのためだから」(毎週土曜よる11時~)の3作品に出演している。

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